goo blog サービス終了のお知らせ 

Connectez-vous

Montpellierがお送りする携帯電話情報Blog

仁義なき消耗戦に突入か?

2006-10-23 23:31:38 | softbank

MNP開始前日になって、一部で噂になっていたSoftBankの新料金戦略が発表されました。
http://release.nikkei.co.jp/attach_file//0144172_01.pdf

まだ細かい運用面や、新スーパーボーナスの内容が26日にならないと判明しませんが、「オレンジ」「ブルー」は、対抗するauやNTT DoCoMoの料金プラン・割引サービスを完全にコピーして、且つ「常に200円安いことを保証する」プランなんだそうです。そのため、今までユーザーがauやNTT DoCoMoで継続してきた利用期間を引き継いで、MNPでSoftBankに移ってきてもいきなり「○年目の割引率適用でスタート」ということもできます。

で、販売の最前線にいる僕がこれを聞いて逆に思ったのは、「これでSoftBankは他社の脅威でなくなった。」ということです。

「他社より必ず200円安い料金体系。」というのは、裏を返せば「200円安いという以外に全く強みがない料金体系。」ということであり、差別化出来る要因が「エリア」「端末」「サービス」になってしまったということになります。今のSoftBankに他社を上回るエリア・端末・サービスがあるかというと・・・

もし今auやNTT DoCoMoを使っていて、「SoftBankがいいかも」って思っているお客さんには、「200円安くなる以外に料金は変わりません。たかが月200円安くするために今のメールアドレスやエリアの広さやサービスを捨てますか?」とささやけば簡単に止められるようになると思います。しかも各社の販売員はSoftBankの料金体系を「自社より200円だけ安い」と覚えておけばいいのです。なんて楽なことでしょう。

これで注目点は継続期間の引き継ぎをau、NTT DoCoMoが追随するかにかかってきました。ただそれも

「SoftBankから移ってきたお客様は引き継ぎます。」

で、すませるような気がしないでもないですが。

あと、一緒に発表された「ゴールド」ですが、月額2,880円で使える人は誰もいませんのでご注意ください。色々と巧妙な仕掛けが張り巡らされてまして、実際には4,200円ぐらいが最低基本料金と思った方が良いでしょう。


ボーダフォン、新メールアドレスは「softbank.ne.jp」に[ケータイWatch]

2006-07-13 15:54:25 | softbank

Vodafoneを買収し、この10月1日に「Softbank」のブランド名でスタートする、ソフトバンクの携帯電話事業ですが、やはりメールアドレスのドメインにも手をつけてきました。

ボーダフォン、新メールアドレスは「softbank.ne.jp」に
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/30107.html

10月1日以降、新規加入した人は「xxx@softbank.ne.jp」のドメインになり、既存のユーザーは今までどおりの「xxx@○.vodafone.ne.jp」を使うことになります。

ただし既存ユーザーも@の前の部分を変更すると、「softbank.ne.jp」に帰られてしまうそうです。なお60日以内なら一つ前のアドレスに戻す機能も提供されるようです。

 

やはり新規ユーザーはドメインを変えてきましたね。携帯電話の場合、文字入力がめんどくさいので、一文字でも短いドメインにしたほうがユーザーにとってはよかったと思うのですが、「sbm.ne.jp」とかに出来なかったのだろうか。


ボーダフォンの商号・ブランド変更について [Softbank]

2006-05-25 10:24:17 | softbank

先週18日、ついにボーダフォンの新社名・新ブランドが発表されました。
ボーダフォン株式会社の商号変更についてhttp://www.softbank.co.jp/news/release/2006/060518_0002.html

それに関連するケータイWatchの記事
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/29203.html

僕はブランド名としての浸透力から「Yahoo!」の名前を起用してくると思ったのですが、Softbankとしては、グループ全体の通信サービスのブランド名統一の必要からか「Softbank」というひねりのない名前になったようです。

それにしても事前の各種調査で、「これだけはやめてくれ」とまで言われた「BB・Softbak・Yahoo」というブランドを、何の臆面も無く起用してしまうSoftbankのセンスというか経営感覚には、驚きというより失望を感じてしまいました。

とにかくADSLサービスとして、立ち上げ時のあれだけの失態と全ての個人情報の漏洩、強引で下品な販売手法から、「安かろう、悪かろう」の典型例みたいになってしまっているSoftbankグループの通信サービス。ここは心機一転、全く別のブランド名を構築して、ADSL・固定電話・携帯電話を一手に引き受ける、一台通信会社として再出発できる絶好のチャンスだったのに、まさか過去を引きずるとは思いもしなかったです。というよりあえて悪イメージのほうが強いブランドに何故こだわる必要があったのか。

これでVodafoneの再スタートは、0からというよりマイナスすら抱えたに等しい状態から出発することになったと思います。ナンバーポータビリティというタイムリミットは11月1日、社名変更は10月1日。前途多難なSoftbankです。


お客様第一主義の継続 [vodafone]

2006-04-15 13:29:32 | softbank

vodafoneとSoftbankが「お客様第一主義の継続」なる文書を発表しました。
http://www.vodafone.jp/japanese/release/2006/20060414j.pdf (PDF)

ITmediaの記事はこちら、
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0604/14/news043.html

