HAPPINESS BELL

社畜系DMP/Reバースプレイヤーの筑前煮が書く日記みたいなもの

長野環境で勝つためには? ~地域のメタゲームを考える~

2018-06-15 11:18:24 | デュエマ
CS出てえ…



おはこんばんちは。筑前煮です。週末に長野で開かれる更埴csに、今回はジャッジ参加ということで、ルール勉強の片手間にこの記事を書いております。働け。



「質問です。次の更埴CSは何のデッキが優勝しますか?」
この問いを大会に出るプレイヤーに聞いたら、「俺のデッキ!」って答えると思うので、ジャッジの私が勝手に予想してみたいなと思います。





























読めません。





























これで終わりじゃないぞ。ちゃんと続くんじゃ。







・流行のデッキがいない




予選を上がるために、環境を見て流行りのデッキを使うか、もしくはそれに対して強く出れるデッキを選択したい。

試しにTwitterで「cs デッキ分布」で検索をかけたが、都市部でここ最近のメタゲームで頭一つ抜けてるのはドギラゴン剣。次点にジョーカーズ。そして、ドギラゴン剣をメタるためにハンデスや、ドギラゴン剣とジョーカーズ両方に強く出れるデスザークなども流行しているようだ。


しかし、ここ数回長野で参加したCSの中で、この考え方は通用しづらいと感じた。



とにかく想定した対面と当たらないのである。



先日中信で行われたはま屋cs(通常構築)に参加した時は、上記と似た環境であると予想したため、ドギラゴン剣、ジョーカーズの両方に強く出れる墓地ソースを使用したが、予選6回戦の中で当たった対面は、想定した対面はジョーカーズに1度当たったのみでドギ剣、ハンデス、デスザークに当たることは無かった。

別にこの1回の結果が全てとして言う訳ではなく、3月に行われたはま屋csではジョーカーズの母数が1だったり、同じく3月の川中島csでは当時上り調子であったアナシャコ、サソリムカデがほぼ消えてたり(シャコ1、ムカデ0)。





・みんな好きなデッキを握っている



上記の流行デッキが少ない分、その部分にいるデッキは何があるのか?
そこで分布を調べてみると、母数1のデッキが多く見られる。また、5cコントロールの愛好家が多いのも長野の特徴だ。あと多少のロージア。
5cコントロールは名前の通り、好きなカードを好きなように積める。

これらから、「好きなデッキ、カードを使って勝ちたい」という傾向が伺えた。





・田舎ならではの事情なのか?



なぜそうなるのか?あくまでも予想だが、これには田舎ならではの要因があると私は考える。


CSの数が少ない。


CSを定期的に開いてくれる店が出来たため、これでも相当マシにはなったとは思うが、どうしても都市部に比べると数は見劣りする。
現に刃鬼期、ダイハード期は県内のCSが0だったか1だったか(ちゃんと調べてないけど)。それに比べて大きく増えた今でも月1か2である。

こうなると、各々のプレイヤーが1回のCSにかける思いは大きい。
そしてその思いは、好きなデッキで勝ちたいということに繋がっていく… まあ、仮説なんだけど。




・さて、勝つためには何を握るのが正解なのか?



ここからが本題。何を握るのが正解なのか?








好きなデッキを握ったらいいと思うよ。








うん、こうとしか言えない。
元々僕もお野菜いっぱいの好きなデッキをCSで回すプレイヤーだったから、好きなデッキで勝ちたいって思いはすっごい分かるし。
もちろん流行に乗ったハイパワーデッキを回すのもひとつだと思うし。

でも、一つ考えることを挙げるとするなら、こんな環境だからあらゆる対面を想定して、丸い構築に仕上げたり、あらゆる対面の取り方を考える事じゃないかなって思います。そんな構築なら何使っても取れそう。








はい、ここまで長野で感じた環境について書いてみましたが、長野に限らず、たまには自分のいるところの地域性を考えて使うデッキを考えてみる…というのはいかがでしょうか?


ありがとうございました。

赤青バルチュリス剣-大会レポ

2018-05-01 21:19:35 | デュエマ
筑前煮です。cs終わって家帰ったら、受けてた会社落ちた連絡が来た...





