MNP開始前日になって、一部で噂になっていたSoftBankの新料金戦略が発表されました。
http://release.nikkei.co.jp/attach_file//0144172_01.pdf
まだ細かい運用面や、新スーパーボーナスの内容が26日にならないと判明しませんが、「オレンジ」「ブルー」は、対抗するauやNTT DoCoMoの料金プラン・割引サービスを完全にコピーして、且つ「常に200円安いことを保証する」プランなんだそうです。そのため、今までユーザーがauやNTT DoCoMoで継続してきた利用期間を引き継いで、MNPでSoftBankに移ってきてもいきなり「○年目の割引率適用でスタート」ということもできます。
で、販売の最前線にいる僕がこれを聞いて逆に思ったのは、「これでSoftBankは他社の脅威でなくなった。」ということです。
「他社より必ず200円安い料金体系。」というのは、裏を返せば「200円安いという以外に全く強みがない料金体系。」ということであり、差別化出来る要因が「エリア」「端末」「サービス」になってしまったということになります。今のSoftBankに他社を上回るエリア・端末・サービスがあるかというと・・・
もし今auやNTT DoCoMoを使っていて、「SoftBankがいいかも」って思っているお客さんには、「200円安くなる以外に料金は変わりません。たかが月200円安くするために今のメールアドレスやエリアの広さやサービスを捨てますか?」とささやけば簡単に止められるようになると思います。しかも各社の販売員はSoftBankの料金体系を「自社より200円だけ安い」と覚えておけばいいのです。なんて楽なことでしょう。
これで注目点は継続期間の引き継ぎをau、NTT DoCoMoが追随するかにかかってきました。ただそれも
「SoftBankから移ってきたお客様は引き継ぎます。」
で、すませるような気がしないでもないですが。
あと、一緒に発表された「ゴールド」ですが、月額2,880円で使える人は誰もいませんのでご注意ください。色々と巧妙な仕掛けが張り巡らされてまして、実際には4,200円ぐらいが最低基本料金と思った方が良いでしょう。