図書館BOOKレビュー

河内のおっさんですわ。おっさんが宿題で読書感想文を書いてます。

9月も厳しい残暑でしたね、読書メーターのまとめです(2023/10/01)

2023年10月01日 | 読書レビュー
9月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2151
ナイス数:537

ぼんぼん彩句ぼんぼん彩句感想
○枯れ向日葵>しっかり種を貯えたのはアツコさん復活の象徴かなぁ○鋏利し>びしっと刎ねちゃいましょ、目を覚まさせるためにも○プレゼント>幸運のリスはアタル君かも○散ることは>お姫様は戻ってくるのか幸せになるのか誰もわからないよ○異国より訪れし>お父さんの決断に拍手○月隠る>怖い世界でも頼りになる家族がいるのは幸せ○窓際のゴーヤ>虫歯も嫉妬もゴーヤが守る○山降りる旅>観てる人はちゃんと見てるらしい○薄闇や苔むす>きっと虫メガネでトカゲ観察してたんやで、お母さん
読了日:09月28日 著者:宮部 みゆき
君のクイズ君のクイズ感想
TVのクイズって、先読み深読みが勝敗に大きく関与してくるってことやね、特に早押しなんかはねぇ。それはなんとなくわかってたけど、このアホなおっさんでもね😅百人一首の一文字目で解るっていうのと似てるんかなぁ、まぁあれは技もあるけど😅クイズ王伊沢さんの本もおんなじようなこと書いてるのかな、いやあんまり読みたくないけど……ただ、彼女の〝話があるんだけど〟の答えはだいたいわかりますよねー🧐小説いっぱい読んでる、読メのお仲間さん達は🥲これが君のクイズやったんかなぁ、簡単すぎるでしょ。他に意図もあるんかな?
読了日:09月25日 著者:小川 哲
始まりの木 (小学館文庫 な 13-8)始まりの木 (小学館文庫 な 13-8)感想
夏川さんの文庫新刊を図書館で見つけた😝ちょっと暗めの本が続いたんで、この人やったらほのぼの気分になるかなぁって思って借りてみると、やっぱりビンゴ❗️でしたー🤣修士課程の学生と指導教官のコンビはサイコーで、的確にツッコミ入れてくれる博士課程の先輩や周りに登場してくれる人生の先輩方も、ほんわかした不思議な出来事にも癒されるお話しでした。それに栗原先生は出ませんでしたが、進藤先生は脇を締めてましたねー、もしかして松本市やったからかな。美味しそうな料理もお酒🍶もやっぱり欠かせませんね😝
読了日:09月24日 著者:夏川 草介
罪の境界罪の境界感想
うん、なかなか読ませる話ではあります。ではありますが、ノンフィクションライターの行動は警察もしくは検察の仕事ではないかって感じてしまう。公判維持には動機の詳細が必要でしょ。この話では私人ばかり動いてるので、本当ならこんなに聞き込みはスムーズにはいかないでしょって、身も蓋もない言い方でごめんなさい。被害者の望みの方は恩人の最後の言葉を伝えないと生きる希望が生まれないというのは理解できます。こっちメインでよかったんでは?と上から目線のレビューでした。
読了日:09月18日 著者:薬丸 岳
探偵の探偵 桐嶋颯太の鍵 (角川文庫)探偵の探偵 桐嶋颯太の鍵 (角川文庫)感想
探偵の探偵は初読みです😆松岡さんQにしても千里眼にしても高校事変(これは読んでます)にしても多すぎてどっから読んだらええねん😖というわけで、敬遠しておりましたが、どうも新章ぽいので手を出してみました😆初めてと言えど、高校事変によく出てくるお名前もあるので親近感はあります。ただし生きてる人が多いのに戸惑っております。同じ時期に結衣さん達たくさんやっちゃってるのに😅
読了日:09月16日 著者:松岡 圭祐
鬼談 (幽BOOKS)鬼談 (幽BOOKS)感想
「うわ~ヤダなぁ~」「変だな~変だな~」「怖いな~怖いな~」(稲川淳二ふうに)😢というお話しがいつも通り、今回はエロティックな想像が膨らむ第一話から始まります。ここには又一も京極堂も弔堂も出てきません、この世に不思議なものはないんだよって言ってくれる人は居ません🧐そう言ってる伯母さんは居ますが、その人も……🥹鬼、とは人が為るものなのか。逢えないのは為ってしまうからなのか、自分が😱 ヤダなぁ~怖いな~
読了日:09月06日 著者:京極 夏彦
つまらない住宅地のすべての家つまらない住宅地のすべての家感想
とある路地を挟む住宅街の人々による群像劇でした。荻原浩さんがこんな話、得意やったような気がする。この手の話には、どちらかといえばちょっとだけ苦手なところあります。なんでか〜といえば、誰がどの家の人なんか?この人誰の家族?ひどい時にはこの人の性別は?ってもう扉に戻ってめっちゃ確認しながら読みます。大阪人得意の〝いらち〟としては、こんなんあかんでしょ🤣津村さん、大阪のお方やのにって、……逆恨みっちゅうねん😓(続く)
読了日:09月03日 著者:津村 記久子

