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鼓曲萬来

BluesBritannia

1965年当時Bluesを始めて教えてもらったのは
本格的なシカゴブルース等ではなく
まぎれも無く、ストーンズ、アニマルズ、そしてゼム
 
それまでの明るい、アメリカンポップスやマージービートとかいう物とは明らかに違う
別次元の音楽の印象を受けたわけで
ブルースに出会った日、それは紛れも無くその時だった

British Rock Born in a Basement (2021)Ginger Baker, Jack Bruce, Eric Burdon 

 
 
木島則夫モーニングショウなんてのが学校に行く朝
テレビから流れて来た訳なんだけど
 
其の日は北九州で落盤事故があって暗い雰囲気で始まった
そこにゲストで出演したのがアニマルズ
コメントで「我々もニューカッソルという炭鉱の町で育った
このニュースを聞いて悲しい思いで一杯だ」とエリックバードンが歌ったのは
「朝日の当たる家」....これは朝からもう学校行きたくなくなる位の衝撃だったな
 
で、そこら辺に関わる話はもう星の数程あるけれど
実はキンクスはステージの上での喧嘩が絶えなかったそうなんだけど
ずっとレイデイヴィスがベースのピートの事を
シンバルで殴って、それでピートが止めたっていう話なんだけど
どうもインタヴューで聞くところによると
実は本当に仲悪かったのは
レイの弟のデイブとドラムのミックアヴォリーの方だったらしい
そのドラムのミックはチャーリーワッツが加わる前のストーンズのドラムだったらしい
 
まあ、当時のブルースブリタニア
ロンドンのサーキットでついたり離れたりしながら
群雄割拠の様相だったんだろうな
 
ジョンメイオールを筆頭に、アレクシスコーナー、ポールジョーンズ
クラプトンにベック、ジンジャーベイカーにジャックブルース
ゾンビーズ、ナッシュビルティーンズ、マンフレッドマンにフリードウッドマック
チッキンシャックにプレティシングス
etc etc

Blues Britannia
 
初めてこういった音楽に興味を持った頃
それは60年代の中頃、
リヴァプールサウンドなんて名前が付いていた頃だけど
其の頃に好きになったバンドやシンガー等は
自分の中では別格というか
こういった歳周りになっても、
やはり自分の趣向の中核というか、重要な根源的な領域を占めている訳ですわ
 
勿論、ビートルズにストーンズ、キンクスやフーってところから
ちょっと渋めのデイブクラーク5やアニマルズ、マンフレッドマン、
スペンサーデイヴィスグループにゾンビーズ、ヤードバーズなんてのも
いつまでたっても大好きなバンドやシンガーでありまして
 
その中でも、あの時代から変わらず今、現在でも
超一線の現役で頑張っていたりするシンガーともなりますと、
例えばミックジャガーとかスティヴィーウインウッドとかになりますと
もうそれはまじ神の領域
好きとか嫌いとかの次元では無くなってまいる訳です
 
その代表格がゼムのヴァンモリソン
もう最初に聞いたときからそのソウルフルな声にやられちまいまして
何度部屋でレコードとともにシャウトして
母親や妹に見つかったことか数えきれませんww
「何、わめいてるの」って感じで

そして勿論

Eric Clapton: Standing At The Crossroads | Full Eric Clapton Documentary  ...


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