そんな訳で更埴csでバスターを使い3位になりましたのでレポを。





そもそも殴るデッキを通常環境、個人で使用したのは2年ぶりくらいのことなので、久々にシールドを殴る快感っていうものを得れたのは楽しかったです。







剣を握ることに決めたのは大会前日の夜、ゆっけと通話しながらvaultを回してシャコが勝てない、シャコが勝てないと騒いでいたところ、ゆっけの「バスター使えよ」の金言から。


ここからまず赤青白剣を練り始めました。が...










「白要らなくね?」

ここに早く気づけたことが今回の構築の成功だと思っています。






剣というデッキがどうしても受けて返さなければならない、剣と同速かそれ以上の環境デッキは、(厳密にはもっとあるが)同型、成長ダンテ、ジョーカーズ、墓地。
同型、成長ダンテは先にオニカマスさえ出せればすぐ死ぬ事は無い。ジョーカーズはホーリー1枚やメメントで返せる状況が稀だしGWDが着地、先に剣で突っ張るなど勝ちに繋げられるプランが多数取れる。墓地はGT投げられたらそもそもどうしようもないし、抜かれなかったのクロスファイアやワルスラで突っ張られたパターンを試したが、有効トリガーと成りうる場面が少なかった。


さらにシャコガイルを代表とするビックマナ系統が何を受けとしてかましてくるか分からない環境。この環境なら、本来受けであった部分をメタカードの枠に差し替えフルパワーで走る構築が強いのではないかと考えました。





その過程で昨今GPに上がってた赤白緑チュリス剣からバルチュリスを積んだ構築の発想が散見され...


赤青ならもっとこのカードを上手く使えるのではないか、と考えました。






ワルスラを引かない時に朧やグレンニャーでハンドを揃え、ラッキナンバーや単騎と言った、本来ターンとコストを消費するメタカードを投げながらバルチュリスによって剣で殴るプランを取れる。

ワルスラで引いてきたバルチュリスを2体目のアタック時に投げる。

打点生成の順番でホーリーケアをする。



バルチュリスというカードが絡むだけで取れる行動のパターンが多種多様でした。




これらの意匠が総じて、約4時間の構想の上で完成したのがこちらのリスト。




4 x 蒼き団長 ドギラゴン剣
4 x “龍装”チュリス
3 x 龍装者 バルチュリス
4 x “乱振”舞神 G・W・D
4 x プラチナ・ワルスラS
4 x 熱湯グレンニャー
4 x 月光電人オボロカゲロウ
4 x 異端流し オニカマス
3 x 勝利のアパッチ・ウララー
1 x 単騎連射 マグナム
3 x 機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」
1 x 音精 ラフルル
1 x スパイラル・ゲート

1 x 勝利のガイアール・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 紅蓮の怒 鬼流院 刃/バンカラ大親分 メンチ斬ルゾウ
1 x アクア・アタック〈BAGOOON・パンツァー〉/弩級合身!ジェット・カスケード・アタック
1 x 勝利のリュウセイ・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x ガイアール・カイザー/激竜王ガイアール・オウドラゴン
1 x 勝利のプリンプリン/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 時空の指令 コンボイ・トレーラー/司令官の覚醒者 コンボイ
1 x 光器セイント・アヴェ・マリア/豪遊!セイント・シャン・メリー



各カード解説


4 x 蒼き団長 ドギラゴン剣

ゴールとしては最高のフィニッシュカード。ゲーム中常に1枚は抱えておきたい。


4 x “龍装”チュリス

こちらも特に説明はいらないでしょう。剣になるスピードが異常。


3 x 龍装者 バルチュリス

剣を使うにあたってほんとに強いカードが出てきたなって思えたカード。2体殴るという楽な条件でノーコストで剣に繋がるカードを投げられたり、ホーリーケア出来たりするのはやばい。チュリスと同じくらいのぶっ壊れだと思っています。剣が絡まなくても強い。


