自宅からサーモボトルに熱い湯を持参してきた
野点をしよう
奥まったベンチで煎茶を点てる
登山途中に野点するのためいろいろ工夫してみてる
課題1:登山途中でもさっと煎れて、さっと片付けられる
煎茶は一般的には一回の茶葉で、三煎は煎れられ、それぞれに「あっさり」「馥郁」「渋みが加わり」...と
それぞれに味わえる
でもそれはじっくり時間をかけられる場合であり
登山で、しかも小休憩では時間がない、最初から二煎目の「馥郁」だけを味わい、
味わった後はさっと片付けて歩き始めたい
課題2:煎茶は70℃くらいで煎れたいが、登山途中で温度コントロールは面倒で、湯が熱すぎると渋くなる
が...
①急須の底に薄く茶を入れて
②サーモボトルの湯を陶器の茶碗に少し注ぐ
湯はまだ十分に熱く、このままでは煎茶には向かない
茶碗の中でゆっくり湯をまわし、適温になるまで冷ます
山ではシェラカップなどが扱いやすいが、湯の適温を覚えやすいので陶器がお勧め
味わいもあるし
湯を注ぐのは、茶碗を温める意味もある
③適温になったら、「茶が浸る程度まで」湯を注ぐ
④1分ほどしたら、茶碗に注ぐ
茶葉が開いたので、わずかほどだけ茶が滴る
⑤あらためて急須に湯を満たす
サーモボトルから熱々の湯をそのまま注いでも、渋くはならない
経験則で、一度開いたあとの茶葉に熱湯を注いでも渋くならなかった 何でか ^ ^
⑥茶葉は開いているので、すぐ茶碗に注いでも大丈夫
茶葉が浸るだけとは言え1煎目につづき、実質これが2煎目相当の一杯目になる
⑦一番旨みの凝縮した最後の一滴まで煎れる
④の茶も旨みの凝縮
1杯目から2煎目の味わいで、水色もその鮮やかさが出る
んまい!
今日は、かわばた菓子店(金沢市城南)さんで主菓子を用意
絶品の苺大福
絶品の野点になった
同じ茶でも野点でいただくと何でこんなに旨いんだろ
⑧いただいたあとは さっと片付け
茶漉しに溜まった茶葉は普通はザーッと流して片付けるが、山ではそうはいかない
そこで、茶漉しをひっくり返してトントンと叩けば、大半は落ちて急須に溜まる
残りは上からちょっと湯をかけてやればすっかりキレイになる
急須に溜まった茶葉と茶は、そーっと注いでいただき、
茶葉はキッチンペーパー1枚で拭けばそのまま片付けて良いくらいキレイになる
今日も美味しくいただきました
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