読書メーター

暑かった2023年8月の読書メーターまとめ

2023年09月03日 | 読書レビュー

8月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2565
ナイス数:653

光のとこにいてね光のとこにいてね感想
なんか気に入らん話や❗️何がやりたいんや❗️ネグレストと少女特有の水玉病?と弟くんの中二病?自分よりあかん価値観の影響受けてるんやんか。何でもっとすごい人の価値観見ることせえへんのんか。地に足つけて生活してる新宮のおいやんとかDr.コトーやってる兄いちゃんがすぐそばにおるやないか、こんな終わり方いやや❗️……と言いつつ時間忘れて読んでしまいました。が、どうも腑に落ちてない気がする😅最近ちょこちょこ読んでる漫画「えむふじんがあらわれた」5人家族の健全さに影響されてるかな😆
読了日:08月28日 著者:一穂 ミチ
書楼弔堂 待宵書楼弔堂 待宵感想
最初から弔堂に行ったらええやん、とはいえ道案内できないからしょうがない😅/この人はあの人やんって登場したあたりから見当つけるのが楽しい。ただ語り部は中々難しい、最初は岡田以蔵かと、いやいや会津らしいから違うかとか。こんな読み方邪道ですかね😂/内容は現国会議員には頭が痛い問題ばっかり、明治から『改良』はされてないようです。「誰が天辺に居ようと」…これは憲法を誰が作ろうが正しいものは正しいと同意語かと思う。弔堂も戦争反対はぶれない、京極さんも。甘酒屋さんはとうとうわかりませんでした。そらそうやね😆
読了日:08月23日 著者:京極 夏彦
みとりねこみとりねこ感想
どっかのブログかSNSで書いたんやけど、昔うちに居た黒猫🐈‍⬛は、子猫を産むとき一匹産んでは知らせに来て良かったね〜っていって側を離れて(あんまり見てると良くないって聞いてたから)、しばらくするとまた呼びに来て、を繰り返して結局3匹くらい産むまで見ながら背中撫でさせられました😆2匹は貰われ、残った、海苔の缶開けるとどこに居ても飛んでくるキジトラ🐈は、母ネコとうちで育っていきました。……もう何十年も経つけど、ネコたちが居る本読むと思い出します😄
読了日:08月19日 著者:有川 ひろ
いつもの木曜日いつもの木曜日感想
大人の絵本みたい。当然文字多いですが😄こんな本は、図書館で借りるより読んだあと、ちゃんと本棚に置いときたいですね。ミニチュアやフィギュアと一緒に。と言いつつわたくしにはフィギュア集める趣味は全くないのですけどね😆晴れた日にリビングでマーマレードスコーンとお茶しながら、おしゃれに読みたいもんです😄
読了日:08月19日 著者:青山 美智子
名探偵の生まれる夜 大正謎百景名探偵の生まれる夜 大正謎百景感想
