【三日目】
市内地下鉄利用にはこのカードの使用が推奨されていまして、普通でも距離に応じ20元~60元のところ、カードを使うと破格の2割引。最後の補充から2年間しか使えませんが、観光旅行者でもまずは一枚入手しておくのがよいでしょう。地下鉄の中には、上り路線と下り路線が明確に区別されているところも中にはあります。しかしご安心ください。台湾は、改札を通ってからゆっくり考えればよい、いわば「普通」の地下鉄なのです。路線自体はわかりやすい色分けがなされているので、あとはどちらの方向に向かうかさえわかれば迷わず乗れます。とりあえず、今立っている場所がどちらの行先に向かうのかを知るため、表示板に書いてある「月台」(漢字で書いてあるのがまたわかりやすい)を頼りに路線図を見るもその「月台」駅が一向に見つかりませんでしたが、何のことはない「月台」はプラットフォームのことだった。
「台北101」89階展望台へ上るエレベーターに乗りました。ビルのマスコットキャラクターはダンパーくん。夜の年末カウントダウンイベントには、ビルから放つ花火の見物に70万人が訪れると聞きます。
地下鉄茶色線の南終着駅「動物園」から、さらに4kmにわたって猫空ロープウェーが伸びています。この片道50元はカードでも割引なしですが、それにしても安すぎやしないか。左の山の向こうに台北101ビル、右はごみ焼却場の煙突のよう。ロープウェーの最高到達点は十禅寺山と同じくらい。
西門駅前の人波。
士林市場。
台北101ビルの花火は、翌朝のテレビで見ました。日本との時差は1時間で、1時間前には日本のカウントダウンイベントの模様も見ることができたのですが、そうしてみるとその時刻とか暦とかは社会が便宜上定めた仕組みにすぎないことがわかります。そして台湾での年越しです。いわく「跨年」。
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