HAPPINESS BELL

社畜系DMP/Reバースプレイヤーの筑前煮が書く日記みたいなもの

Reバースフェス2022 タイトルカップ東京大会優勝 Reゼロについて 後編

2022-05-01 10:47:00 | Reバース
前編
中編

▪️不採用カードについて

・亡き妻への愛 ヴィルヘルム


手札から出せばATK7を出しつつアンタッチャブル面も作れますが、コストは大きくのし掛かりますし、このタイトルカップではスパークで相手のメンバーを選ぶテキストも多くなく、わざわざアンタッチャブル面を展開する重要性はないこと、手札に抱えるほど余裕はないこと等が挙げられ不採用にしました。


・来訪 ベアトリス


スパークテキストは相手のATKラインを7まではワンパン圏外に抑えられますし、次以降のアタックにも影響を与えられます。ATK5も悪くなかったのですが、3/4/8伸び代でほぼほぼ同じことができ、なおかつラム名称が入っているオマケまでついてきたのでそちらに入れ替えられました。


・千里眼 ラム


低コストで展開できるラム名称で、ドローテキストも悪くないのですが、結局こちらも来訪ベアトリス同様ATK5のワンパン圏内です。yy君は一時期採用していましたが、3/4/8のびしろに気づいた瞬間に抜けました。


・花柄の袴 レム


オチから言うとデッキから引くカードがないこと、DEF5ラインが増えることの懸念でした。ただ、瞬時打点を上げるのは悪くないですし、空席を作る行為も8ヒールの都合上、捲りにいくチャンスが増えるのも、またレム名称の為切実な理由ラムのテキストでデッキトップを対象に取ることが出来るようになるなど、結構採用を悩むカードではありました。



▪️プレイングメモ

環境考察の項でも書いた通り、基本的にスパークで打点をどうこうされることよりも、ブロッカーで打点調整されることが多いプールだと考えています。

打点がでない時は常に相手のハンドにブロッカーを持っていたら、ということを念頭に置きながらプレイするタイミングが多いプールなのかなと個人的には考えています。



▪️終わりに

他のタイトルカップとの兼ね合いもあって、全デッキを調整するために1ヶ月以上前からReゼロタイカプの研究に勤しみました。現在の型で落ち着いたのはつい数日前でしたが、非常に辛くも楽しい時間でしたし、最大の結果として帰ってきたことを本当に嬉しく思います。

yy君おめでとう!


Reバースフェス2022 タイトルカップ東京大会優勝 Reゼロについて 中編

2022-05-01 10:46:00 | Reバース

前編

https://blog.goo.ne.jp/cirnolovedm_chikuzenni/e/4d3923ef12fc1fae959e742ddad63286

後編

https://blog.goo.ne.jp/cirnolovedm_chikuzenni/e/0f2d70dd23e763d13ee419a8cb7cb999


▪️採用カード解説

赤毛の美男子 ラインハルト


このカードプールで最も雑にATK7を出すことができるカードです。よほど採用したい理由がない限りは4積んでも良いかと思います。


身支度中 エミリア


スパークでテキストが発動さえすれば、そのターンの相手の打点を高確率で1点で抑えられ、また返しの打点は5点で返せます。

ネオスタンの環境なら削ることも考えますが、タイカプ環境ではS級のカードなので4枚採用しました。


切実な理由 ラム


ガーフィールやエミリアなど、コストを要求するカードが多いのでエネを伸ばす必要がある、DEF8ライン、一応ラム名称など、このデッキコンセプト上採用する理由が多いため4枚採用しました。

エネルギーに飛ばすカードは、見慣れた給仕服姿 ラムのテキストで回収したいカードを優先して置きます。


アル・シャマク・ベアトリス


レムの連パンやヴィルヘルムを主軸に置くデッキには、レムやヴィルヘルムを手札から簡単に出せるようにできる魔女の残り香 スバルをスタートカードにあてがうことが多く、一方でスバルをリタイアに飛ばせるとその後の打点形成に大きな影響を与えることができます。

そうでなくても、大抵のスタートカードや2/2/4ブロッカーラインはワンパンで落とせるため、パートナーを切ってもテキストを使えれば2点を与えるカードとして運用できます。

DEFラインも8ですし、ゲーム中にテキストを絶対に1回走らせたいタイミングがあるため、タイカプ環境では4枚確定だと考えています。


ド派手な初陣 ガーフィール


上記で説明した通り、打点値はこのタイカプ環境に1番合致しているカードだと考えています。コンセプトのため4枚採用です。


見慣れた給仕服姿 ラム


エネルギーを伸ばしながらエネのカードにアクセスすることができるテキストはハンドキープに最適ですし、おまけにラム名称を持っているためガーフィールにも刺さります。

ただし、空席がない時にエントリーに振ってくると扱いに困ることも相まって、デッキ枠の都合上3枚に抑えています。


軽蔑の眼差し ラム


大会の1週間前にこのカードの強さに気づき採用しました。エントリーに出てもATK8は言わずもかな、ATK4 2パンでDEF8ラインを抑えられる数値ですし、3コストと特に重いわけでもないため、ガーフィールを生かしながらメンバー展開にも困りません。

