図書館BOOKレビュー

河内のおっさんですわ。おっさんが宿題で読書感想文を書いてます。

2024年2月の読書メーターまとめ

2024年03月04日 | 読書レビュー

2月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2160
ナイス数:627

<磯貝探偵事務所>からの御挨拶<磯貝探偵事務所>からの御挨拶感想
失踪したのは猫ちゃーんの飼い主、江別市在住の小路幸也さん😅大変や、なんとかして探し出しましょう、という話ではないみたいですね🤣〝銀の鰊〟続編でした。手掛かりは、どんどんと主要キャストから出てきます…偶然?さすが小路ワールド!このあと続きものが出たら主役をはりそうなコたちやカフェが目白押しでシリーズにお役立ちしそうでしたね。
読了日:02月23日 著者:小路 幸也
警視庁レッドリスト (2) (小学館文庫 か 17-5)警視庁レッドリスト (2) (小学館文庫 か 17-5)感想
登場人物みんな脇が甘い考えの人たちです😅しかし、こんな人たちに負けるわけにはいけません(安倍元首相アジテーションを拝借🤣)犯行に対する対価が少ないように思えます。ですが、物語が面白くなればいいのです。それに美味しそうなパンがあればもう言うことなしです😆全体的に室長の好きそうなスイーツ要素が高いパンが見受けられたところには多少の異論がありましたが、まぁそれも最終的に彼を〝流詩哀〟に連れて行けばビールとマリアージュするパンに巡り合え、目覚めることでしょう😆
読了日:02月20日 著者:加藤 実秋
警視庁レッドリスト (小学館文庫 か 17-4)警視庁レッドリスト (小学館文庫 か 17-4)感想
はいはい、警察コメディですね😆極秘潜入調査してる公安に接触するなんて、もうこれ自体切腹ものでしょ!ここに出てくる監察結果なんて裁判に出られたらこれももうアウトでしょ!怪しい計画も、こんな組織機能するわけないやん、起案したら考課下がって降格でしょ!……とまぁ色々ツッコミたくなればなるほどコンビの掛け合いが楽しくなってくる一冊でした。さ、2巻目読もうっと🤣
読了日:02月17日 著者:加藤 実秋
仔羊の巣 (創元推理文庫)仔羊の巣 (創元推理文庫)感想
坂木さんは、〝アン〟しか読んだことなかったんですが、この本はそれよりずっと前に書かれたものやったんですね。どうも雰囲気が違って戸惑いました。それに引きこもりシリーズの2作目とかで、なかなか入りこみずらかったし、人物も詳しく紹介されてないし(おっちゃんにお見合い話してないです😅)まま、でもお菓子に合うお茶もセレクトしてもらってるので、〝アン〟ともかけ離れたものでもありませんでした。全体の空気感は、こっちが好みかなぁとも思えます。鳥井くんと司くんの関係がどうにも不思議ではあります😆↓
読了日:02月15日 著者:坂木 司
幻日/木山の話幻日/木山の話感想
編集:さっぱり理解が追いつかない。妙にアクティブな文学者の懊悩でしょうか、歩いて行くだけで妄想が湧き出てくる話についてかされたのかなぁ。そのくせ人との交わりは雑多、いやこれは思い込みか、こっちまで瘴気に連れ込まれる気がする。芥川賞から6年経っての受賞後初作品と帯にあるからそう思うだけかも。この人たちって鬱になる運命かと中学生時代に北杜夫さん読んでた頃はそんなこと思ったな、意味も知らずに。あ、この本は〝木山〟の話で沼田さんの話ではないか、なんか混同するな😅
読了日:02月08日 著者:沼田 真佑
秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)感想
小佐内さんが行った瓜野くんへの糾弾は、その彼の思考や行動に対してやむを得ないとも、また昨今のハラスメントに対する考え方としてはこれもまた妥当なものとも思えますが、……十四、五年前の高校生の行動としては、〝ゆるしてやったらどうや〜〟っておじさんは切に思いました😂小鳩くんも慎重にしましょうって、これは釈迦に説法かなぁ
読了日:02月02日 著者:米澤 穂信
秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)感想
「読書メーター OF THE YEAR 2023-2024」投票でいただいた500円OFFクーポンで購入しました。15年前の米沢穂信さんなので、学園もの。古典部くらいしか読んでないのでシリーズとも知らずに読み進め、なんか懐かしさ満載の感じで楽しくて嬉しい😄これには決め台詞はないのかな。さて下巻にいきましょう😀
読了日:02月02日 著者:米澤 穂信

