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ゆず色時間

日々の出来事、毎日のお弁当、料理やお菓子など作った物の記録。日々思うコト書いてます。独り言と日記&雑記帳デス。

夏の日の小さいゆずか

2010-08-26 23:18:59 | ちょっと思うこと
夏の思い出もう一つ。

祖父の家にはリンゴの木があって、子供の頃よく木登りしました。
少し登ったところにイイ感じに枝が横に伸びていて、そこへ座って下を見たりしてました。

本人、キャンディー キャンディーの主人公(よく木に登るシーンがあったのね)のような気持ちになってたのね。

りんごの木だから、毛虫とかいただろうに、よく登ったものだと、小さいゆずかに感心する大人のゆずかです。

夏休みのある日、泊まりに行ったゆずかは祖父の家に1人でいました。

祖父の家は農家で、昼間は近くの田畑に行ってます。
一緒に泊まってる妹は、祖父たちについて田畑に行ったのか、昼寝でもしてたのか、とにかくゆずかは1人で退屈でした。

それで庭に出て1人木に登りました。

いつもの枝に座ります。

木の近くに物干し台があって、足の下に洗濯竿。干してあるタオルやシャツが夏の風に揺れてます。


木の上にも風が吹いてて気持ちいい~

木の上にもから庭を見下ろしてあれこれ考えるゆずか。

すると木下から
「ワン!ワン!」
どこかの犬が木の下で吠えてます。

「!!!」


犬が怖くて下に降りられないゆずか。

家には誰もいません。


どうしていいかわからず泣きそうです。

「このままずっと木から降りられなかったらどうしよう…」
そんなこと考えます。

犬はずっと吠えてます。木に登ってるなんて不審者だしー。小さいゆずか

「誰か早く帰ってきてー!」
スカートが風に揺れてバサバサいってます。

靴がぬげそうで不安です。
「おじーちゃーん!おばーちゃーん!」

犬が木を登ってきたらどうしよう(んなことあるかーい!)そんな事が頭をよぎります。

そしてゆずかは、





と、



私の記憶ここまでしかないのです。


まっ…庭にある木だし、おじか誰か戻ってきて降ろしてくれたのか、犬がどっか行ったのか。無事何事もなく下に降りることができたのです

このあとかどうかわからないけど、家の中でカルピス飲んだ記憶があるんだけど…

漫画のような夏の少女の思い出ですね昔は野良犬ってけっこういたのよね。




この後くらいから木登りはしていません。ていうか体型的に登れない…ムリー!

いまはもうそのリンゴの木もありません。



遠い遠い昔のお話でした