東の縁にあるクレーターは、撮影チャンスがなかなか訪れません。特に夜明けは、月齢２から月齢３くらいまでに撮らないと、クレーターの感じがつかめません。月齢４を過ぎると影がなくなり、クレーターの存在が判らなくなります。
月齢は１５．０です。満月をちょっと過ぎて、東側のクレーターが隠れ始めています。昨日と逆側が欠けてきています。これから、月は痩せていきます。
満月に近い月は、クレーターがほとんど見えないので、模様狙いですね。特に光状は、満月の頃最も見やすくなる模様です。特にティコのクレーターは、とても大きくきれいです。
前回紹介した太陽黒点付近のＨα画像です。
先日は、久しぶりにXクラスの大規模フレアが発生しましたが、曇天で観測できませんでした。ちょっと元気になった太陽の黒点です。
おおいぬ座のシリウスの近くにある散開星団です。月のない晩には、肉眼でも見える明るさです。望遠鏡でも双眼鏡でも楽しめる散開星団です。
ずっと狙いながら、きれいな画像が撮れずにいましたが、ようやく念願のシュレーター谷をきれいに捉える事が出来ました。川のようにうねったこの谷は、どちらかと言うと谷や断崖は、やや直線的な形が多い月の中では、ちょっと特異な存在のように思います。
２７日は、十三夜でした。皆さん、月見はされましたか？今年は、十五夜も十三夜の月も見ることが出来ました。気流も安定していて、アリスタルコスとシュレーター谷がきれいに見えました。
半年ぶりの撮影です。随分暗くなりましたが、なんとか写っています。６等級から１３等級まで減光しています。芯のない拡散状のイメージなので、このまま消えて言ってしまいそうな感じです。
月面南部にある大型のクレーターです。直径は、２２５ｋｍあります。周りに沢山のクレーターがあるので、アップにすると大きい割に、目立ちません。
月面には、時々「赤い光が見えた」、「ガスの様なものが噴出してた」などの目撃情報がありますが、プラトーは火口底が暗く平坦ですが、時々違った姿を見せる様で、ガスの噴出があったなど異常現象が時々目撃されたりしています。画像中央に見える火口底が暗いクレーターがプラトーで、直径は１０１kmです。
コペルニクスクレーターです。外輪山の高さは、４０００m級です。もう少しすると、光状が目立つ様になります。
今日の月です。月や惑星の撮影は、今日みたいな風のない穏やかな日は、撮影日和でピント調整も楽でした。
１０月２４日、今朝のオリオン大星雲です。今年は、チャンスがあれば連続して撮る予定です。空の状況や露出時間の差による違いを追います。
２３日～２４日の朝は、透明度が抜群で朝まで撮影してしまいました。昴は、ちょっと時間をかけて見ました。淡い部分が見えています。