4 x “乱振”舞神 G・W・D

ジョーカーズや、ミクセル、オリオ、センノーなど、潰しに行きたいカードを潰すだけでなく、ハンドを増やしながらSAというテキストがバルチュリスと噛み合いすぎた。


4 x プラチナ・ワルスラS

バルチュリスのおかげで剣の需要が高まったたり、学校ドゥポイズのために盤面をこれだけにする状況がが時として弱いため、対面によってはあえて投げないことも。


4 x 熱湯グレンニャー
4 x 月光電人オボロカゲロウ

手札を揃えるため、次の動きをとるために必要枠。特に解説はなし。


4 x 異端流し オニカマス

相手の阻害をしながら横並びに最適、ワルスラの進化元にもなる。このデッキの性質と噛み合い過ぎているため4。


3 x 勝利のアパッチ・ウララー

剣のアタックに合わせてクリーチャーを2面投げる動き、3キルを狙いに行くためにこのカードは重要だと考え、3枚の採用。


1 x 単騎連射 マグナム

シャコのシノビ、ジャバランガのカウンター、クロックホーリー等のケアをしつつ、バルチュリスのためのボード横広げと、引きさえすれば勝ちに直接絡む場面が多いため採用。

3 x 機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」

昨今の墓地ソースからヒントを得て、ロージア対面には5宣言で盾をテック団のみに。シャコには7宣言でロスソ、テック団、サイゾウミストをケア。ジャバランガには6宣言でガデスケア等。実質1ターンを貰いながら殴りに行ける札。


1 x 音精 ラフルル

呪文を手軽に止められるこのカードずるい。


1 x スパイラル・ゲート

ゆっけと考えて最後に入ったカード。デスザークやらミクセルやらセンノーやらプチョやらGTやら剥がしてチュリス剣をするためにと、ご都合主義のためにピンでもいいカードって探してこれでいいやってなったカード。
現実1戦だけデスザーク剥がして奇襲して勝った試合があったので今回はそれで良かったんでしょう。




当初墓地ソース、ジョーカーズが多い読みで、それらを刈り取るためにこのリストを握りましたが…







・ロージア 10人
・ジョーカーズ 7人
・ドギラゴン剣 6人
・デスザーク 6人
・シャコガイル 5人
・ハンデス  4人
・墓地ソ 3人
・モルトNEXT 3人
・マッドデッドウッド 2人
・VV8ギガタック 2人
・その他 12人

(カードボックス平安堂更埴店Twitterより)









上位卓はロージア、シャコが溢れていました... しかし、逆にノーガード構築にした事が功を奏し、不利対面と考えていたロージアにラッキーナンバーが刺さったり、ビックマナに単騎が刺さったり... あらゆるケアを最大限行いながらも、腐る札なく最大値で殴りに行けました。



1回戦 不死鳥NEXT(ツボネさん) ×〇〇
2回戦 ジョーカーズ ×〇〇
3回戦 デスザーク ×〇×
4回戦 ドロマーロージア 〇×〇
5回戦 ジョーカーズ(kamuraくん) ×〇〇
本戦1回戦 ドロマーハンデス 〇×〇
本戦2回戦 ジャバランガループ(だーしまくん) ×〇〇
準決勝 赤黒剣(オビカツくん) 〇××
3決 5c(ポリーさん) 〇〇

16-10 3位







勝率だけ見ると6割ちょいなのであまり奮ってないものの、ここをこうすれば取れる...っていう構築、プレイングができたこともあって、3位に転がり込むことが出来ました。

久々のcsで上位入賞できて良かったです。





今回学んだこと
・殴るってすごい
・ラッキナンバーすごい
・死ぬパターンを切って、パワーに寄せた結果、不利対面がちょい有利に変わった
・就職しろ








これからもプレイヤー、ジャッジ活動共に精進してまいりますので、よろしくお願いします。




就職しろ。

公認ジャッジになって1つ夢が叶った話

2017-12-10 12:40:04 | デュエマ
筑前煮です。去る12月9日、デュエマ全国予選の甲信越エリア戦にジャッジとして参加してきました。自分の中では未だに興奮覚めやらぬ状況で、とにかく書きなぐってアウトプットしたく筆を取りました。ただの自分語りです。



自分がジャッジの試験を受けた理由は様々ありますが、その中でも1番大きな理由が「地方、特に地元である長野でジャッジ活動をしたい」ということでした。


自分は2013年春まで長野に住んでおり、その関係で長野のカードショップが必然的にテリトリーとなってました。当時はCSの存在すら知らず、地元のデュエルロードで勝つことを目標にしつつも、長野勢の身内とわいわいやりながら楽しむためにデュエマをしていました。今思うとある意味1番純粋にデュエマしていた時期かな...

