いでたち

今日から15週目だ。
あと一週間で安定期。
ちょっとお腹がポッコリしだした。
そろそろ胎動が出始める頃かな？
さっき、お腹でポコンという感覚があったけれど、腸の動いたのか胎動なのかそのへんの判断がつかない。

大腿部、腰部、下腹部、肛門が、順番に痛みを発するようになった。
グイグイ引っ張られている感じがする。
そんな訳で、普通のパンツを履く事が出来なくなってしまった。
というのは、鼠径部をパンツのゴムで締め付けるのが堪らなく怖いのだ。
リンパの流れが悪いと栄養が行き届かなくなるのではないか、血行が悪くなって身体が冷えたらどうしよう？
マタニティーショーツなんかも売ってるけど、買うのもなぁ…。

そんな不安を払拭する為、私は手作りのフンドシだけ履く事にした。
超快適。
通気性抜群で、膣の怪我もすぐに塞がったよ。
鼠径部から太股にかけて痛みが来ても、少し休むとすぐに良くなる。
ゴム入りのパンツだったらこうはいかないよ。

とはいえ、いくつか欠点がある。
私が作ったのはもっこフンドシ。
フンドシの紐を縛るのが面倒くさいという理由から留め具はスナップにしたんだけども。
これが良くなかった…。

ちょっとしゃがむと、すぐにスナップがプチンと外れてしまう。
しかも、この胴回りじゃ臨月の時にどうなるのか不安だ。

100均のタオルとかで作ったりしていたけど、長さが足りない。
リネンや絹は無いが、木綿サラシはある。
作るかなぁ…。


妊娠が発覚したのが4週目。
妊娠二ヶ月。
妊娠検査薬で陽性が出てから、私はずっとお腹に抗酸化溶液のお店で買ったりオマケで貰ったりした、抗酸化作用のあるストール等を巻いている。

よく分からないけれど、そうした方が良い気がしてずっとそうしている。
外すのはお風呂の時だけ。
洗替えもある。

あとは、レッグウォーマー。
足首だけは冷やしてはいけないと、毎日身につけている。
9月に友達と遊びに行った時、厚手のタイツを履いて行って、暑くないのかと驚かれた。

今年の夏はそんなに暑くなかったよ。
半袖の上に必ず七分袖の上着等を羽織っていたし、ジーンズパンツ、薄手のタイツやスパッツを履いてマキシワンピ。
学校でも腕を出す事は絶対にしなかったし、特別不便を感じなかった。
靴下は絹の足袋靴下を常に履いていた。
足袋靴下だとフットワークが軽くなる気がする。

それはさておき、今は兎に角下半身を冷やさないようにしている。
冷たいフローリングには座らないように、寒かったら何かを羽織って温かくして、兎に角身体を冷やさない。
母は、あんまり厚着して身体を甘やかすと子供が弱くなるよって言われたけど、私には身体を冷やして体調を崩す方が怖かった。

ノーブラでフンドシ。
凄く自由な格好をしている。
妊娠すると服装がもっさりしてお洒落を楽しめないと言うが、私に言わせればお洒落なんか二の次で、兎に角赤ちゃんの成長に支障をきたさない服装をすべきであると思う。

というのも、私は身長があるので服装には悩まされてきた。
レディースのズボンはつんつるてん。
服の袖は微妙に足りない。

∴
スボンはメンズ服。裾上げはしない。
服の袖は諦めて、アームウォーマーを装備。
最近は100均でもアームウォーマーが売り出されているので大変有難いね。

寒がりなのにそんなだから、私に最先端の流行など不可能なのだ。
オーダーメイド等という空の上の話は問題外だし。

だからせめて、胸を張って堂々と歩く。
背中を丸めて歩くのはみっともない。
悪目立ちしてしまう。
お洒落じゃなくても、堂々としていればそれだけでいいのです。
まあ、出来る限りのお洒落はするけどね。

不都合なく好きに生きれば、それに越したことはないわ。