読書メーター

2024年1月読書メーターまとめ

2024年02月01日 | 読書レビュー

1月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:3874
ナイス数:913

世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫 す 31-2)世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫 す 31-2)感想
不届き者のおじさんは、ランダムにページ選んで粗さがししますが、〝やめときなさい〟と天の声が響いてます😅筆者は初めての方ですが、すごいです。誰を殺そうとしたかなんて、すぐ解ってしまいましたが、そんなことは全く問題ありません。謎解きなんてこの透きとおった物語には些細なことです。話題になっただけありますし、京極せんせーには、そんな深いお考えをお持ちだったと初めて知りました。読者に優しく感動ものですね、一生ついて行きます🤣最後A先生については、いろんな方が推察していらっしゃるので、私には分不相応😅
読了日:01月28日 著者:杉井 光
警視庁アウトサイダー3 (角川文庫)警視庁アウトサイダー3 (角川文庫)感想
一応解決したようですが、続きがあるような含みを持たせてますね😃それと、どんどんはちゃめちゃ感が増していったようで、TVドラマみたいでしたね😆実際TV放映があったので脚本書きやすかったんではと邪推しました。しかし、あれくらいの収賄では元が取れてないでしょ、もっと大きな犯罪してくれないと…とはいえ軽く楽しめた作品でまったりする時間が取れてよかったと思ってます。 あと表紙のダブルスーツはおしゃれすぎませんか🤣
読了日:01月27日 著者:加藤 実秋
警視庁アウトサイダー2 (角川文庫)警視庁アウトサイダー2 (角川文庫)感想
さてエンタメ警察ストーリー第2巻です。コンビ2人はちょい無防備に動き回ってます。証拠残しまくりです🥹警察官僚上層部にいる悪人達の計画とは何か?ちゃちなもんでは、もう許されませんよ🤣3巻目が待ってますのでこれで失礼しますm(_ _)m
読了日:01月26日 著者:加藤 実秋
警視庁アウトサイダー (角川文庫)警視庁アウトサイダー (角川文庫)感想
リアリティは少ないもののエンタメとしては楽しんでおります😄巨悪に辿り着くのを楽しみに、第二巻が待っていますのでレビューはこれにて失礼します😅あっ一言だけ、長〜い部署名は振り仮名で略称にして欲しいなぁ最初だけかな?
読了日:01月25日 著者:加藤 実秋
Story for youStory for you感想
ファンタジーなショートショートでほぼ未読作家さん達。62人のうち12名しか読んだことないよー😅2割ですね、伊藤理佐さんなんて朝日新聞のエッセイでお会いするだけで奇才吉田戦車さんのオクさんとしか認識がありません。響けユーフォニアムの原作者も居た。ラストを飾るのはあの黒髪の乙女でしょ🧐世の中には文才ある人まだまだ沢山いるんです。還暦とうに過ぎたおっさんがでしゃばることはありません🤣大人しく皆さんのお話を楽しく拝見いたしましたm(_ _)m
読了日:01月21日 著者:
夜果つるところ夜果つるところ感想
恩田陸を読んでる時間に連想していくのは、”間(はざま)” “能” “生と死” “夢と現” “新学期への不安” “入学式への不安” “春の憂鬱感” “卒業式の安堵” “過去の分岐点”“熱にうなされる時間” “死んだ時ほっとするのか” “大正ロマン” “明治と昭和の境” “儚い時代への憧れ” ……なんか危険ですよね。世の中の不条理が湧き出てくるみたいで。映画や舞台化すると不吉なことが起きる墜月荘でした。鬱にならんように気をつけよって、それほど人生に憂いていません。のほほんと生きてきたオッチャンですから😅