ただ、何故かこの世代でデュエマをしていたのが自分と同年代が多く、地元に大学が少ないことも助け高校卒業と共にみんなバラバラになってしまいました。自分もその例に漏れず、進学で神奈川の厚木に引っ越しました。

そしてこの年の夏、地元でよくお世話になってたカードショップのうちの1店が閉店。この時、人口の減少により数年後地元のデュエマは廃れるのではないか、と危機感を覚えました。
ただ、これは自分がどうこうできる問題ではなく、メーカーや店側がどうにかして盛り上げてくれることを祈るしかない状況でしたし、こうやって自分の遊んでいた場所が失われていくことに寂しさと歯痒さを感じていました。


転機となったのは2014年夏の静岡cs。当時の大学の後輩からCSというイベントがあるということを教えてくれて、これが自分の初遠征、初CSとなりました。デュエマというイベントを通じて色々なプレイヤーと交流を持ったり、デュエルロードより大きな規模で上を目指す事の出来る、素晴らしいイベント。これを個人開催で開けるのは凄い事だと思いました。
(ちなみにラグマループを教えてくれたαrufα氏と知り合ったのもこの頃だったり)

当時はCS文化は広く知られている訳でもなかったため、関東近辺で行われるCSは1ヶ月に1度あるかないか。1回1回を大切にして出来るだけ足を運びました。


時が経ってCS文化も広く認知され始め、自分達でも2016年1月に第1回海老名CSを企画、運営しました。多少失敗した点はあったものの概ね成功に終わったところで、自分はこのイベントを地元に持ち帰りたいと考えました。

同年3月に上記の志を持って無事ジャッジ試験合格、4月に就職内定を貰い時間がある程度出来たため、この頃から地元に残った身内とともに長野でCSを企画し始めました。

会場を取る算段、サポート店舗との話し合いも進み、長野ー神奈川間で連携を取りながらCS開催まで後一歩のところまで来ました。


しかし、このCSは開けませんでした。理由は大人の都合で言えませんが、誰が悪いわけでもなく、開催出来なかったという事実が残ったことに歯痒さを感じました。
この歯痒さを埋める意味もあり、同年11月に本厚木DM交流会を企画、運営しました。


その後、長野でのcsのサポート店舗になる予定だったところでCSを開くようになり、長野のプレイヤーや長野に来てくれるプレイヤーも増えつつあるので、当時僕達が企画したことが全く無駄にはならなかったのかな...

しかし、自分も地元をもっと盛り上げるために1役買いたい...この思いを抱えて毎日を過ごしていたところ、今年のエリア戦が地元開催。日程表をみた瞬間に関東で取った権利書類を投げ捨てジャッジ応募の手続きをしていました。


そして昨日、ジャッジとして会場を回ることが出来ました。印象的だったのは、長野で会った人は初めての人も久しぶりの人もみんな暖かったこと。ジャッジですが、そういった意味ではこちらも凄く助かりました。
最終戦が終わり、閉会式が終わった時には少し目頭が熱くなりました。耐えたけど。



ここまで書いてて思いましたが、やっぱり自分ってワガママだなと。企画力もある訳じゃないしおっちょこちょいだしみんなを振り回すし。
でも、そんな自分の話を真面目に聞いてくれたり、真剣に考えて実行してくれる周りの人がいたからこそ今の自分があると思っています。僕は、人脈に恵まれていると思います。凄いでしょ、僕の身内。


地元長野でジャッジをするという一つの夢はこれで叶ったわけですが、あくまでも今回はエリア戦という企画の元動いていた訳で、自分は運営者として何か企てた訳ではありません。なので、機会があれば企画からやっていくことを次の目標にしたいと思います。そしてその際には、また周りの人間を巻き込んで行こうと思います。