のびしろなので癖もなく、わりとこんなんなんぼあってもいいので4枚採用しました。


精霊術師 エミリア


所詮ピン除去。相手から高打点で詰められた場合にスパークで封じる手段が少ないのと、低コスト帯で他に採用したいカードが多いわけでもないので4枚採用です。


慈愛の眼差し エミリア


DEFライン6は、デッキから降ってきたヴィルヘルムやエキドナなど、ATK5ラインを止めるカードが多いため心強いです。話は少しそれますが、Reゼロのカードプールを考えた時に、DEFラインは56の間、78の間で大きな差があると考えています。

またパンプテキストは、環境に存在するDEF8のカードに対し、こちらで出す7+1=8で突破できるようになります。

小回りも効くため4枚採用です。

電車での移動 レム

氷の話 エミリア



回収方法が限られている、ブロッカー複数積みのデッキがあるなど、こちらもダメージレースをコントロールしなければならない盤面が存在するため、ある程度のブロッカー採用は必要です。一方で枠をとりすぎてしまうと、エントリーにアホほど出てきてダメージを余計にもらってしまう元にもなるので、ちょうどいい枠の数を探して6枚としました。切実な理由 ラムのテキストの都合で、配分はレムをエミリアより優先しています。


魔性の笑み ラム or 花柄の袴 ラム



まずはラム名称を持った、1コストでメンバーからパンプを行うテキストを持つことが重要です。

魔女の笑み ラムは2コスト払うことでそのアタックを+2するテキストを持っています。

こちらはカードプール、デッキの都合で相手のエントリーのDEF27、こちらのATK4という盤面が度々存在します。この盤面の時にヒール1枚と重ねて7ラインをワンパンで取る盤面があり、またエネさえ伸びていれば花柄の袴レムでできることをより強く行えるので、私はこちらを優先して採用しました。

一方で花柄の方ラムはコストの要求がないため、慈愛の眼差しエミリアの項で書いた7+1=8をガーフィールテキストでコストを払った後でも成立できたりするのは大きな強みです。また、ベアトリスのテキストで後列のDEF5ラインを引っ張り出しながら、ヒールと分散させて5-5-PAという殴り方の選択肢が成立しやすいのも魅力です。


ヒール(なんでもいい)



回収を張るほど回収したいカードを多く採用しているわけでもなく、連パンギミックが入っているわけでもない為、上からめくった時に1番恩恵が大きいヒールを選択しました。

自発的にエントリーの試行回数を稼ぐカードはない(というかプールにあまり存在しない)ため、8枚全部絡めにいく、というよりは、エントリーを見極めつつ1ゲームで2-3点くらいヒール出来ればいいなぁ、位の心意気で8枚採用、プレイしています。

また、初回アタック時のATK+1テキストは後列から瞬時パンプを行うカードが多い関係で打点調整の為に重宝したりします。



Reバースフェス2022 タイトルカップ東京大会優勝 Reゼロについて 前編

2022-05-01 10:43:00 | Reバース
中編
後編

こんにちは、筑前煮です。

今回の記事では、Reバースフェス2022で行われたタイトルカップ東京大会にて、yy君が優勝、自分もyy君との直接対決以外は全勝できたReゼロのガーフィール軸について解説していきます。

また、文字数の関係で記事をいくつかに分割して投稿します。宜しくお願いします。



▪️環境考察

まずはこのカードプールを使用したデッキを雑に作成して、打点として必要な数値や考えられる環境を確認し、その結果で以下を定義しました。

・ラインハルトやハンドから出したヴィルヘルム、+2+3を張った状態のレムなど、ATK7ラインのパンチャーが数多く存在するため、DEF8ラインが評価の指標のひとつとなる。

・同時に、低コスト帯は汎用ドローやボトムに送ってATK+2のレム、各種ブロッカーなど、採用に値する汎用性の高いカードにもDEF5ラインが多いため、最低でもATK5ラインを出せればあっさり打点が通ってしまうことが多い環境とも言える。

・相手からのアタックを止める方法は、ブロッカーは多く刷られているものの、スパークでのピン除去の類いはTDのエミリア、本領5で相手をレストさせる4/5/6エミリア、控えにスバルが存在する時のみ成立するエキドナとかなり限られているため、雑に打点を出せさえすればブロッカーを切ってくれるorダメージを受けてくれる割合が高い。


これらを定義した上で、このカードプールに強く出れるデッキを考え、ガーフィールの採用に行き着きました。

ラムが居る、という比較的緩い条件さえ満たしさえすれば、行きはATK7、返しはDEF8で受けることができるためです。


そこからyy君とデッキリスト、プレイを練り、以下のリストが完成しました。


▪️デッキリスト






赤毛の美男子 ラインハルト

身支度中 エミリア

切実な理由 ラム

アル・シャマク・ベアトリス

ド派手な初陣 ガーフィール

見慣れた給仕服姿 ラム

軽蔑の眼差し ラム

精霊術師 エミリア

慈愛の眼差し エミリア

氷の話 エミリア

電車での移動 レム

魔性の笑み ラム or 花柄の袴 ラム※


英雄

膝枕


yy君と私とではスタートカードが違いました。考え方の違いのところになるので、どちらもアリです。それぞれの利点については後述します。