図書館BOOKレビュー

河内のおっさんですわ。おっさんが宿題で読書感想文を書いてます。

2023年10月の読書メーターまとめ

2023年11月01日 | 読書レビュー

10月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:2240
ナイス数:441

鵼の碑 (講談社ノベルス)鵼の碑 (講談社ノベルス)感想
新書版のこの分厚さ、久しぶりでワクワク🤣でもやっぱり読み辛い、手の中で収まりが悪い、膝の上でもグラグラ、そしてbagが重い😂こんな艱難辛苦を乗り越えられるのも「不思議なものなど何もないのだよ」のセリフが聞きたいがため😆猨のコーナー(笑)が割とお気に入りです。京極堂さんはちょっとくどいですが一応主役やからね。それに色々現代への批判もたくさんで、中東問題も考えさせられるし、未だに天皇制や原発への信仰って残ってる。(基本は蒸気機関やのにね)神道、宗教、科学と現れて将来は数学(物理学)やと思います。
読了日:10月26日 著者:京極 夏彦
ペニー・レイン 東京バンドワゴンペニー・レイン 東京バンドワゴン感想
ここには善男善女美男美女しか出演しないので、もうテレビのホームドラマというより昭和の漫画ですね😆それに今更気づいたんやけど祐円さんが現れるころから事件は始まるんやなぁ。話の展開だけ知るには勘一じいちゃんが熱いお茶飲んでからでも内容わかるねんな、ということは各話14、5ページ分は小路さん楽してはると……いや、ここは外せんか😂ほいで(明石家さんまか)この調子やと相関図だけやなしに周辺地図も欲しいやん、とおっさんは思います。
読了日:10月22日 著者:小路 幸也
クロワッサン学習塾 (文春文庫 か 84-1)クロワッサン学習塾 (文春文庫 か 84-1)感想
図書館の新刊棚で見つけた初読みの作家さん、タイトルから連想する通りライトなミステリですけど、侮ってました、ごめんなさい。最終話は涙ちょちょぎれです😆元先生の気まぐれティーチングと思いきや見事なファシリテーターでした、そしてコーチングも確かでした…とカタカナまみれで誤魔化そうとして、嫌味なおっさんでごめんなさい🙏文学の専門家さん達は物足りないかもしれませんが、僕には感動大作ですね。ただ、先生・中年・無料とくれば怪しさ満載、警戒するのわかります、へんな世の中です。ここの深掘りは要りませんか。そうですか😄
読了日:10月14日 著者:伽古屋 圭市
よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続感想
○『賽子と虻』神様をやっつけるには社をつぶせばええのんか😅宮部さんが最強の神さま🤣 ○『土鍋女房』ヘビさんは人間が好きやね、伝説の中では人はモテモテひっぱりだこ🤣 ○『よって件のごとし』恐るべきゾ*ビ、三島屋さんの百物語にまで現れるとは、池の向こう側にはアンブレラ社が暗躍してるのか、はたまたMジャクソンがデートしてるのか🤣 /おちかさんがお母さんになって、一旦お休みかと思えば、もう次出てますね、楽しみです😊
読了日:10月12日 著者:宮部 みゆき
しろがねの葉しろがねの葉感想
言わずと知れた直木賞作品、でも著者は初読み作家さん。泉鏡花賞や渡辺淳一賞をとってるから妖しげな場面は得意そうです。〜読んだことないので勝手に思ってるだけです。〜(ここは、ジャンプーハットのてつじふうに)なので躑躅のシーンなんか蜷川 実花さんに実写映像撮ってほしいなぁ🧐女郎の赤、銀色の羊歯、炭焼きの漆黒とか映像が映えそうな気がします。あとこの時代、男と女で役割区別をはっきりさせてるのかとも思ってると出雲の阿国とかで脇をかためるのは、気配りできてるなって感想です。
読了日:10月06日 著者:千早 茜

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