読了日:01月20日 著者:恩田 陸
コメンテーターコメンテーター感想
第一話、もうプロデューサーとディレクターは不安増し増しやったけど、読んでるこっちは期待感溢れてました😆さてどうなるのかとワクワクしてると、こっちの想像を遥かに凌駕しました🤣出演者たちもナイスフォローで盛り上がりましたね🧐しかも伊良部せんせーがシリーズ主役とは2話目読み進めてびっくり‼️それとロックンローラーいや看護師のまゆみさんとのコンビはすごくマッチしてる。何気に受付事務員さんもええ味出してます🧐もうこうなると3話目以降もめっちゃ期待できますし、実際満足のお二人の行動でした。
読了日:01月18日 著者:奥田 英朗
黒い絵黒い絵感想
芸術にはエロスと生と死が切り離されないというマハさんの新境地ですか、西洋画にも浮世絵にも当てはまるのはわかります。ホラーなノワールです。1深海魚☆闇に堕ちていく二人に救いはある? 2楽園の破片☆楽園では小さな命も守れない? 3指☆仏像のくんだ手はセクシー? 4キアーラ☆少女の一途な想いもフレスコ画の欠片が撃ち砕く? 5オフィーリア☆シェークスピアは残酷? 6向日葵奇譚 ☆向日葵の花が狂気を呼ぶのか?
読了日:01月16日 著者:原田 マハ
口訳 古事記口訳 古事記感想
これは本物より難解な本かもしれんで、もう名前なんかほぼスルーやし😅現代口語訳てなもんやおまへんな、新喜劇やら上方落語を嗜んではるお方やのうては判りづらい話やおへんか🤣オーディオブックにした時、誰にしゃべってもらいまっかなぁ流暢に神さんの名前出してもらわなあきまへんさかい、ここは米朝一門でっしゃろな。ほんでもこの本には竹田恒泰さん神田秀一さんたちや宮内庁、神社本庁、日本会議は泡吹いて倒れそうやん。町田康は、てんごしはります。奇才でございます。かなんわ😓
読了日:01月15日 著者:町田 康
街とその不確かな壁街とその不確かな壁感想
風邪気味のせいか、変な夢を見た。ペダルを漕いでると反対側で反物質のペダルを漕いでる奴がいたとか、量子もつれの原因はこれじゃないかだとか。なんなのこれって思うんだけど、その時の夢か現かぼやーとした雰囲気が村上春樹ワールドにはまってる時に似てるって😓春樹宇宙にはダークマターが広がってるんじゃないかと。まぁ変なこと言うおっさんと思って聞きながしてください😅いや、僕がまともに秩序ある論理的な感想が言えるような作者ではないとは思ってます😅読後は頭はぼーっとしてますわ🧐いつもですけど何か🥲
読了日:01月14日 著者:村上 春樹
黄色い夜 (集英社文庫)黄色い夜 (集英社文庫)感想
「黄色い夜」ルイがスミカに最後言った言葉って、『頑張れ』のような気が🧐陽水の東へ西へが脳内BGMで流れてるもん😆いつから言われなくなったのか、阪神の震災からかなぁ?もっと前?E国は乗っ取り出来なかったけど、宮内悠介さんは、きっとハッピーエンドらしいから、この言葉言われても大丈夫でしょう。あれっ?E国、いー国…良い国 /「花であれ、玩具であれ」人には銃より花が似合うと思います。(ええカッコしてもた、恥ずかし🤣)
読了日:01月08日 著者:宮内 悠介
くもをさがすくもをさがす感想
〝くも〟って雲と思ってた、蜘蛛でした。弘法大師かお祖母さんやったんやね、ふわふわしたもんかとイメージしてたけど、もっと確固たる西さんの覚悟みたいなことやったんやね。全編(カナダ人😆が)大阪弁で喋るんで、しかもカナダ人というか出自はさまざま。SDG'Sです。それでかは知らんけどええ人ばっかりです、さすがオオサカでんな😅〝自分自身でいることを心から楽しんでいるマリのその力が、私に伝染…〟これがオオサカの力、いやちゃうちゃう、価値観の高い人の力やな。人と会うべし、オオサカにおいでよ!みんな
読了日:01月05日 著者:西 加奈子