桃太郎のノリで読み始めたら、なんの何の、がっつり読み応えある連作短編集です。大正時代の女性たちがほぼ主役です(ハチ公さんはオスのようですが🧐)時代の中で輝きを放った人ばかりでなく志半ばで散った人も市井の人もこの本の中ではみんな活き活きしてます。素敵な人ばかりですが、この人たちの理想は現在でもまだまだ道半ば。みんな、おじさんもおばさんも頑張りましょね。サイダー持って😆でもこの本直木賞あげたいくらい💮
読了日:08月17日 著者:青柳 碧人
隠れの子 東京バンドワゴン零 (集英社文庫)隠れの子 東京バンドワゴン零 (集英社文庫)感想
おやおや小路さんの時代小説です。人物とお話しの流れは、確かに東京バンドワゴンです😆ただし、さすが江戸時代が舞台だけあって、いっぱい人は死にます。作家生活の憂さ晴らしのように🤣テレビの時代劇かっ😅悪人の元締めがまだ居そうなんで続編あるのかなぁ、〝るう〟ちゃんのお輿入れもありそうやしね。でもなんか宮部みゆきさんが醸しだす不思議話の匂いがプンプン、この〝堀田州次郎〟の鼻を思わせる読者をみくびるなって言ってしまいましょう🤣これ面白い設定でした、楽しみにしときます。
読了日:08月11日 著者:小路 幸也
名もなき本棚 (集英社文庫)名もなき本棚 (集英社文庫)感想
星新一さん超えたかな。そんなこと思うほど確かに三崎亜記さんを感じさせられました、いつもの長編をググーっと煮詰めたようで😆凡人のわたくしめにとっては、この感性と想像力は桁違いで、狂おしく怖いほどドキドキさせられます。最後、The Book Dayが圧巻です、すごくロマンチックです。ともあれ、まるで〝鼓笛隊〟が突然プガチャカブガチャカ目の前を通り過ぎたみたいな衝撃でした〜🤣
読了日:08月07日 著者:三崎 亜記
クロコダイル・ティアーズクロコダイル・ティアーズ感想
謎解きでもなく犯人探しでもなく一風変わった作品のように思える。疑心暗鬼になる気持ちもしょうがないかぁとも思えるけど、腹割って忌憚なく意見聞いたらええやん、とも。「博士の愛した数式」みたいに、覚えてられへんような病かなとも考えたけど、それも違うしね。あーん🥲ネタバレせんように書くのんでけんやん。この奥さんは、ハラスメント抜け出すことはできんけど、めっちゃやり手やん……ということで、今えらい矛盾感じてレヴュー終わります😢
読了日:08月03日 著者:雫井 脩介

読書メーター


2023年7月の読書メーターまとめ

2023年08月03日 | 読書レビュー
7月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2904
ナイス数:554

