Club Uribouz

Blog Novel マクロに壮大な物語を

金沢散歩 :
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指先一本

2009年12月23日 | Blog Novel
Episode9/#03


岩盤のわずかな隙間に指先をねじ込んだ。

人差指の第一関節だけで、全体重を支えている。

体は…宙ぶらりんだ。


下方遥か彼方に今まで登ってきた森が見える。






オーバーハングの箇所が至る所にある。
気を休める所もない。

こんな精神状態で、山頂で戦えるのだろうか。


大きく張り出した大岩を越えるため、
次のホールドへ、ゆっくり手を伸ばした。



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (フレデリカ)
2009-12-23 17:51:20
楽しいですね、本当に大きな岩に見えます!!急すぎて危険です、気をつけて!!
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Unknown (小枝)
2009-12-23 19:04:39
これは腕だけで登るしかない崖ですねえ。
危なそう。
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Unknown (ドンコ将軍)
2009-12-24 01:19:29
この絶壁は風も強そうですね!
ヅルッといったら、あっという間に点になってしまいそうですね。
点になって天に行くかも?
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チャレンジ (Uribouz)
2009-12-25 00:40:19
フレデリカさん、こんばんは。

自転車ツーリングのコースのひとつに、屋外のロッククライミング施設があります。
何十メートルかの人工の岩にいろんな色形のホールドが取り付けられてて、
それぞれのレベルごとに挑戦できるようになってます。
子供でも結構器用にチャレンジしてるんです。

さて、ぼくたちは …
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ひとつ、またひとつ (Uribouz)
2009-12-25 00:44:01
小枝さん、こんばんは。

オーバーハングなので、足は壁面から離れてて、
腕で登るしかないようです。

ああっ、背中がかゆいっ! だれか掻いて ^ ^
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てん (Uribouz)
2009-12-25 00:45:46
ドンコ将軍、こんばんは。

天に行かないように、心機一転 頑張ります! ^ ^
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