SMILE

自分らしく、生きていくのだ。

『the Last Five Years』

2007-09-14 23:04:51 | おんがく
今日は職場で、急な会議が入ったのですが、「どうしても断れない約束があって・・。」と無理を言い、会議の初めに私の関係する議題を進めてもらい、定時で帰りました。

断れない約束とは・・もちろんデート・・なんかではなく、耕史くんのミュージカル「ラスト ファイブ イヤーズ」を観に行くため。乗り継ぎを迷ったり、迷子になったり・・やっとの思いで開演ギリギリに到着。はぁ、間に合って良かった。

今回の「L5Y」は・・

ジェイミー・・山本耕史くん
キャサリン・・井手麻理子さん

いやぁ・・・良かったですよ。以前の「L5Y」はDVDで観ましたが、確かにキャサリン役の女優さんと耕史くんのバランスがイマイチだったような気がします。若々しさは思いっきり出てましたが。でも、今回の井手キャサリン、安心して観てられました。声も伸びるし、歌も上手。表情や仕草もとっても、可愛らしくて引き込まれました。

ジェイミーはもちろん、進化しています。自作のストーリーを朗読するシーンも、演出が工夫されていて、とってもわかりやすくなってました。そして、演技力もものすごいパワーアップされていて・・勢いだけじゃない、ココロの中の動き、深い部分の心情がずきんっと響いてくる演技でした。

2人が1度だけ同じ時間を過ごすあのシーン。もう息が止まりそうでした。歌声もホントにバランスが良くて、心地いいし・・2人ともきれいだし・・。愛を誓い合う時って、人間1番きれいになりますね。結婚式のカップルがそう見えるように、この時の2人は最高に幸せな表情でした。うっとり・・・ごっくん・・苦笑。

今回は良いシート(2列目、ど真ん中!)に恵まれたので、役者さんの表情もじっくりと拝見することができました。キャサリンはキュート!ジェイミーはハンサム。真っ白なお肌で、きれいすぎるでしょ。「NOBODY NEEDS TO KNOW」での涙も・・あ、ここで来る!ってタイミングで涙の粒なんだもん。(誰も知らない・・知らなくていい・・ほろりって!)やられますよ、女性はみんな。シャツもボタン3つはずしで、腕も止めてなくて・・あぁ、TOKUみたい・・と、勝手に喜んでみたりして・・。観劇の中の3分の1は、美しいお姿に見とれていた感があるかも。不純。

いやいや、そんなことはありません。このミュージカルは時間軸をお互いに反対から進行していく内容で、とっても不思議な空間になるんです。同じステージ上で反対に時間が流れていく・・・でも、全然無理なく舞台は進んでいって・・とっても気持ちいいのです。きっと生の音楽と共に演じられるステージだからかな。私はこういう生きた空間が大好きなんです、きっと。

あぁ、面白かった。まだまだステージは続くんですよね。完成系になったときのモノをまたDVDかCDにしてくださるといいなぁ。祈りましょ。

ココロが豊かになりました。いろんなコトに感謝。ありがとう。明日からも頑張ろう。