剣持麗子のワンナイト推理剣持麗子のワンナイト推理感想
最終話の始まりは、民俗学ミステリか、と思わせやっぱりいつもの麗子センセでした。センセは徹夜続きで大変やね〜よくそんなんで推理する頭まわるもんやと感心🤨ホストの助手くんは今後も関わりそうですなぁ。ワトソン?ではなくこき使われそうなので少年探偵団の小林少年か🤣それとも、このまま消え去るのかなぁ。じいさん会長が麗子センセの天敵になりそうな感じもあったりするので、ホスト助手くんがええアクセントになると思うんですが。……知らんけど😓
読了日:07月30日 著者:新川 帆立
白い兎が逃げる 新装版 (光文社文庫 あ 42-5)白い兎が逃げる 新装版 (光文社文庫 あ 42-5)感想
文庫新装版が図書館の新刊棚にあったので借りてきましたが、初出はもう20年も前やそうです。時間が経っても色褪せずと言いたいとこですが流石に今となってはレトロというか有栖さんの愛読者にとっては懐かしい本でしょうね😆4編載ってましたが大阪在住のボクには、土地鑑ありありで、特に表題作は南海、JR阪和線沿線に暮らしているのでハルカもラピートも(ついでに新快速も🤣)お馴染みなのでトリックは明らか。謎解きを誰かに自慢したくて……そんな読み方で楽しい時間を持たせていただきました。
読了日:07月27日 著者:有栖川有栖
高校事変 13 (角川文庫)高校事変 13 (角川文庫)感想
姉妹最強の女子高校生現る!と言うとこですね😆結衣さんはアドバイスだけで凛香ちゃんにお任せです。タイトル通りのヒロインは、まだ1年生やから卒業までは華麗な闘いはもっと続きそう🧐(Qシリーズ超える?)その中で悪に目覚めそうな美少女が不穏な感じですね、うん。それにしても、まぁ悪い奴らを次から次へと登場させて、どこまでやるのってな感想。おじさんたちは相変わらず助けてもらうばかりやのに偉そうな口叩いてる、たまにはええカッコさせてあげて🤣
読了日:07月22日 著者:松岡 圭祐
大鞠家殺人事件大鞠家殺人事件感想
明治後期から第2次大戦末期の頃ならではの探偵小説。大阪に暮らした者にとっては楽しい本ですけど、他の地方の人は入り込みにくいかも🤔そんなことないですかね。まあ細雪も名作として認識されてるからええのんですかね😆それは置いといて難波パノラマ館はどこにあったん?ネットにある数少ない写真見ると、今のNGKと南海電車との間あたり?舞台の船場からも歩いていけるやん、舟乗るってボンボンは贅沢やん……と、一応ネタバレならんようににごしときまっけど2段組360ページの割にあっという間に時は過ぎました。おもしろおまっせ🤣
読了日:07月19日 著者:芦辺 拓
競争の番人 内偵の王子競争の番人 内偵の王子感想
やっぱり、こういうほんわかミステリは好みやねぇ😄しかし、せっかく九州に赴任したのにシロクマアイス食べてなかったな。鹿児島ちゃうかったからなんかな?王子さまとはロマンスにも至りませんでした、東京から茶々入れられたし、桃園さんみたいな事情通が居たらお見通しやし、天敵もご心配らしいのです。さて、次回からは公取委(商売の敵😅)は東京で活躍しそうです。
読了日:07月16日 著者:新川 帆立
地図と拳地図と拳感想
圧倒されて感想も何もかも全部薄っぺらくなりそう😞現代で考えたら日本軍だけでなく八路軍もソ連も悪逆を繰り広げてる。よって戦争は悪🤨この本の当時行われた中国共産党の(一部?)自己批判という洗脳を真似した日本の内ゲバとか軍の封建性とか反省教訓材料がたくさん🧐これも〝時間〟が教えてくれてるはずやのに、活かせられてるのか。昭和天皇の心のうちは未だに誰も計れてない、主人公の1人細川さんのつぶやきが直接みられるSNSがあったらどうなってたかな。軍隊にフェイクニュースやって決めつけられてるかな🥲
読了日:07月15日 著者:小川 哲
シーソーモンスター (中公文庫 い 117-2)シーソーモンスター (中公文庫 い 117-2)感想
嫁姑問題か、なんやつまらん💢と怒ってましたが(当事者は大変ですが🥲)、いやはやなかなか引退したスーパースパイ2人の丁々発止がめっちゃおもろいやんか😆逆に仲良さそうで、2人は無敵で楽しかったねー。それと、まさか近未来の2部目にも登場するとは、しかも腕は衰えない強者です。ただ〝スピン〟の方はややこしさが増してついてかれへんやん、結局AIの暴走は止められへんし機械やから壊れるかもって、ちょっと怖い展開ということかな😨
読了日:07月03日 著者:伊坂 幸太郎

読書メーター

2023年6月の読書メーターまとめ

2023年07月03日 | 読書レビュー
6月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:3840
ナイス数:807