これで発表されたvodafoneとSoftbankの決定事項とは、

  1. メールアドレスの継続
  2. 既存サービスの継続
  3. 社名・ブランド名の変更
  4. ネットワーク、携帯電話、サービスの積極展開
  5. ソフトバンクグループ内のシナジー

の5項目ですが、僕個人として思ったこと、

1の「メールアドレスの継続」。

これは既存ユーザーにとっては一安心と言ったところか、しかしよく読んでみると「既存のお客様は、ブランド変更後も引き続きvodafone.ne.jpを利用してメールの送受信が出来るようにします。」となっており、おそらく既存ユーザーはvodafone.ne.jp(もしくは新ドメインとの2重使用)、新規ユーザーは新ドメインでのメールアドレスということになる、と読めなくもありません。

みなさん友人同士の会話で「メアドは?」「○○(あとはボーダフォンだから言わずもがなでしょ?)。」みたいな会話ありませんか?今の日本の携帯電話は「携帯電話会社は一つのドメイン(vodafoneは地域ごとにサブドメインがありますが)」という暗黙の了解があるので、二重にドメインが存在するのはどうかと思ってしまいます。これがユーザーにどんな影響があるかは正式発表を待つしかありませんが。

2の「既存サービスの継続」。

これも当たり前のことですね。株主が変わったからって今までの割引が無くなってしまうんではユーザーもついてこないでしょう。ただハッピーボーナスは個人的には止めて欲しいですが、とにかく「ハッピーボーナス無しでは新規契約すらさせない」という販売店が多すぎます。

3の「社名・ブランド名の変更」。

Softbankグループのネーミングセンスは、もう言わずもがなな感がありますが、おそらく「ヤフーモバイル」「ソフトバンクモバイル」「BBモバイル」のどれかになるんじゃないでしょうか。商標権を押さえたりするのも大変ですし、ブランドの認知度から考えても「ヤフー」を使ってくる可能性は高いのではと予想します。

4の「ネットワーク、携帯電話、サービスの積極展開」。

ネットワークの増強は、土地の確保や電源の確保など、ADSLを展開したときとはまた違った苦労が強いられます。ADSLのときすらあれだけ混乱したSoftbankに、どこまで速やかな対応が出来るか、ちょっと疑問です。

携帯電話端末は新しいことをやるよりも、vodafone時代のプロジェクトを粛々と実行に移す方が先だと思います。端末開発はどう考えても1年スパンで考えなくてはいけません。Softbank色を出すのは2007年夏モデル以降でいいと思います。

サービス。これは一番早く対応できる部分ですから、ここは一気にたたみかけてほしいですね。

5の「ソフトバンクグループ内のシナジー」。

どちらかというと今まで携帯電話業界には中立のスタンスだったヤフー関連のサービスを、どこまで自社グループ優先にまわせるか、ここも腕の見せ所だと思います。日本テレコムとのシナジーといっても、もともとJ-PHONE時代から、バックボーンは日本テレコムと電力系通信事業者に頼っていたはずですから、それほど効果のあることなのかは不明です。単にショップでおとくラインやヤフーBBを売るだけかもしれません。

とまぁこの程度の文書では、まだまだユーザーは安心できないと思います。何と言ってもこの会社には「10の約束」という前科があるんですから。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0404/22/news088.html


ソフトバンクボーダフォン買収手続き開始 [softbank]

2006-04-04 12:01:34 | softbank

ソフトバンクによるvodafone日本法人の買収が正式に開始になりました。ソフトバンクによるプレスリリースはこちら、

BBモバイル株式会社による公開買付けの開始に関するお知らせ
http://www.softbank.co.jp/news/release/2006/060403_0004.html

特定子会社の異動に関するお知らせ
http://www.softbank.co.jp/news/release/2006/060403_0005.html

4月4日より4月24日までの3週間で、Vodafoneが所有している日本法人の株を、一株313,456円で公開買い付けし、全株式の95.79%を取得するようです。

ケータイwatchによる報道記事はこちら、
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/28544.html

この結果、現在の取締役は一名を除いてすべて退任するとのことでしたが、今日になってビル・モロー社長が残るということになるようです(社長として留任するかは未定)。vodafoneによるプレスリリースはこちら(PDF)、
http://www.vodafone.jp/japanese/release/2006/20060404j.pdf

細かい買収の流れはともかく、MNP半年前にして経営陣を総入れ替えして、携帯電話事業未経験の人間で役員を固めるということで、やはり相当なレベルの混乱は不可避の情勢になってきました。僕個人としては、MNPと戦略の混乱により50~100万人ほど純減するかなと思いましたが、これでは100万人以上の純減すら考えられるのではないでしょうか。

現段階で旧vodafone日本法人が進めていたプロジェクト・戦略はそのまま継承し、その上にソフトバンク色を徐々に付け加えていく等、ソフトランディングの方法はいくらでもあると思うのですが、なぜここまで急なことをするのかかなり疑問です。

ここまで一気に経営陣を変えると言うことは過去の全否定となってしまい、現場はプロジェクトの再構築を迫られることになると思われ、J-PHONEからvodafoneになったとき「携帯電話の素人が社外からやってきて、せっかくうまくいってたのがボロボロになった。」と批判されてましたが、今回もその再現が起こりそうです。