
いよいよ、関東のボトラー社も統合です。昔は、全国17ボトラーで構成されていて各地区にて分担、生産販売をしていたのですが、やはりコストダウン、経営効率化のために統合の道を選んだのでしょう。昔の関東地区FC構成は、日本でのコカ・コーラ製造販売のFC締結の最初、丸仁の高梨仁三郎氏がアトランタコカ・コーラ社とボトラーズアグリーメントFC契約を締結。駐日米軍用コカ・コーラレギュラーサイズ(190ml)の製造開始を昭和32(1957)年3月から開始したのを皮切りに、神奈川周辺地区は三菱商事が富士コカ・コーラ、埼玉周辺地区を三井物産が三国コカ・コーラ、千葉周辺地区はキッコーマンが利根コカ・コーラ、名古屋周辺地区はニチロ(現マルハニチロ)が中京コカ・コーラとなっていた。同じような、ボトラー統合の動きは、本国アメリカにおいても集約して効率化する傾向にある。日本も、2ボトラーに集約されるのではと考える。
*余談ですが、親戚がニチロ会長をしてました。
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コカ・コーラセントラルジャパンや三国コカ・コーラボトリングなど関東にあるコカ・コーラ系のボトラー4社は14日、企業規模を拡大するため経営統合すると発表した。この統合により、新会社は売上高において世界5位のコカ・コーラのボトラーとなる見込み。
経営統合するのは、コカ・コーラセントラルジャパン(横浜市西区)、三国コカ・コーラボトリング(埼玉県桶川市)、東京コカ・コーラボトリング(東京都港区)、利根コカ・コーラボトリング(千葉県野田市)の4社。来年7月1日に株式交換と分割により、統合する。存続会社はセントラル社で、統合後に名称を「コカ・コーライーストジャパン」へと変更する。
4社のうちセントラル社と三国社は東証1部上場企業だが、非存続会社となる三国社については、株式のうち35.7%を保有し筆頭株主である三井物産が、このうち22%分を154億900万円で売却、経営権を手放す。三国社は来年6月26日に上場廃止の予定。セントラル株1株に対して三国社株0.79株を割り当てる。4社の事業規模は、昨年度実績で売上高5700億円、従業員約7000人となっている。生産拠点は十カ所、営業拠点は150カ所に及ぶという。産経新聞 2012年12月14日(金)配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121214-00000548-san-bus_all