先祖探偵先祖探偵感想
ジーニストによる日本グルメ探訪記です。……うそです。ごめんなさい🙇‍♀️オカルトっぽいタイトルですけど、それ関連は1話だけ。ルーツ探しがメインですね。そこに社会的矛盾を突いた後半です。戸籍が無いとわかってるならなんとかして作っていく方向に向かうのが行政のあり方でしょう。突き放して国のサービスを受けさせない😠現、政治のまずい一方的な判断ですよね。…あっ、過激的なこと書いてる?おじさんはリベラルです😆ただ、戦争はこんな事にも影を落としてますよって作中で表現して、シリアスさも出てるように思います。
読了日:06月26日 著者:新川 帆立
【2022年・第20回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来 (『このミス』大賞シリーズ)【2022年・第20回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来 (『このミス』大賞シリーズ)感想
YouTubeを運営してるVtuberとかITに関する特許とか、初音ミクやらキズナアイとかが出るミステリ……どんなわけわからん話か、魑魅魍魎が出てくるのかとスコシフアン(SF😆)ながら読んでみると知識不足のおっさんでもわかりやすく書いてくれてました😆ヴァーチャルと言えど生身の能力ある頑張ってるひとが作るものが、最終的には愛おしく価値あるものになっていくんですよ、テクノロジーも機械もひとが作ってるんですよ、というようなことが言外にあるみたいですね😀知らんけど!←これ無しではかっこええこと言えないのです
読了日:06月25日 著者:南原 詠
俺ではない炎上俺ではない炎上感想
あー悔しい🤣読み始めはSNSの未確定、真贋不明の情報を闇雲に信じて煽り、自分が正しいと曰うネット民にイライラ💢これは新手のイヤミスちゃうのって感じるおじさんでしたが(因みにインターネットは初期からやってて、そこそこわかるおじさんです😆)そんなことを思ってる間にいつのまにかミスリードにハマってしまってました😓こんなに使い古された手法なのにまんまとひっかかってしまい顔も上げられません💧やっぱり悔しい!誰か粗探ししてくれません?いやジョークですがそれほど楽しいミステリです😆
読了日:06月24日 著者:浅倉 秋成
北緯43度のコールドケース北緯43度のコールドケース感想
これはもう大満足ですよ。縦割り社会の組織は、もう警察ミステリでは定番になってて、そんなに響くものではないし、何故かキャリアはほぼ頭の悪い出世しか頭にないような集まりに少人数の切れ者が登場。というこれも定番感が半端なく……と悪口ばっかりのようですが、組織的にはマイナー組やけど組織論を専門とした素養がある主人公が孤軍奮闘でアホな上役をやっつける爽快感がずっと勝ります。さすが乱歩賞🏆
読了日:06月22日 著者:伏尾 美紀
パラダイス・ガーデンの喪失パラダイス・ガーデンの喪失感想
これすごいわ!湘南の架空の街で起きる群像ミステリ小説や🤔もう初めの方は、登場人物一覧に戻っては読み進みを何回繰り返したことか😅で、そこに持ってきてユーモアが散りばめられてドタバタ劇も楽しい。恩田陸さんのドミノにも負けず劣らずです。プラス謎解きも大変。さらに強烈などんでん返しが最後に待ってました🤣こんなん欲しいって希望があるとすれば、管理官にお灸を据えるのはサンバイザー二村さんにやってほしかったな😆若竹七海さんは2冊目かな。葉崎市シリーズやったんや、無知です😅
読了日:06月20日 著者:若竹 七海
此の世の果ての殺人此の世の果ての殺人感想
もうすぐ人類が滅亡するという瀬戸際に殺人事件を追うという設定、どうかしてるぜ😅って思いましたが敏腕の元刑事は自分の信念をもとに犯人を特定していく、そんな時やから警察もあてにならない、さあどうするって面白い状況でした。ただねえ、登場人物が少ないからすぐ特定できるよねえミステリファンやったら。いやいやそこは作者の腕の見せ所🤔楽しく、もう後何週間かの命やと思って読ませてもらいました😆気になった点は、犯人の動機にはおやっって感じ。SF大作ではないのでブルース・ウィルスもウィル・スミスも出てきません🤣
