CONNECT@山形県小国町 

約150年の歴史ある黒沢峠の敷石道
時代/地域/ジャンル全て飛び越えてつながる
おもしろ音楽イベントCONNECT

connect for CONNECT@慶昌寺

2011-06-27 12:02:41 | お知らせ
フライヤーこれから皆様のお近くに渡りますので、目に止まったら、足止めて、手にとって、口コミで、じわじわと浸透させてくださいね~

毎度の事ながら、身近にこれだけの自然があり、そこで暮らす僕たちが学ぶ事には限りがありません。

人と繋がり、文化に触れて、また一歩10月のCONNECTに向け歩み出します。


まず7月10日は










訂正:前回ブログ記事で載せたLIVE ARTIST情報で、”サンバララ”さんの出演と予定しておりましたが、サンバララメンバーからテル氏とスナオ氏が鳴らす新バンド、”アッセンションプリーズ”が登場します!!2人の気の合ったビートセッションは、平和で楽しくなってきますよ。

7月はお寺でドンタカカ connect for CONNECT

2011-06-18 14:48:22 | CONNECT2011

connect for CONNECT@慶昌寺



黒沢峠に繋がる足跡を残そう




2011年7月10日(日曜日)
16:00 OPEN/START


LIVE
Moo-tala's
サンバララ

ART
studioこぐま

TICKET
1,500円

会場
慶昌寺(山形県西置賜郡小国町大字足水中里157) MAP





*Moo-tala's HP



05年結成、ディジュリドゥじい、和太鼓Jun、ドラムスRobertからなる無国籍3ピース。豪雪ジャム08’&09’&10'、森波08’&09’、アースデイえちご、獏原人村満月祭08’&09’、青空キャンプ08’&09’、アースセレブレーション09’、龍岩祭09’、ハッピーフラワービーチ09’等、数々の野外イベントに出演し頭角を現す。熟精度を増した昨今の演奏は研ぎ澄まされ聞く者の魂を開きトランス状態へ誘う。ライブ音源を中心にスタジオテイクを加えた意欲的な実験作、1stCD「ダキの種族」を09年3月に発表。2年連続での豪雪ジャム出演から始まった09年は、ツアーを北海道から沖縄まで広げ新たな活動のフィールドを開拓。約1年のブレイクを挟んだ11年3月、本格活動再開の為沖縄に集結。2年ぶりのスタジオ録音「Primitive Soul Groove」創作。311を胸に「Vibes to TOHOKU」と銘打ったJapan Tourを4月より遂行中。運命共同体のジャンベにHAMAが加わり益々迫力を増したMoo-Tala'sは人間本来の野生のリズムに魂を込め野に放つ。ロックでフリーでパンクなトライバルジャムバンド、MOO-TALA'Sの世界へようこそ



*サンバララ



テルを中心に山形県各地に居るリズムクリエーター達が集うアフリカン太鼓集団。隙を与えぬビートの嵐は、空間に音の波を生み出し、乗る者をトランス状態へと導く。CONNECT@黒沢峠での2010年の演奏は、エンターテイメント性にあふれた至極のお祭り空間だった事は記憶に新しい。


*studioこぐま HP



廃校になった小国町旧小玉川小中学校を拠点に地域と供に歩んでいくアーティスト3人衆。
<洋画家>原田聖 ペンキを使ったライブペイント
<甲冑作家>鈴木淳平 鉄板で描くライブペイント
<写真家>大沼洋美 空間を使ったスライドショー
更に今回は、東北芸術工科大学在学中の大平由香理さん、武藤元気さんにも、ライブペイントに参加して頂きます。個性溢れる生のアートを是非ご覧下さい。


萱野峠歩き
毎月一度、CONNECT@黒沢峠(2011/Oct/8,9)に向かって、越後米沢十三峠を散策しています。

connect for CONNECT2011@慶昌寺の開催当日も、峠散策を行います。
今回は萱野(かやの)峠です。興味ある方は、当ブログからの情報をご覧下さい。
ちなみに、前回の大里峠散策に関しては こちら
当日は、小国在住の木こり、登山家である金野伸氏と一緒に歩きます。知る事で世界が広がりますよ!事前に申し込み頂けるとありがたいです!

ライブ、峠歩に関する問合せ、申し込みは connectoguni@mail.goo.ne.jp


主催:CONNECT実行委員会  協力:慶昌寺


後談話

2011-06-17 00:01:06 | 十三峠を歩く
実は、先日の大里峠散策には、続きの談話がありまして


頂上で昼飯を食べている時、一匹の黒アゲハがぼくたちの周りを飛び回っていました。
大きくて気持ち良さそうに飛んでいたもので、皆が注目していました。

その後小国側に下って歩いている間、何度かその黒アゲハが頭上だったり、林の方だったり、休憩中などは目の前を飛んでいく等して、ずーーーっとついてくるのです。



まあ、それ自体にはそんなに気も止めていなかったのですが、大里峠玉川側の最終点”道案内図”の前で最後に集合写真をとろうとなりまして



ぼくは10秒タイマーをデジカメにセットし、車のフロントに置いてから走って皆のもとに向かい・・・。

10



















カシャ




ん?


