古い写真データを整理していたら、出てきました。銀塩フィルム(リバーサル)で撮影したものを、スキャナーで読み込んだものです。欠けたまま日没を迎える時に言うのが「日没帯食」です。逆に、日出の時すでに欠けている場合を「日出帯食」と呼んでいます。1200mmの望遠レンズでとらえたものです。
午後は晴れ間が広がり、現在は快晴です。今日が月食であれば絶好の観望日和でしたが、明日はどうなりますか?当地のピンポイント予報は、明日1日晴れの予報です。
さて今日の太陽は、なかなか雲が切れず、3時近くの撮影なので、太陽高度が低く気流の影響をで、ピンぼけのような画像です。大きな黒点を伴った黒点群は、衰退傾向です。大きな黒点を除いて、消滅してきているようです。向こう側から、新たな黒点群が姿を見せ始めました。全体としては、7日よりも黒点数が減少しているようです。ダークフィラメントは、あちこちに見られます。
皆既月食中に撮った星空です。皆既月食中の月の色は、一般的には赤銅色と言われていますが、毎回色が違って見えます。明るく見える時もあれば、暗く見える時も有ります。
さて今回の月食は、どのような色に見えるでしょうか?月が,地球の影の中心を通っていませんので、位置によって明るさに差があるかも知れません。中心に近いところほど暗く見えるようになると思っています。
明るい大きな天体が月です。時間をかけて撮影しているので、明るく写っていますが、この時の皆既食は、月の色が赤銅色でした。