読了日:06月18日 著者:荒木 あかね
おいしいごはんが食べられますようにおいしいごはんが食べられますように感想
芦川さんはやっぱりキライです😅守りたくなる存在って、赤ちゃんやペットでもあるまいし、職場のおっさんたちみたいに骨抜きされるのは、ちょっと我慢できへんかな🤔何気に冷たい態度とられる方が好み……とマゾみたいな発言してます。かと言って押尾さんのように思わせぶりされたら、イチコロのおっさんですがね😓まぁ美味しい料理は好きですけどね、押し付けやこだわり過ぎは逆に引いていくのはわかります。まるで〝夢の国〟をみんながみんな存在全てを賛美するみたいに……あっそんな目で見んといてね😢
読了日:06月16日 著者:高瀬 隼子
致死量未満の殺人致死量未満の殺人感想
舞台は吹雪のなかで身動き取れない豪華別荘です。今にも阿笠博士が運転する車でコナンくんはじめ少年探偵団の一行が一晩泊めてくださいっていうシチュエーション 😅そんな中で殺人事件が起きるのです。とは言ってもコナンくんは登場しないので謎解きは告白に委ねられますが、ところがどっこい(誰やあんた😓)さらに謎は深まり……ってなことのようです。もうアガサ・クリスティ賞あげるしかないやん。かの有名な代表作と……〝そして誰も〟ではないです。いやネタバレすぎるな、ごめんなさい🙇
読了日:06月15日 著者:三沢 陽一
ドラゴンフライドラゴンフライ感想
エピローグは少しホラー風、初読作家さんなので、そんなふうに思ってしまったけど、がっつり警察ミステリでした。巨大トンボとか携帯電話📱とかはまぁこんな親父でも想像できましたけど、大きな謎はどんどん嫌ミス系統へと漂っていきましたね。ただ登場する4人の刑事さん達のキャラはほのぼの系で良かった。家の鍵🔑無くすのは大失態ですよ、しかもゴミ袋かぶってたら、思い切り不審者ですやん😅こんな正義感溢れる4人の推理と捜査は、なかなか楽しかったです。
読了日:06月13日 著者:河合 莞爾
四日間家族四日間家族感想
SNSを駆使した話。期待にはちゃんと最後にはきっちり円満解決で応えてくれる川瀬さんやな🧐個性的な4人組は、ネットに強い2人と弱い2人、得意な範囲をそれぞれ持っててチーム分けできてるので、安心❤️(何、このらしくない絵文字はw)主役を追っかけてくるヤクザはいつ出てくるんかなぁって思ってたら、SNS自己顕示欲が強いおばちゃ、いや女性も加わって、はちゃめちゃ。プラス新喜劇ばりのラストシーンは笑い泣きでしたねー🤣めでたしめでたし。
読了日:06月10日 著者:川瀬 七緒
月曜日は水玉の犬 (単行本)月曜日は水玉の犬 (単行本)感想
なぜか恩田陸さん続いてます。またエッセイです。いろんなジャンルで頭はぐるぐる、書いてあるそのほとんど97.58%は知らない人や本ばっかり(数値については主観的であり統計データで解析したわけではございません😅)ただ、うんうんとうなづけるのは、「……やはり手塚治虫は偉大である。」p143の一行のみと言っても過言ではありません。🤣もうフィクションとして読ませていただいたようなもんでした。〝夢なんか起きたらもうほぼ覚えてないもんね、ワシら〟とエッセイの達人、椎名誠ふうに締めくくり😆
読了日:06月07日 著者:恩田 陸
日曜日は青い蜥蜴日曜日は青い蜥蜴感想
エッセイ集、著者の読書量にちょっと圧倒されてます。読むスピードとテクニックが違うのかなあ、いや映画なんかは観る時間は一緒のはず、音楽や芝居も。それとも早送りで観てるんか😑そんなことないですよね。ともかくユーモアもまじえた本書に触発され図書館で2冊借りてきました😆そして、これまでロシア文学を敬遠した理由が判明いたしましたm(_ _)m
読了日:06月02日 著者:恩田 陸

