手取キャニオンロード ハーブの里ミントレイノへ

爽快コース、手取キャニオンロードをロードバイクで走ってきました。







早朝に金沢市郊外まで車で移動し、いそいそと準備。
毎回、この車を降りてから走り出すまでの準備の時間が何とももどかしい。
あ～早よぉ走りてぇ！

空は薄曇りながら、後にピーカンになり絶好のツーリング日和。
気持ちもはやる。

鶴来町内で、白山比咩神社（しらやまひめじんじゃ）にちょっと立ち寄り。
広い参道に降り注ぐ木漏れ日が綺麗でした。







道向こうへ渡ると、石川線の旧加賀一の宮駅。
廃線となった鶴来～加賀一の宮駅間の、オレンジ色に錆びた線路が、
もう電車を運ばなくなったことを物語っています。

草たちがそれらをみんな野に還そうと覆いをかけ始めていました。
惜しいです。


…って、早く走ろうぜ！







いつもの金名橋で一枚。なかなか進まない。

手取川峡谷が見えてきました。
この峡谷に沿って、旧金名線の線路跡地を活用したキャニオンロードを走ります。
線路跡地なので、当然大きなアップダウンはなく、走りやすいんです。
また、意外と日陰も多く、暑い時期でも比較的快適。

それでも、水分補給は欠かせません。







こちらも定番、綿ヶ滝。

自転車を降りた直後に、ビンディング（金具）の付いたシューズで、急な階段を下りて滝のそばへ。
しかも、滝の飛沫で階段は年中濡れています。

踏ん張りが利かず、ガクッと行ったら洒落にならない。
ここはゆっくり降りましょう。


今日は朝から結構気温が高い。
すんげー体に良さそうな飛沫を浴びて、フルチャージ！


好天も手伝って、朝からツーリストがたくさん走っています。
ロードバイクからマウンテンバイク、どう見てもママチャリ、大昔？のサイクリング車。
ワイワイ話しながら、あちこちで休憩しながら、平行する一般道をトレインで飛ばしながら、写真撮りながら。
彼女と一緒に、子供と一緒に、夫婦連れで、クラブランで、敬老会？で。
みなそれぞれに楽しそうに、それぞれにすれ違いであいさつを交わす。

何気に数えていたら、僕が見かけた人だけで５０人は居ました。
大盛況です。



手取川キャニオンロードとしては終点の瀬女（せな）高原にほどなく到着。
だいたいはみなさんここで引き返すんですが、
ここだけの話、もう少し走りましょう。








トンネルをくぐり、ツール・ド・のとみたいな「ゴール前の激坂７００m」を一気に上ると、

「ハーブの里ミントレイノ」があります。

こちらをぜひゴールとしてお勧めします。
ハーブガーデンや、ハーブ農園、自宅庭への植え付け用に、苗の購入も出来ます。
センターロッジにはハーブを使った多彩なアイテムや、喫茶でのティータイム。

瀬女の施設は広い駐車場に、レストラン、お土産屋、自販機、トイレなど完備されて便利ですが、
たくさんの車やバイクの軍団が居てかなりごちゃごちゃ。







一方こちらは、静かで自然そのものだし、ハーブの良い匂いがするわ、耳に心地よい音楽が流れてるわ、
いつの間にやら羊が何頭も草を食んでるわ。　はぁ～～～、寛げます。











今日は100mmマクロ付けてきたので、花撮るのはお手のもの。
100mmマクロ縛りって、案外悪くないかも。









糖分補給を兼ねて、木いちごのシャーベットいただきます。
けっこう濃厚、冷やっこくて、うめぇ。

十分な食事の施設はないので、持参のカロリーメイト補給し、椅子に体を委ねる。
爆睡。はぁ～結構。



気ん持ち良く目が覚めた。　さて、帰るとしますか。

下界から緩ーい傾斜を上る行程なので、帰りは軽快。
残念ながら向かい風でしたが、それでも楽。
ちょーしこいて途中すっ飛ばしてました。
どうしても少し先に走ってる人を見かけると、頑張ってしまう。^ ^









無事車に戻り、簡単に着替えてそのまま湯涌温泉総湯へ。
嗚呼、350円の贅沢。
寝湯で、また寝ちまいそう。

湯上がりには、本日最後の定番　金沢湯涌サイダー「柚子小町」

逆光で撮るのに窓に向けて置いたら、
柚子が細かく入ってるのがよく見えました。


走行距離６０km。

本日も、快適なり。




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がんばろう、日本
あたりまえの毎日に早く戻りますように
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