読書メーター

新年は大変なことから始まってしまいました。政府はきっちり対応してください。法人税あげましょう。

2024年01月07日 | 読書レビュー

12月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2471
ナイス数:491

君に光射す君に光射す感想
ネグレストとストーカーの話かとちょっとモヤモヤするから、読むのやめたろかって、このテーマ早く無くなってしまうような世の中になったらええのに、と思いつつページ捲る手も緩慢で、ほぼ惰性での読み進めではありましたが、〝光射す〟のは主人公の僕やったんですね🤨子どもにたすけられるのかと想像してたけど、意外にもマッチングアプリやったんや😓こんな告白の仕方されたら泣いてしまうよね、うん😆/分別をちゃんとしてる人が、たまたま捨ててしまった小物のゴミは焼却炉で燃えてしまいます。意図して大量じゃなければ大丈夫です🤣
読了日:12月29日 著者:小野寺 史宜
鈍色幻視行鈍色幻視行感想
『蜜蜂…』書いててフラストレーションが溜まってのかと深読みしてしまうほど恩田陸が帰って来たって感じです。そんなこともないと思いますが、そこはかとなく、恩田陸らしい不穏な匂いがぷんぷん漂ってる🤔なので、帰ってきたように思う恩田陸を堪能しました。まあ人なんて殆ど凡庸やし必然性なんて特にないとは思いますし、パートナーのことを全て判ってしまうと、それはそれで味気ないのです😅全体的には日本映画を観てるよう。ハリウッドやったら聖者の行進でラストのクレジット流れるとこやと思うけどラストは寅さん観てるみたい😆
読了日:12月27日 著者:恩田 陸
ウクライナにいたら戦争が始まったウクライナにいたら戦争が始まった感想
ウクライナのブチャで起こったジェノサイドを小説化したようです。ここには結衣さんは居ません、一人でロシア軍を手玉に取るような空想は流石に書けないようで、一般人は逃げ惑うほかないことが伝わります。ここにあるような、外国人がこんな扱いされたのかは知らないけど助けてくれる人がいつも何処にも居てくれる世界であれば良いなとは思います。とはいえ日本の外務省の行動は、やっぱりこんなもんかって納得させられるくらいの実態でしか無い現状は、お金儲けしか考えてない政治家や官僚が多すぎるからやろね😔
読了日:12月22日 著者:松岡 圭祐
踏切の幽霊踏切の幽霊感想
この作者って、かっこいい言葉をさらっと喋らせるのは得意技やねん😆「はい。人の一生分の幸せを抱いて、旅立たれました」って残ったほうも、そうでないほうも幸せになって凄いと思います。別の人に言わせてほしかったけどもね。それと舞台は昭和でないと、この話は無理やったのかな?……あーそうか現代やったらネット検索やらSNSやらチャットAIやらが台無しにするのか🤣心霊現象と社会派記者の激突💥は、面白かったです。(ちなみに読了済のジェノサイドは〝この国の人たちは戦争することをやめたんだ〟のセリフがお気に入りです🤨)
読了日:12月18日 著者:高野 和明
私小説私小説感想
私小説とはなんと改行が少ないのかって嘆いてます。疲れた。では、それぞれの感想など…「電気の川」ミュージシャンって言うのは耳が特別なのか、めんどくさい人なのか、そらオーディエンスのライターとは感覚は違うよね。〝それでええねん〟とウルフルズも言うてます🤣/「Crazy In Love」ビヨンセにはタイレノールなんか要らんねん、ほんでもお大事に🤔/「神の足掻き」新型コロナに縁のないボクには(これまでは)理解不能。クスリやった事ないしねぇ(これからも)🤨/続きは→ https://x.gd/azh5e
読了日:12月16日 著者:尾崎 世界観,西 加奈子,島田 雅彦,町屋 良平,しいき ともみ,エリイ,千葉 雅也,水上 文
メロスの翼メロスの翼感想
一風変わり者の人物登場でメインなのかと思うと、どうも違うらしい。そこから次々主役らしい人が登場するので、本線はどこなん?って感じで読み進めてました😅中国選手の日の丸は、どうなっていくんや!との謎は過去に遡り、ますます読み手のおっさんは混乱するばかりで想像してるストーリーとはどんどん離れていきました。それでも後でイケメン変り者や弁護士事務所の元カノや頼りなさげな担任先生も伏線回収(少し無理筋かなぁ)して、最後はバトンも繋がりましたね、重要アイテムやと思ってたのに正直忘れてました😆
読了日:12月07日 著者:横関 大
サード・キッチン (河出文庫 し 31-1)サード・キッチン (河出文庫 し 31-1)感想
青年は傷つきやすく臆病です、英語が拙くて言いたいことが伝わりません、バービー人形たちの間で劣等感に苛まされてます。でもそれは日本に居たって言葉が出ない、そんな状況は沢山ある、それに語彙が少なく的確な言葉を紡ぎ出せないのは同じ事、(このレビューも)。…でも舞台が留学中だからそんな光景が増幅されて心象がよくわかります。知る事が大事、無知は罪、と言われても勉強してないと理解はできませんよね。先生が言ってたように、考え続けないと……
読了日:12月04日 著者:白尾 悠

