まじめな話

どうもLisaです＾＾



今日はいじめの話。



毎日、毎日の報道を見ていると胸が痛みます。
よくいじめ問題になると「いじめられる子にも問題があるのでは？」や
「いじめる子にも闇があって問題がある」というような話になりますが
はっきりといってそんなことを問題にしてることがちゃんちゃらおかしい話。
いじめられてる側に100パーセントの問題があろうと
いじめてる側の悲しい事情があろうと
人を「故意」に傷つけていい理由にはならない。



はっきりいっていじめは犯罪です。
れっきとした殺人です。
れっきとした傷害罪です。
たとえ、自殺しなくても心の大事なところをズタズタに傷つけられ血が流れ一生消えない傷を負う。
遊びの延長？
じゃあ同じことをその子達にしてやりましょうよ。
だって遊びの延長でしょ？
同じことを毎日、毎日繰り返してやりましょうよ。
きっとその子達は苦しんで苦しんで、きっと自分が消えたらいいんだってところまで追い詰めた子達より
耐えられないでしょうね。



先生が気がつかなかったなんて絶対にあってはならない。
でも先生って私たちの時代からそんなものだった。
いじめられっこだったLisaは朝の会が苦手だった。
いじめてる子達が手をあげて「昨日○○さんに足を踏まれました、でも謝ってもらえませんでした。謝ってください」
などと毎日なにかしら言われる。
その子の友達が「なんでですかー？謝ってくださいー！」などと手を上げる。
身に覚えがないから「気がつかなかったです。ごめんなさい」と言った後
先生が「なぜあやまらなかったの？」などと聞いてくる。
毎日、毎日そういうことが繰り返されているのに何も見ようとしない人だった。
高校のときの先生は学校でいじめられ学校に行けなくなった私に
「電車の中でいやな人がいたからって車両をかえないでしょ？それくらいの気持ちでいなさい」と言った。



大人は忘れている。
子供たちにとって、学校は小さな社会である。
そこで朝から夕方までいるのだ。そこしかないのだ。
確かに学校はすべてじゃない。でも子供たちにとってはすべてだって事。
そして子供たちのいじめはそのまま大人に通じてる。
親が威張り散らしてるところの子は子供社会で威張り散らしている。
子供は大人を見てる。
見られていないと思っているところも見てそしていいことも悪いこともなく模倣している。



今回のニュースになっている事件がうやむやになりませんように。
けっしてうやむやにしていい問題じゃない。
人を死ぬまで追い詰めたということの重さを知るべき。
いじめた子達はその十字架を背負って生きるべき。
未成年？未来がある？
じゃあ自ら命を絶つしかなかった子の未来はどうなるの？
少なくとも何も知らず、何の悪意もなくいじめは始まらない。
大人がそんなことを見てみぬふりしていいわけがない。
テレビに映る市長や教育委員会や学校関係者の「私は関係ない」って言いたそうな、あの顔。
よくあれで教育者だなんて言えるなと感心してしまう。




今、いじめで苦しんでいる人はどうか生きてほしい。
死んでいい命なんて
消えていい命なんて
この世にはひとつもない。







大人の世界にもいじめはあるものね…。
人を尊重するということができないのも大きいんだよね。
人を嫌いになることがダメなんではない。
それを排除しようと集団で人の尊厳を傷つけること。
それがいじめだってこと。
それは暴力や殺人や傷害と何一つ変わらない行為だってこと。
それをきちんと学ぶべきなのだ。














関係ないけど、みょーじょーさんのHPのいじめについてのメッセージ。
なんかね。うん。まぁ誰かさんのを読むとやっぱり微妙な気持ちなるよね…