読書メーター

2023年5月の読書メーターまとめ

2023年06月01日 | 読書レビュー
5月の読書メーターまとめ
読んだ本の数:5
読んだページ数:1713
ナイス数:413

薔薇のなかの蛇薔薇のなかの蛇感想
恩田陸さんの本でエンディングを気にする読者さんたちはちょっとご満足いただけるんでは😄上司はマジェスティなのか、ジェームズボンドの上司と同一人物かという謎解きではないですね🤣よく考えてみれば、日本の工芸品・美術品であれば、価値あるものとは判るようにできてるんですね〜。ミステリを雰囲気だけ味わってるおじさんには、ホーなるほどってうなづくしかありません😓それとイングランドのシャーロックホームズでお馴染みのお天気と霧のどんよりした雰囲気が恩田ワールドとしっくりきてるような気がしました。
読了日:05月26日 著者:恩田 陸
つむじダブルつむじダブル感想
これって共著なんですよね。著者名はお二人なんで、そうなのかなと思っております🤔2部制かと読み始めたのに、どこが小路さん?宮下さん?宮下奈都さんは初めての作家さんです(たぶん😅)から文体も知らないんです、ただ全体的な雰囲気は小路幸也さんのよう。if...まどかちゃんバージョンと由一くんバージョンでしょうか。でも違和感はありません。が、〝秘密〟は残ったまんま、人生にはあったほうが良いのか、うーんどうでしょう🤣
読了日:05月22日 著者:小路 幸也,宮下 奈都
高校事変 XII (角川文庫)高校事変 XII (角川文庫)感想
あれ、いつもより長い?終わりそうと思いつつまだ残りページがあるのにちょっと戸惑いましたね。でもこれで結衣さんの大暴れもひと段落ですね🤣超人は10,000mからのフライトスーツなしで生還するんで、そこまでやるんか作者!という感じです。他にいっぱい伏線回収しました。お疲れ様でございます😅敵の弾に当たらず、ボスキャラがなかなかしぶといのは、ハリウッド映画の常識みたいなもんですかね。という事ですがまだ続きそうです、頑張ってなー凛香ちゃん😝
読了日:05月15日 著者:松岡 圭祐
明日は結婚式明日は結婚式感想
善人の善人による善人のための善人2人が結婚する前夜のお話。こんなめちゃくちゃ心優しい人たちの中でも群を抜いて変わり者なのは、やっぱり鈴木さん夫妻(久美さんの両親)ではないでしょうか🧐ただし、このお話には出番はありません。この人たちを主役にした本はないのかなと思わずにはいられません(あるかもしれませんが)気づけば、うん?我々はいったい何を読ませられたんでしょう🤣まぁ〝そんなに売れてない小路幸也さん〟は心が咎めたようで最後にちょっぴり酷い人間を登場させましたが、焼け石に水で猫ちゃんもあきれてるでしょう😆
読了日:05月12日 著者:小路幸也
なんとかしなくちゃ。 青雲編なんとかしなくちゃ。 青雲編感想
コレは、なんの本?タイトル見ると左前になった家業を立て直す話かと思ったけど浅はかでした。たまに挟む恩田さんのエッセイ風が楽しいし、ゆっこちゃんの活躍は、マーケティング戦略本なんかとも思い(途中ベストセラーの参考書は語りの吸引力がすごいとあったんで、そんな傾向はなきにしもあらず😄)ご本人も書いてる通り「女の一生」かもしれないし、もしかして日本史の教科書副読本かとも。まぁそれはないにしても、ワタクシとしましてはカケハシドクトリンを実現するための恩田さんの壮大な計画であってほしいかなと思います。
読了日:05月08日 著者:恩田 陸

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