cocon.ashiya鍼灸院のスタッフ日記

女性鍼灸師の
あれこれをとりとめなく。
ゆる過ぎる頻度で更新。

ストレスを知ることから

2021-06-09 00:23:00 | 日記

生きているもの全てに

ストレスがあって当たり前。のような

このご時世💦


ストレスと上手くお付き合いする

には⁉️


まずはストレスを知ることから。


体や心の不調のタネになるストレス(=ストレッサー)は、大きく3‼︎


1.物理的ストレス

気温(暑さ·寒さ)湿度、気圧、騒音など

2.科学的ストレス

薬、大気汚染物質や公害物質など

3.心理的ストレス

仕事や家庭·家族の問題など


13のこうしたストレスによって

引き起こされる反応も、

大きく3つに分けられて⤵️


1めは、体の不調

2めに、心の不調

3めには、行動の不具合。


3番目の行動の不具合には

食べすぎ、飲み過ぎ、仕事のミスや

人間関係のトラブルなど…etc


➡️行動の不具合は

生活習慣の乱れを伴うため

体の不調や

心の不調にも

相互に影響を及ぼします。


ストレスのある状況に長く身を置く事で病気になるリスクも高まることは知られています

たとえば緊張や不安というストレスが加わるとおなかの調子が悪くなって下痢をしたり、環境の変化というストレスが加わると便秘をしたりは、誰しも経験があるかと。


実は腸と脳は連動し密接に関わり合い、食べ物の分解や消化に欠かせない酵素やホルモンの分泌を促したりしているからです。

例えば”セロトニン”という

脳内の神経伝達物質のホルモンは

精神を安定させる働きがあり、

しあわせホルモンなどと呼ばれていて


この”セロトニン”の

95%は腸でつくられていると云われ

脳内でつくられるのは全体の1%、残りは腎臓や血小板などでつくられます。


「脳腸相関」が機能する時に

この幸せホルモンのセロトニンが

上手く腸内で分泌され続ければ、

ストレスを軽減する効果がある

とも言えます!


ではこの幸せホルモン=セロトニン

を増やすには⁉️


まずは腸内環境に働きかけるために⤵️


質の良い睡眠をとり、

朝日を浴びて、呼吸を整え、

発酵食品などのバランスの取れた食事を。


きちんとしたルーティンで

ダンスや体操、散歩などリズム運動を。


時には気の合う人や、動物と触れ合う

グルーミングなども取り入れて。


幸せホルモン=セロトニンを意識的に

増やすように日常的に心がける事は

「脳腸相関」をスムーズに保ち、

ストレッサーに対抗できる近道です!


※鍼灸で得られる深いリラクゼーション効果はストレス緩和とセロトニン分泌に優位に働きかけます。




2021/03/15

2021-03-15 12:33:00 | 日記

肝臓疲れのサイン⁉️

イライラ、目の疲れ、やる気が出ない


すべての生き物が活動をはじめる春。


体は冬の間に低下した代謝を上げ

溜まった脂肪や毒素を排出しようと

新陳代謝を活発に!


血液中のさまざまな不純物を分解・解毒して浄化する肝臓のはたらきは

特に活発になり、

同時に負担もかかります。 



中医学的に春に労る臓器=肝臓


肝臓の主な働きは

血液🩸を浄化し貯蔵し、気の流れと

共に巡らせます。


特に夜間に

目を使う作業や夜更かしなどは、


血液の浄化する時間を妨げて

クレンジングが不十分になると...


疲れやすく肩こりやけいれんなど...

筋肉の働きにも問題が起きやすく

なります。



イライラ、目の疲れ、やる気が出ない

なども


デトックスがうまくいかない証拠。


春の不調には気をのびやかにする

肝臓を助けて、労りましょう❗️



まずは食べ物から———————


ポリフェノールが豊富に含まれて

抗酸化作用がある

◆季節の緑黄色野菜・野草

ほろ苦い菜の花、ヨモギやフキ、たらの芽などの野草や竹の子は、春の息吹=生命力を人間にもたらしてくれます。



酵素が体内の有害物質を

分解作用を持つ

◆伝統発酵食品

梅干や梅酢は、肝臓と腎臓のはたらきを高めてくれます。特に、味噌のなかのメチオニンという成分は解毒作用があり

味噌汁は特効薬になります。



ビタミンB群や食物繊維が

腸内環境を整える作用を持つ

◆麦類

五穀のなかでは、大麦が食薬になり、おすすめです。お茶ではハトムギ茶、パンは小麦の全粒粉のものを。



血流を促す作用のある

◆やさしい辛みのある食材

大根や玉ねぎ、白ねぎ、生姜などのやさしい辛みは、肝臓のはたらきを高めて血液の流れをよくしてくれます。



疲労物質を取り除く作用のある

◆酸味のある果物

あんずやすもも 、イチゴ、クコ、りんご、レモンなど、おやつに酸味のある果物も食薬になります。



↓↓

肝臓を労わる5食材を意識的に取り入れて、よく眠り、気持ちをのびやかにし

春の新陳代謝を促しましょう!