読書メーター

急に寒くなったり暑くなったりの11月読書メーターまとめです

2023年12月01日 | 読書レビュー

11月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:4064
ナイス数:909

ぬくもり<動物>時代小説傑作選 (PHP文芸文庫)ぬくもり<動物>時代小説傑作選 (PHP文芸文庫)感想
迷い鳩-霊験お初ちゃん、これが初登場作品?と、偉そうに言うも10年近く前の読了なんで、ほぼ記憶から消えております。-色男、来たる-三毛なんかサバトラなのか、えらそーに煮干しを要求するところは目に見えるようです-犬に仏-マンガ〝世界の終わりに柴犬と〟のハルさんが居るみたいです。きっと蘊蓄で法話もやってるんでしょ-カチカチ山-ホラーで有名なお伽話とは違い、兎は出ませんでした。しかし恩返しによって悪人は成敗されました、誰に⁈めでたしめでし-紅蓮白峯-雨月物語はちゃんと読んだことありません、教科書で見ただけです〜
読了日:11月29日 著者:宮部 みゆき,西條 奈加,田牧 大和,小松 エメル,櫻部 由美子
香港警察東京分室香港警察東京分室感想
想像してたより思いっきり飛んでました。そらそうよ(岡田監督ふう)大藪春彦賞🏆貰ってた作者やもんね🤔SATに頼らず制圧やから、みなさん能力高いんですね。爪隠した鷹🦅でした。スカッとしましたー😆 レビューの文字数余ってるので、映画化用に日本側のキャスティングなど…水越管理官(山村紅葉)七村係長(天海祐希)嵯峨主任(松重豊)山吹捜査員(清野奈々)小岩井捜査員(神木隆之介)…割とベタでしたね😂
読了日:11月22日 著者:月村 了衛
JK II (角川文庫)JK II (角川文庫)感想
ジョアキム・カランブー(誰ソレ?2)の心得を拠り所とする紗奈さんは、前作に引き続き自分を殺したヤクザ組織に復讐を挑みます。超人的な戦いが繰り広げられまるでダイハードのようですが、マクレーンみたいに傷だらけにはなってないようです🤣銃も嫌いみたいで武器は生身、でもゴクウみたいに優しくはしてくれないのでヤーさんは悲惨な目にあってますね😭でー紗奈さんは次どこで暴れるつもりでしょうか?イスラエル?ロシア?カンボジア?もしかして、大阪の万博会場かーっ!と堺雅人・山本耕史 ・奈緒のサントリーPSB🍺CMもどき😂
読了日:11月20日 著者:松岡 圭祐
彼女が言わなかったすべてのこと彼女が言わなかったすべてのこと感想
盛りだくさんのテーマで、読み終えてちょっと放心状態。全体では俯瞰というか対岸なのか当事者ではない自分の立ち位置の難しさみたいなものを示してるなかなぁ。SDGSもダイバーシティも差別も戦争も、そんなたくさんの事柄をパラレルワールドって言う環境を作り出して掘り下げていく。療養と生活の日常を淡々と記しながら問題提起してる凄い小説やと思います、が全っ然感じたこと言えてません、こんな語彙の無さでは直木賞は望み薄です。(いやいや作文すら書いたことないやん\(^-^ ))
読了日:11月19日 著者:桜庭 一樹
JK (角川文庫)JK (角川文庫)感想
結衣、璢那さんたちが最強かと思いきや、ここにたったの3ヶ月で脅威の肉体改造をやってのけたJKが現れてたとは🤔元々ダンスや吹奏楽で心肺は鍛えてたのとジョアキム・カランブー(誰ソレ?)の心得があったとしても強い、しかも離島の限界集落でバイクなんかの習得は難しかったやろうに😭紗奈さんよく頑張りました💮早々に被害者になってしまうからおじさんは騙されました。どんな関連の復讐かと思ってましたが、まさかこんなこととは……さて〝2〟も控えてますので感情移入はこれくらいで次は1冊はさんで頭冷やします😆
読了日:11月16日 著者:松岡 圭祐
八月の御所グラウンド八月の御所グラウンド感想
「十二月の都大路上下ル」都大路駅伝は、昔も今もがんばる若人たちが走る走る😆友情もライバルも志も、気高く。右でも左でもええやん/ 「八月の御所グラウンド」いつの世も出逢いは何かを変える。やりたくても出来なかったこともある、そんな出来事や人たちにも思いを馳せてみることでも【火】は灯りそうです。覚えておかないとなぁ🧐/楽しくて面白くてワクワクして、あっという間に読み終わりました😆若者よ鬱を捨てよ都を駆けよう(寺山修司さんのぱくり、🙏)
読了日:11月15日 著者:万城目 学
