Club Uribouz

Blog Novel マクロに壮大な物語を

金沢散歩 :
森にいます:
庭にいます:

スキー天国RV天国

2006年01月08日 | 山のあんちゃん
 峠越えで、お隣富山県の親戚へお出かけ。
 こちらはさらに凄い雪で昨日から40cmは積もっている様子。県境辺りの道の両脇には除雪車の作っていった高さ2m以上の雪の壁があり、その上にさらに昨日からの雪が降り積もっています。

 こうなるとRV車の独壇場。四駆でもセダンではちょっと躊躇するでしょう。普段ノロマな亀のRV車も水を得た魚、いや雪を得た犬のよう。雪塊があろうがグイグイ走るその頼もしいこと。
 でもいい気になってどこかに突っ込んだら、もはや誰も助けられません。


 この辺りも自転車のシーズン中はいいコースがとれるんですが、僕らの言ういいコース=走り甲斐のある峠道=冬は雪が多い、という公式が成り立ちます。

 春になったら今度は自転車で寄りますんでよろしくね。


 雪囲い(ゆきがこい)って知ってる?

 今年は雪囲いが威力を発揮しています。雪の多いこの辺りの家には当たり前のようにあり、僕の家も子供の頃にはありました。
 雪囲いとは、降り積もる雪や、屋根から落ちた雪が一階の外壁や窓に積もって家が傷まないように、また冬の間家の周りを移動できるように、そしてそのスペースで春までの野菜などを貯蔵しておくことを目的とした家の防護壁のようなもので、一階の軒先に角材などを立てて、そこに板を当てて固定したようなものです。
 積もった雪や屋根から落ちた雪は雪囲いの外に積もってゆき、家を守ってくれます。

 子供の頃は本当に板を当てていたので、囲いのある間は囲いの上のわずかからしか日が射しません。もっとも雪が積もっちまえば陽が射さないことに変わりないですけど。
 透明なトタン板が使われるようになってからは囲ってあっても雪が少ない頃は普段と変わらない陽が差し込んできたものです。

 この囲いと外壁の間にできる幅1mほどの回廊は、これまた子供の格好の遊び場でした。

 何だか久しぶりに雪囲いを見てなつかしくなってしまいました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雪中行軍 | トップ | 山のあんちゃん »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