コカ・コーラ専門家が綴るCoca-Cola徹底分析ブログby元CCJC社員

日本コカ・コーラに在籍ブランドマーケティング上級管理職最前線で活躍してきたコカ・コーラ専門家。(株)BVC代表山本康博

■ザ・コカ・コーラカンパニーの社員限定のピンバッジ:アトランタ社長から

2010年08月30日 | その他

ザ・コカ・コーラカンパニーの社員限定のピンバッジ:アトランタ社長が日本に訪問されたときに社員に配られたものです。ボトラー社ではなく、アトランタ直系の社員だけが持っている物です。

コカ・コーラ社は、世界一のブランディングカンパニーですから、金のコンツアーボトルのピンバッジです。さすがコカ・コーラ。大事にとってあります。

*追記:外資には社員バッジという概念がなく、社章はないんです。












■昭和33年コカ・コーラに対抗する日本飲料「ガラナ」

2010年08月29日 | その他

昭和33年コカ・コーラに対抗する日本飲料として開発された「ガラナ」がいまだに北海道で売れています。不思議ですね。北海道でもコカ・コーラシステムはかなりの強さを持っています。

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コーラに対抗!? 「ガラナ」「コアップ・ガラナ」(120円・230ml)。は、なぜ北海道だけで広まったのか?ボトルは京都の舞妓さんの立ち姿をイメージしてつくられたもの 北海道のスーパーやコンビニで、当たり前に並んでいる清涼飲料水「ガラナ」。本州以南の人にとっては聞きなれないが、北海道では50年以上前からある人気ドリンクだ。面白いのは、北海道の“ご当地モノ”ではないのに、北海道“だけ”で広まったという点。一体「ガラナ」と北海道にはどんな関係があるのか? 気になる疑問を、北海道でガラナの製造をする飲料メーカーの小原さんにぶつけてみた。 

そもそも「ガラナ」とは? 「ガラナ飲料は、ブラジルアマゾン川のごく一部の流域でのみ採取される『ガラナ』という木の実から抽出したエキスに、糖分や炭酸を加えて作っているんです」と、小原さん。ガラナの実は、昔からブラジルの原住民が“不老不死”として扱っていた元気の源で、インディオたちが、祭典の際にこれを飲んで、3日3晩踊り続けたという話もあるのだとか。現在の調査でも、カフェインやカテキンが多く含まれていることが証明された、体にいい飲み物なのだそう。

「ガラナ」はいつ誕生したのか? ガラナ飲料の誕生は昭和33年。当時、その何年後かに日本に上陸すると言われていたコカ・コーラに対抗するため、全国清涼飲料協同組合連合会が開発した。「当時の日本の炭酸飲料といえば、ラムネやサイダーが一般的で、コカ・コーラが日本にやってきたら、商売にならないと危機感を感じていたようです。いろいろ調査していくと、『ガラナ』普及率の高いブラジルでは、コカ・コーラがあまり売れてないことが分かりました。このようなことから、コカ・コーラに対抗するため、ブラジル大使館の協力を得て、ガラナの実の輸入が始まったのです」(小原さん)

なぜ「ガラナ」は北海道だけに普及したのか? 「コカ・コーラが日本に上陸し、やはり日本中にコーラ旋風が巻き起こりました。コーラが圧倒的なシェアを獲得するにつれ、ガラナ飲料の生産は低調になっていったのです。果実酒の製造会社として昭和6年に設立した「株式会社 小原」の専務取締役・小原 聡さん。「小原」では、昭和35年からガラナ飲料を製造。「コアップ・ガラナ」(120円・230ml)。ガラナを作り続けて今年でちょうど50周年を迎える。 東京ウォーカー2010年8月29日

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100829-00000007-tkwalk-ent











■コカ・コーラ社グラソー ビタミンウォーターなかなかやりますね!

2010年08月19日 | コカ・コーラ以外の商品


グラソー ビタミンウォーターなかなかやりますね!日本コカ・コーラもさすがなかなかいい戦略をとったものだと感心しています。値段が高いにもかかわらず売れているのはナイスです。ザ・コカ・コーラカンパニー商品紹介ホームページ

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ブログが火付け役「グラソー ビタミンウォーター」500ml、売価200円人気のワケ

“いろんなところで見るオシャレなドリンク”だけに自動販売機でもオシャレに!2009年7月7日に日本で発売を開始したニューヨーク生まれの清涼飲料水「グラソー ビタミンウォーター」が絶好調だ。発売以来順調に数字を伸ばし8月4日にはついにコンビニに進出、人気はさらに加速すると見られている。わずか1か月で一躍人気ドリンクの仲間入りを果たした今商品、その秘密はズバリ「クチコミ」だった。

「グラソー ビタミンウォーター」は、7月の日本での発売以来、都内でのサンプリングを積極的に展開。そのカラフルなビジュアルも手伝って、瞬く間に“いろんなところで見るオシャレなドリンク”となった。このサンプリングは、渋谷や表参道、原宿など、流行に敏感な世代が多く集まるエリアにて実施。イベントには音楽やアートを絡め、会場には俳優・浅野忠信や漫画家・浦沢直樹を招くなど、多角的な活動によってオシャレな商品イメージが定着しつつある。

その結果、今商品は多くのメディアで取り上げられることとなったが、人気の秘密はそれだけではない。この商品の情報を一気に拡大させたのはブログをはじめとしたクチコミだったのだ。イベント活動に加え、商品自体が海外発でありながら保存料や合成着色料などは使用せず現代の日本人のヘルシー志向にマッチしていたこともあり、ブログ上で書き込みが増加。発売から約1か月の現在、Googleのブログ検索機能で「グラソー ビタミンウォーター」と打つと、実に1万件以上のページがヒットする(8月14日現在)。また、芸能人や人気モデルのブログで取り上げられたことも露出拡大に拍車をかけているようだ。

街角でのサンプリング戦略と、ブログなどによるWEB上でのクチコミ、ふたつの要因で大人気となった「グラソー ビタミンウォーター」。1か月前に日本でデビューした新ドリンクは、その売れ方もまた新しい、まさしく“イマドキ”の商品といえるのではないだろうか。(東京ウォーカー2009年8月21日配信)