————————


参考文献

岡部憲二『マワリテメクル小宇宙~暮らしに活かす陰陽五行』ムスビの会 出版部 


春に恒例の嬉しいお知らせ㊗️

2021-02-24 18:39:00 | 日記

今年も春に
嬉しい💕お知らせが届きます。

40歳を目前にして、
やっぱり赤ちゃんが、欲しい‼︎

となって初めて血液検査🩸からスタート。

肝臓の数値が、正常値より少し⏫
大好きなお酒も控えて

卵管造影検査も済ませて

いざ鍼灸治療をスタート‼︎

不妊の方によくある
PCOS=多嚢胞性卵巣症候群もあるため

よもぎ蒸しも併用を提案。

1月8日からスタートして毎週頑張って

よもぎ蒸しを30分して
からの鍼灸治療も初体験🔰
ドキドキしながら
がんばりました


2月22日に早くも着床の誇らしげであり
照れたようなお声の
うれしいお電話をいただきました💕

受け取る側もニンマリして嬉しくて
テンションuP⤴️
気の早い安産灸の話にまで(笑)

なぜなら
最短でスピード着床のため、不妊治療の
段階に合わせて
色々なご説明も治療をしながら
お話するのですが、その間もなく🐣ご懐妊

辛いホルモン治療を併用するまでもなく
体に負担がないまま着床できた事が
一番良かったかと安堵。

40代の不妊治療は西洋医学と併用される
方もありホルモン剤の投与があります。

中医学では本来、鍼灸と漢方で3ヶ月程度
を目安に体質を診ながら手探りの治療で

一年以内の着床を目指します。

ご本人は
まだまだ安心出来ないと気を引き締めて
いましたが。。

鍼灸師としては...

コロナ禍にあり
不安のなか妊活と仕事を両立し
年内にママになる方と5人の赤ちゃんとの
ご縁があった事に幸せを感じます💕

どうか無事にすくすく成長して
安産でありますように。

祈ります⛩






マスク顔たるみ💦の原因に

2021-01-21 22:40:00 | 日記

加齢による顔たるみに拍車が💦

と言う私を含めた女性のお悩みは...


たるみ顔はマスクが手放せないコロナ禍の生活にも要因が⁈


大きな声を出さない!

おしゃべりをしない!などなど

表情筋が動かせない事が引き金に⁉️


 

「たるみの原因は主に3つ。

1)肌の保水力の低下

2)顎周りや側頭部の筋肉の緩み

3)表情筋の衰え

などです。


マスク生活ではマスク内の湿気によって乾きを認知しにくいため

水分を取る機会の減少から保水力の⤵️


マスク下で表情筋を動かさない習慣が

長期にわたり

たるみに移行。


さらに

最近では⤵️


滑舌が悪くなった!

声が小さくなった?

飲み込みにくいなどの方も⁈


「会話は舌筋を動かし、喉の筋肉を使い、表情筋も使います。

これまで、当たり前にしていた誰かとの楽しいおしゃべりが、

とても大切な筋トレになっていたのです!」


「コロナ禍の漠然とした不安も、笑顔を

なくして、さらに表情を乏しくしています。

怒っていないのに『怒ってる?』と

最近よく聞かれる?のも表情筋の衰えのサインかと。」


「頬の内側をよくかんでしまう人は、

頬の頬筋がたるんでる可能性あり。」


視力低下も兆候の一つ。


目の周りの筋力の低下は、目の下が落ちくぼんだり、くまもたるみの原因に。


さらに、多いのが耳が痛くて💦

マスクがつらいという人などは

耳に近いあご周りや側頭部の筋肉の悲鳴です!

——


上記の

顔面を含む頭部の不快な症状は、

ほぼ

長引くマスク生活が原因かも⁉️


まだしばらく続くマスク生活に💦


鍼灸では、

上記の症状に対して


まずストレス緩和で筋緊張のクセを

和らげる。

側頭部や表情筋、喉や顎関節などの筋肉は頭皮鍼や顔鍼でほぐすことで

筋肉の動きをスムーズに❗️


外力を加える事が無いため、


ピンポイントの刺激で自然に筋肉を元の動きに戻りやすくし表情やたるみの改善に❗️


「少しの鍼刺激の積み重ねが、

お悩みの症状を良くすることに繋がります」





冬の困った症状には😰

2021-01-20 09:00:00 | 日記

季節ごとの養生には。


東洋医学では、春は肝、夏は心臓、秋は肺というように季節ごとに養生する内臓が定められていて、それが健康に過ごす秘訣だとされます。


冬に労る内臓は腎です。


「東洋医学では、腎臓だけではなく副腎も含めて『腎』と総称します。」


腎臓は全身の水分代謝をコントロールし副腎はホルモンバランスを整え、

生育、生殖、活力と関係します。


つまり、腎は体内の水分を循環させて余分な水分を膀胱(ぼうこう)に送って排泄(はいせつ)する機能の他に、身体の精気や気力を保っています。


冬になって気温が低下し腎のパワーも低下❗️


すると膀胱・ホルモン・生殖器・免疫などに悪影響を及ぼし、

冷え性が加速したり老化現象が目立ち

感染症にかかりやすくなります。



冬の困った症状に....


①抜け毛や白髪など髪の毛のトラブル

②まぶたが腫れぼったい

③顔色がくすむ(灰色)

④歯や歯茎が腫れる

⑤舌の両サイドに歯形が付きやすい

⑥耳鳴りや難聴気味

⑦足腰の疲れからむくみやすい

⑧気力が湧かない


などなど.....

一つでも当てはまる場合には

腎パワーがダウン⤵️している可能性が!!


「腎を養生するには」

まず身体を冷やさないこと。

また腎は過労やストレスにも弱いので

休息や睡眠をしっかり。


食材としては、山芋、豚肉、エビ、うなぎ、すっぽんなど、いわゆる滋養のあるものがオススメ。

(中医では特に黒い食べもの=黒豆、黒胡麻...など)



腎パワーを高め感染症予防に!


鍼灸で腎を補う養生法が最適。


特にお灸の熱エネルギーが冷えを

予防して巡りを良くし

免疫やホルモンの強化に働きかけ

かけます。


「健康な一年のために鍼灸では

腎を養うことからスタートします❗️