カメラのシャッターが下りる、そのタイミングに合わせて、映り込んで来たやつがおる。




黒アゲハの怪




第1回 越後米沢街道十三峠散策 ”大里峠”

2011-06-14 15:08:20 | 十三峠を歩く
CONNECTの舞台にもなっている、黒沢峠

越後米沢十三峠のうちのひとつで、敷石道が現存する過去と現在が同居する場所。

その峠道は新潟県から山形県に抜けるように通っており、今現在ボランティアやNPO団体によって保存の動きが盛んになっています。
詳しくは こちら


そして、ちょうど越県する場所に位置するのが今回の舞台、大里峠


小国側の玉川地区に車を残し、2台に全員で乗り込み、新潟県関川の”沼”地区に向かう。約1時間、途中なかなかハードな山道を車で進みます。



隊長の金野伸氏(杉沢)が安全対策を万全に、これから約3時間の旅を満ち足りたものにすべく奮闘してくれました。
歩く我々CONNECTスタッフはまるで素人。普段山で木こりをし、週末はハードな登山をこなす金野氏の存在があって初めて有意義な散策になるのです。







歩き始めは、あいにくの雨。ぬかる足下に注意しながらゆっくりと進みます。



ナラ枯れ

”枯れたナラの木からは、舞茸は採れないんだよ。” 金野氏が教えてくれた。

峠道があると言う事は、人が往来し、人の手が入った、いわば管理されていた山なのだ。自然に手を加えると言う事は、人間の時間の尺度と比べると、遥かに手間がかかること。

今の時代が便宜やスピードを重視する社会なら、自ずと人と山は疎遠になってしまう。
一度人間の手に管理された自然は、元の姿にはなかなか戻れずに、こうして膿みを出すように、僕たちの前に痛々しい姿を晒すのだ。

天然の舞茸を見つけると、皆舞い上がって喜んだと言う。それほどの恩恵を与えてくれる森は、何も言わず自然回帰していく。






峠の茶屋跡で一服。
きれいに間伐された杉林は、休憩していても居心地の悪さは全く無いですね。



”熊が皮をはがしたんだよ。人間が頑張ってもこんな事できないよね”

まだヌメリのある内皮に残る爪痕。金野氏は、比較的最近のものだと教えてくれた。どうして熊がこんな行動をとるのかは、まだわかっていないそうだ。

圧倒的なパワーの差を見せつけられた後に、今近くに熊がいるかもしれないという恐怖は、仲間がいたから何とか打ち消せたが、一人だったらとても耐えられなかっただろう。


雨も上がり、青空が顔を出し始める。なだらかな道は、昔の交通として非常に助かった事だろう。


山頂神社!!



神社の裏手に、さらに上れる道があったので、行ってみると・・・


海まで見えそうな、素晴らしい眺め。
一気に疲れが癒されます。




送電線の下ではあるものの、爽やかな風と柔らかな陽光があり、昼食をとるには気持ちのいい場所でした。

しかしこの送電線。確かにこれがあるおかげで、開けた場所で昼食をとれたわけだが、ちょうど峠道に沿って線が引かれているのは、どういうわけだろう。
工事の際にも大里峠の道は役にたったのだろうか。




頂上でちょうど越後から小国に入り、あとは玉川に向けて下るのみ



これぞ ”小国の色” 息をのむ美しさです。








植物の事、森の事、なんでも気さくに教えてくれる金野氏。
気仙沼の漁師達は、牡蠣を育てる為に、森に木を植える。手入れをする。
気仙沼出身の彼だからこそ、山の大事さをよく知っている。








そして、小国町は、玉川に帰ってくる・・・。みんな疲れたけどいい顔してたなあ。


ウェルカムドリンク。ただいま~



そして、次回!


そう、向かうは萱野峠(かやのとうげ)
一歩一歩、CONNECT@黒沢峠に向けて、ぼくたちは歩いていく。

次回予告
2011年7月10日(日)
connect for CONNECT@小国町慶昌寺
黒沢に繋がる足跡を残そう

第一部:萱野峠散策
第二部:LIVE @ 慶昌寺(小国町足水中里) 

LIVE:Moo-tala's
サンバララ

ART:studioこぐま

主催:CONNECT実行委員会