【二日目】
パッケージツアーは便利すよな。雨でも楽々の車移動でございます。
国立故宮博物院では、長い行列の先に白菜を観ることができました。ルーブル美術館におけるモナリザのようなものであります。ここでは、「日本人は手先が器用で勤勉」という幻想を打ち砕くに十分な、中国人による象牙細工の数々を鑑賞することもできます。その他、中正紀念堂、行天宮などの名だたる旧跡をたどるコースを回りました。ツアーの手引きによる昼食や土産物店なども巡ります。
台湾銘菓パイナップルケーキの価格に関する指針を記します。街中には専業のチェーン店舗も見られ、また雑多な土産物店や、スーパーマーケット、空港など、いたるところで購入することができます。その価格はさまざまながら、「1g=1元」の近似線が成り立っているような感じがあります。個包装ですかすかの240g箱が240元であったり、重量感あふれる540g箱が480元であったりし、大まかにその線を外れることがなければ、それはまあ適正な価格と言ってよいと感じます。ただしそれは、餡のパイナップル含有率が五十数%の通常製品の場合。高級志向の100%パイナップル餡なら1.5倍ほどの価格と見てよさそうです。
旅行の主目的ともいえる散髪について、結局はgoogle先生の指南により「亞特男士造型」を訪ねました。さすが大都会は至る所に理髪店があったのですが、駅構内のスピード散髪風の店はどうにも怖くて入れなかったのです(「100元」という価格設定も私を不安にさせた)。「亞特男士造型」にしてよかったのは、確かな技術と丁寧な仕事。仕上げは上々で、しかも満点のサービス、散髪に当たった女の人が筆舌に尽くしがたいほどきれいな人だったことは写真からもうかがい知れることと思います。
それから、お茶の「春水堂」で軽く食事をとりまして。タピオカ入りミルクティーなどが主力でしょうか、それに揚げ餅を食べつつ、まあ食べるたいていのものがおいしく、「臭豆腐」以外のすべてが食べられそうな素敵な国でした。
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