面白すぎる

　ボート競技に出ることになりました。


　これ、面白すぎます。
　一発でハマってしまいました。

　全くの初心者なのでルールも用語も何にも解りませんが、
　面白いということだけは解りました。

　出場するのは「ナックルフォア５００m」
　漕ぎ手が４人に舵取り（コックスって言ってたかな）の５人チーム。
　町民レガッタ大会への出場です。

　先日近所の仲間内で飲んでて、こうなったんです。
　元々うちの町では漕艇競技をする環境があり、
　小学生からシニアまで細かくクラス分けをしたボートの大会があるらしい。

　一昨年にうちの在所で一チーム出場し、それが続いている。
　それにしても、未経験者で、ボートのどっちが前でどうやって漕ぐのか
　ボートが沈んだらどうしよう、救命具を着るのか、そもそもどんな格好で参加するのか。

　でも出場資格を見てちょっと安心しました。

　「小学４年生以上」


　「陸から川を見ることはできるが、川の真中から陸を見るにはボートに乗るしかないよ」
　って、以前誰かに言われて、いいなぁそれって、って思ってました。

　早朝５時半集合で、６時には水の上。

　指導の人に教えてもらって（今回、初参加は５人中３人^ ^）恐る恐る乗り始め
　２ラップめ辺りで何とか進めるようになったら一気にハマってしまいました。

　最後まで「川の真ん中から…」なんて余裕はありませんでしたが、

　水面すれすれで風を切る爽快感、
　息が合ったときのスピード感、
　そして５人での一体感。


　３０～４０分程度の練習なんてあっという間。
　何より、この運動って……

　これ、自転車に近いぞ。
　ヒルクライムで背中で引きながら上る感覚に近いような気がした。

　もう、毎朝練習でもいいなぁ。



　練習を終えて帰った後、写真撮りにもう一度来てみると、
　高校生や、たくさんの中学生が練習をしていました。

　ボートにもいろんな種類があるのが解ったし、
　なるほど腕で引いてしまってる人や、上手に乗ってる人も解ったし

　何より、こんな環境がある町に住んでいてすごくうれしく思いました。





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