それが、自分にとって必要か?好きか?などの判断。
人はそれを3秒以内で決める。と、そう言われています。いつから誰が言い始めたのか?は判りません。ただメディア関係者をはじめ、一部の業界関係者はこれに異を唱えません。実感としての覚えがあるからです。
【自分の日常を思い出す】
話を皆さんの日常に移しましょう。
皆さんはスマホで何某かの情報にアクセスした際、順にじっくりと全ての内容を吟味するでしょうか?
人はそれを3秒以内で決める。と、そう言われています。いつから誰が言い始めたのか?は判りません。ただメディア関係者をはじめ、一部の業界関係者はこれに異を唱えません。実感としての覚えがあるからです。
【自分の日常を思い出す】
話を皆さんの日常に移しましょう。
皆さんはスマホで何某かの情報にアクセスした際、順にじっくりと全ての内容を吟味するでしょうか?
あるいは雑誌や新聞の記事はどうでしょう?
◀全ページは注目しない
服を見に入った店舗で、端から全商品をチェックするでしょうか?
レストランを探す時、またはメニューで注文を決める時はどうでしょう?
いずれの場合も、ざっと見渡して、必要性や好みで注目すべきものを選びますよね?
服を見に入った店舗で、端から全商品をチェックするでしょうか?
レストランを探す時、またはメニューで注文を決める時はどうでしょう?
いずれの場合も、ざっと見渡して、必要性や好みで注目すべきものを選びますよね?
しかもその行動は特に意識的ではないと思います。
そうして最初の選択肢になったモノが「3秒の壁」を超えた情報です。
そうして最初の選択肢になったモノが「3秒の壁」を超えた情報です。
◀全SNS投稿には注目しない
「3秒」と言いつつ実際には、1秒程度でこれを決定している事も多いかと思います。決して最初から詳細な内容の吟味などはしません。何かを探す時のご自身の振舞いを思い出して頂ければ納得できるのではないでしょうか?
結論として、3秒判定に当選しなかったモノ(情報)は存在しない事になります。
皆さんもスっ飛ばした情報が何か?なんていちいち覚えていないでしょう?
【壁はどんどん高くなる?】
話を表題に戻します。
特に意識することなく皆さんは日々、膨大な情報の取捨選択を行っています。
2006年、総務省は報告で選択可能情報量(98.8%はネット情報)は、1996年からの10年間でおよそ530倍に増加し「情報爆発」と定義しました。この時点で、すでに個人が処理する情報量を超えつつある、との見解が各方面に散見されました。
「3秒」と言いつつ実際には、1秒程度でこれを決定している事も多いかと思います。決して最初から詳細な内容の吟味などはしません。何かを探す時のご自身の振舞いを思い出して頂ければ納得できるのではないでしょうか?
結論として、3秒判定に当選しなかったモノ(情報)は存在しない事になります。
皆さんもスっ飛ばした情報が何か?なんていちいち覚えていないでしょう?
【壁はどんどん高くなる?】
話を表題に戻します。
特に意識することなく皆さんは日々、膨大な情報の取捨選択を行っています。
2006年、総務省は報告で選択可能情報量(98.8%はネット情報)は、1996年からの10年間でおよそ530倍に増加し「情報爆発」と定義しました。この時点で、すでに個人が処理する情報量を超えつつある、との見解が各方面に散見されました。
現在、国内の情報流通量(トラフィック)は2006年の約55倍です。もし今「選択可能情報量」なる概念を情報流通量に比例すると考えれば単純計算で、17年間で29,000倍に増加したと言えます。そして当然ですが、これはこの先、世界規模でにさらに急拡大していくと想定されます。
▼出典:総務省(令和6年版 ICT白書)
数字の話はさておき、では一体この話題の何が問題なのでしょう?
3つあると考えます。
3つあると考えます。
1)情報のほとんどは切捨てられる
2)国内のビジネスパーソンに、その意識が薄い
2)国内のビジネスパーソンに、その意識が薄い
3)情報の発信側に回ると情報は全て届く!を前提に考える
爆発的な情報流通量の増大により取捨選択というよりは、主に情報の切捨てが行われるようになりました。情報のほとんどは「3秒の壁」を超える事なく次々に切捨てられ、その現状認識がないままに、多くの個人と組織が情報発信を続けています。
日本の会社さんはプロモーションが苦手、、昔からそんな話をよく耳にしました。時には当事者自らがそう宣言(何故か少し嬉しそうに?)します。これを裏付けるような一つのデータがあります。
▼各国企業におけるパーソナルデータの活用状況(出典:総務省令和5年版 ICT白書)
パーソナルデータの活用とは、つまり情報を伝える相手を知り、伝え方を考えるという事です。
日本は「ある程度」を含めても活用が53%弱と低水準です。が、問題はそこではありません。
約30%の企業が活用の意義を感じていないという事実です。他国が10%前後なのでこれは「突出」と言って良いでしょう。
自分の事は知って欲しいが、その相手には興味がない。
「プロモーション = コミュニケーション」と考えるなら、日本の企業はプロモーションが苦手と言われても仕方がないのかもしれません。
◀壁の向こうにいる相手は?
相手を考えず、一方的に自分を語る情報発信で、3秒の壁を超えるのは厳しいのではないでしょうか?
かつて消費者が積極的に製品情報を求め、評価したのは30年以上も昔の話です。当時は高性能、高品質、希少性など優位な点を謳えば、物やサービスは売れました。要は購買動機を提供するだけのプロモーションです。その成功体験が今も多くの人の心に残っている気がしてなりません。
市場情報(製品・サービス)は労せず手に入るようになりました。常に推奨する提案もなされます。また誰もが簡単に情報を発信できる環境を手に入れました。必然的に今も情報の選択性は拡大を続け、ますます商材は選ばれ辛く、壁は高くなり続けているのだと思います。
【今、必要な事】
現在、情報発信に成功する人は限られています。
いったい何が必要なのでしょう?
一方で、
「~すれば良い」と回答する人達がいます。
他方で、
「ECは何処に出せば良いですか?」
「SNSはどうすれば注目されますか?」
「ネット広告は何処が良い?」
「若い人に売るには?」
「富裕層に売りたい!」
そう尋ねる(最後のは宣言ですね)人達がいます。
仮に「~すれば良い」が在るなら、その方法を共有する全ての人が成果を収めるでしょう。
他方で、
「ECは何処に出せば良いですか?」
「SNSはどうすれば注目されますか?」
「ネット広告は何処が良い?」
「若い人に売るには?」
「富裕層に売りたい!」
そう尋ねる(最後のは宣言ですね)人達がいます。
仮に「~すれば良い」が在るなら、その方法を共有する全ての人が成果を収めるでしょう。
当然ですが、百社には百様の環境があり、その解法は個社個社によって異なります。
◀全ては「注目」されてから!
ただし成果を目指す入口は明確です。
それは必要とする人に「見つけてもらう!」です。
そのためには何をどう考え、どう行動すれば良いのでしょうか?
ただし成果を目指す入口は明確です。
それは必要とする人に「見つけてもらう!」です。
そのためには何をどう考え、どう行動すれば良いのでしょうか?
次に「壁の攻略」を考えてみたいと思います。