華太郎登山日記(*^^)v

毎月2~3回島根県東部の山々を中心にソロ&グループで大山・三瓶山・吾妻山などを登っております(^^♪

出雲の巨石信仰『石神さん』伎比佐大岩を視察研修

2020年12月08日 | 散策、ウオーキング

 天馬山登山とは前後しますが、11月末に伊波野コミセン主催の石神さん
を学ぶ研修(座学と現地視察)に参加してきました。
今回は、仏経山の中腹にある伎比佐大岩をメインに屏風岩と塞ノ神の岩も
H先生の講義(座学)と現地視察(登山)をしました。

仏経山は、元来『神名火山』と称していました。
しかし、それを仏教を深く信じた戦国大名の『尼子経久』が尼子家の安泰を祈り神名火山に12寺を建立し薬師12体を祭り、山の名称までも神名火山から仏経山と改めたとのことです。
まさしく「神の山」から「仏の山に」なったのです。
但し、経久自身が本当に改名までしたかと言えば、その確かな文献は無いようです。
今は建立した寺院の面影は全く無く、わずか薬師3体のみが山麓に祭られいるとのことです。其の内の1体が下の薬師堂です。
尚、神名火山は宍道湖中心に4座あります。

1、松江大庭の茶臼山(宍道湖の南東)
2、松江鹿島の朝日山(宍道湖の北東)
3、出雲平田の大船山(宍道湖の北西)
4、出雲斐川の仏経山(宍道湖の南西)
現地視察は、仏経山の麓の本誓寺の駐車場からスタートです。
目的地の伎比佐大岩は仏経山の中腹(標高150m地点)に有りますが、
ここからは40分程掛かります。仏経山登山(366m)とほぼ同じ所用時間です。

実際歩き出すと・・・いきなりの急登です。16名の参加者の中には山登りの準備をされてなかった方もおられ、数名の人が泥だらけになりました。
それでも事前にボランティアでAさんら数名で笹刈や登山道を整備して下さった様なので、本当に登り易かったです。感謝・感謝です。

                         ☝ 出雲の石神信仰を伝承する会 企画・制作
         『神名火山【仏経山】~石神さま巡拝~』より

☟本誓寺

☟スタート地点(本誓寺前)での簡単なレクチャー

☟スタート地点に現存する薬師像を祭る岩屋薬師堂

☟スタート地点に太平洋戦争末期の大社飛行場の弾薬庫跡


☟急登の始まり

☟登山道唯一の展望所からの眺望


☟塞ノ神の岩、地図⑦


☟伎比佐大岩、地図⑥


☟伎比佐大岩の奥にある屏風岩への入口、地図➄

☟屏風岩


☟屏風岩の下でのレクチャー
☝ここの中の5名が上の屏風岩まで行きました(^^♪



天馬山で石斬(石鬼退治)

2020年12月04日 | 趣味、登山

 12月2日、人気の鬼滅の刃ですっかり有名になった天馬山の割石を
見ようと好天に誘われて、10時半頃から出掛けました。
割石の場所は山頂手前を200m下ったところの沢にありました。
ここで30分ほど過ごして、山頂には登山口から約50分で着きました。
南側の眺望は雑木林で全くダメですが、北側は大出日山や天狗山の
眺望があります。
また、北東には宍道湖やその先のキューピーさん(嵩山)もかすかに見えました。
低山ながら、展望台もありなかなか良い山です(^^♪

☟下のパンフレットは上山佐の交流センターで頂きました物をスキャンしました。
 このバンフを頂いた際に職員の方が本当に親切丁寧に天馬山について説明され、登山道の様子など大変役に立ちました。改めて御礼申し上げます。
 尚、休日以外なら交流センターのトイレも使用可能とのことです。











☟山頂にある展望台











☟交流センター前の案内板と登山口の案内図

☟交流センター前の駐車場下の川に落ちる小さな滝

☟ここから登山道を改めて説明です。
駐車場から山佐ダム側へ10m程行くと・・・東屋の矢印
下山時はここに降りてきます。今回はその先10mの登山道入口から入る
☟登山道入口の案内板

☟このような林道がずっと続く

☟林道唯一の難所(笑)・・・通常の登山道になります

☟山頂への道と割石の分岐(今回は右へ下る)

☟割石手前の石・・・この左手先に

☟やっと割石見えてきた

☟ここにしばらく滞在してから山頂に向かう

☟この先の展望台で昼食を頂いた 
 
☟最近の昼食はもっぱら鍋焼きうどん(^_-)-☆


☛ここで昼食中に男性が二人登ってこられたのしばしの登山談議(^^♪

☟下山は左手の東屋方面に向けて出発、こちらは普通の登山道です
 東屋付近には水場もありました