骨灰骨灰感想
ホラーでした、タイトル見れば分かりそうなもんですが。ふーん渋谷の再開発の裏にはこんなことがあったなんて…信じてませんよ、フィクションやからね🤣谷底らしいんで昔はこんなこともと思わせながら、最終盤にはミステリーの要素もあり、バイオレンスもあり、面白かったです。主人公はなんで言いなりになるのかとも思いましたが、祟られてるからしょうがないって、よくできたお話しでした。できたら今度は大阪埋田の再開発にまつわるホラーも作ってもらえたら嬉しいです😆あっ埋め田とちゃう梅田でした😔思わずこんな字を…なんかいますか?
読了日:11月13日 著者:冲方 丁
雑草学研究室の踏まれたら立ち上がらない面々雑草学研究室の踏まれたら立ち上がらない面々感想
雑草って植物はないと言ったのは、朝ドラのモデルになった先生でしょうか前々の天皇陛下でしょうか🧐ここでは雑草をテーマに研究してる静岡大学の先生のようです。中は専門家としての知識は披露されてるのはさすが、本来は小説ということです。面白そうな研究室で、知識が薄々のまま指導受けながらやってきた有機化学合成実験や卒論発表した身には反省だらけになりました😅多様性を大事にされてるのも現代のSDG' sにも通じる、楽しい、異色な(この分類もおかしなもんですが)小説でした😆
読了日:11月09日 著者:稲垣 栄洋
あの日、少年少女は世界を、 (PHP文芸文庫)あの日、少年少女は世界を、 (PHP文芸文庫)感想
アオハルやなぁ😄今どき高校生の低いイメージを、ホントかウソかわからんままに聞かされて踊らされてるおっちゃんには、こんな子たちが居ることに新鮮さと希望を感じます。クスッとさせられるシーンもあり、悩みまくる姿も優しさ滲み出す場面も楽しい。ヒーローはこんな大事なこともさらっと言ってのけます。→「自分と戦ったり、自分を守ったりするのが、一番、難しいよな」(p296)初読作家さんでいい人見つけました😄芥川賞あげたい。
読了日:11月08日 著者:櫻 いいよ
高校事変 15 (角川文庫)高校事変 15 (角川文庫)感想
極悪美少女が再登場って、また次読まそうと画策する作者です。今回は、凛香ちゃんがとうとう脇に退いてます。結衣さんとまったり学食なんかで作戦中ですが、後方支援というほどの活躍はないのが寂しい😔璢那ちゃんと同学年やのにお姉ちゃんって呼ばれてもちょっと気に入ってるようです😅……いやここは璢那ちゃんの大暴れにレビューするところちゃうのんかと思うので、一言。心優しき一面と卑しき大人退治との間で璢那ちゃんも成長するのでしょう。いや真面目かっ\(^-^ )
読了日:11月07日 著者:松岡 圭祐
高校事変 14 (角川文庫)高校事変 14 (角川文庫)感想
極悪美少女は一編限りなんかなぁこれまでは、悪人たち生き残ってたからねぇ。次わかるかな、でもねー凛香ちゃんと璢那ちゃんが一年生のうちに、たくさん事件(事変)させたいからって続き出すのペース早すぎませんか😅まだ15も16も読んでないのでアレですけど主役が璢那ちゃんに移りつつある今回でした。15も同時に図書館ゲットしてるので連投ですが13から間開いてるので肩は軽いようです🤣
読了日:11月05日 著者:松岡 圭祐
#真相をお話しします#真相をお話しします感想
★惨者面談/名前を間違えると商談は不調をきたします正確に覚えましょう🧐 ★ヤリモク/どっちもどっち、化かし合いの結末は❓ ★パンドラ/A,Bは優勢、Oは劣勢遺伝子って言う中学校生物を思い出す、O型はアホなのかっていう誤解を招きます😂 ★三角奸計/嫉妬は怖いねー、浮気はほどほどに、ただ計画は杜撰😅 ★#拡散希望/ザ・ベストミステリー2021で読んだなぁ、デジャヴかと思った😄 ⚫️全編軽い文調でも結末は悲惨でした😓
読了日:11月03日 著者:結城 真一郎
キングメーカーキングメーカー感想
正しいかどうかは別として、民主主義で決めるべきことを一個人の考えで決定させることは、こんなにイライラさせられるとは思わなかった。ま、政治家が絡んだらこんなおかしなことになるんでは。いや、高っかいものをタダで食べてるおっさんにイライラさせられてるだけやん😂ほんでもなぁ本城さんお得意のジャンルやけど、こんな記者居る?煽り過ぎちゃう?あとは大渕さんとか中泉さんとか連想しやすい名前がよかったな😅
読了日:11月02日 著者:本城 雅人

読書メーター


2023年10月の読書メーターまとめ

2023年11月01日 | 読書レビュー

10月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:2240
ナイス数:441

鵼の碑 (講談社ノベルス)鵼の碑 (講談社ノベルス)感想
新書版のこの分厚さ、久しぶりでワクワク🤣でもやっぱり読み辛い、手の中で収まりが悪い、膝の上でもグラグラ、そしてbagが重い😂こんな艱難辛苦を乗り越えられるのも「不思議なものなど何もないのだよ」のセリフが聞きたいがため😆猨のコーナー(笑)が割とお気に入りです。京極堂さんはちょっとくどいですが一応主役やからね。それに色々現代への批判もたくさんで、中東問題も考えさせられるし、未だに天皇制や原発への信仰って残ってる。(基本は蒸気機関やのにね)神道、宗教、科学と現れて将来は数学(物理学)やと思います。
読了日:10月26日 著者:京極 夏彦
ペニー・レイン 東京バンドワゴンペニー・レイン 東京バンドワゴン感想
ここには善男善女美男美女しか出演しないので、もうテレビのホームドラマというより昭和の漫画ですね😆それに今更気づいたんやけど祐円さんが現れるころから事件は始まるんやなぁ。話の展開だけ知るには勘一じいちゃんが熱いお茶飲んでからでも内容わかるねんな、ということは各話14、5ページ分は小路さん楽してはると……いや、ここは外せんか😂ほいで(明石家さんまか)この調子やと相関図だけやなしに周辺地図も欲しいやん、とおっさんは思います。
読了日:10月22日 著者:小路 幸也
クロワッサン学習塾 (文春文庫 か 84-1)クロワッサン学習塾 (文春文庫 か 84-1)感想
図書館の新刊棚で見つけた初読みの作家さん、タイトルから連想する通りライトなミステリですけど、侮ってました、ごめんなさい。最終話は涙ちょちょぎれです😆元先生の気まぐれティーチングと思いきや見事なファシリテーターでした、そしてコーチングも確かでした…とカタカナまみれで誤魔化そうとして、嫌味なおっさんでごめんなさい🙏文学の専門家さん達は物足りないかもしれませんが、僕には感動大作ですね。ただ、先生・中年・無料とくれば怪しさ満載、警戒するのわかります、へんな世の中です。ここの深掘りは要りませんか。そうですか😄
読了日:10月14日 著者:伽古屋 圭市
よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続感想
○『賽子と虻』神様をやっつけるには社をつぶせばええのんか😅宮部さんが最強の神さま🤣 ○『土鍋女房』ヘビさんは人間が好きやね、伝説の中では人はモテモテひっぱりだこ🤣 ○『よって件のごとし』恐るべきゾ*ビ、三島屋さんの百物語にまで現れるとは、池の向こう側にはアンブレラ社が暗躍してるのか、はたまたMジャクソンがデートしてるのか🤣 /おちかさんがお母さんになって、一旦お休みかと思えば、もう次出てますね、楽しみです😊
読了日:10月12日 著者:宮部 みゆき
しろがねの葉しろがねの葉感想
言わずと知れた直木賞作品、でも著者は初読み作家さん。泉鏡花賞や渡辺淳一賞をとってるから妖しげな場面は得意そうです。〜読んだことないので勝手に思ってるだけです。〜(ここは、ジャンプーハットのてつじふうに)なので躑躅のシーンなんか蜷川 実花さんに実写映像撮ってほしいなぁ🧐女郎の赤、銀色の羊歯、炭焼きの漆黒とか映像が映えそうな気がします。あとこの時代、男と女で役割区別をはっきりさせてるのかとも思ってると出雲の阿国とかで脇をかためるのは、気配りできてるなって感想です。
読了日:10月06日 著者:千早 茜

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