ありがとうございました。

権利取ったビートジョッキー

2017-08-27 22:55:37 | デュエマ
筑前煮です。

3店舗目で権利取りました。使用したのはビートジョッキー。
個人的にずっと練っていたデッキタイプで勝ち上がることが出来たのは凄く嬉しかったし、自信にもなりました。

備忘録がてら、プールは変わりますが10月からの権利戦に出る方の参考になればと思い、レシピと採用理由について書いてみようと思います。


最初に権利戦環境の予測から。
今回はカードプールが限られている事と、1店舗目の環境、TwitterのTLから以下のデッキタイプが大母数を締めると予想しました。

・アナカラーグラスパー(ムカデ)
・ネクラカラーグラスパー(ムカデ)
・ジョーカーズ
・ビートジョッキー
・クシルマギカ

細かいデッキタイプを挙げるとキリがないので、身内で対面出来なかった(時間が無かった、誰も持っていなかった)クシルマギカ以外は有利が付くものを勝ち筋から考えた結果、練っているビートジョッキーで効率良く有利が取れると予測しました。

・グラスパー系
トリガーがクリーチャーに偏っていて、フィニッシャーのムカデを盾がある時に立てられると詰むことが多い→さっさと殴って、踏んでもボードを取り切られないアプローチを考える

・ジョーカーズ
クロックなど優秀なトリガーを好きにつめて、盾はワールドブレイクも可能→さっさと殴って相手の終盤で返せる確率を下げ、ボードを取っていく、盾で返すアプローチを考える

・ビートジョッキー
先に殴ったもんが有利、打点が比較的小型のものが多い→さっさと殴ってボードを取りつつ、盾1枚でジャンケンを覆せるアプローチを考える


よーするに
・さっさと殴る
・ボードを取る
・盾で返す
やることは明解でした。


これらの要素を全て取りやすくできるよう考えたものが以下の構築になります。



4×爆殺!! 覇悪怒楽苦
4×破壊者 シュトルム
4×"罰怒" ブランド
4×ランド覇車 ガンブルマン
4×ナグナグ・チュリス
4×トツゲキ戦車 バクゲットー
4×一番隊 チュチュリス
4×ステップ・チュリス
4×ダチッコ・チュリス
4×凶戦士ブレイズ・クロー

やる事が明解なので、ブレを極限まで減らすために4×10。


採用カード解説
・覇悪怒楽苦、シュトルム
1枚で同型、ジョーカーズを返せる赤のトリガーを優先して採用。手札に来ると要らないのでさっさとマナに埋めましょう。盾に埋まらないと使えない札、ただ期待値1枚埋めたいことを考えて計8枚採用が実は限界なんじゃないかなぁ。

・罰怒ブランド
このデッキの主役。入れるだけで速度も上がるし黙って4。

・ガンブルマン
速度を上げつつボードを取るという意味では、このコンセプトを支えるスーパーカード。ヤッタレマンやチュチュリスといった序盤のボードを抑えつつ、カルナックやイルカイル、ルヴォワなどの打点を止めてくるクリーチャーを問答無用で潰せるのは強み。ただ打点が横には広がらないので1枚のデスハンズや罠の超人で返されてしまうこともあったり、ムカデに相打ちというのが辛いが... とはいえ、序盤からこのカードが立つと手がつけられないため4。

・ナグナグ・チュリス
ボードを取りに行くという意味ではガンブルマンと同じくらい重要なカード。地味にパワー3000という数値も、きのこあら等で焼かれなかったり、オクトーバやカルナックまでに相打ちが取れるのが大きい。

・バクゲットー
ヘモグロの返しに投げたり、チュチュリスを絡めて投げると可能性の塊に。リソースを稼ぐ札が他にないため必須。ノイジーより優先した理由は後述。

・チュチュリス
序盤の打点、軽減。黙って4。

・ダチッコチュリス
ガンブルマンをすぐ乗っけたり、罰怒ブランドを早期に着地させてくれるクソネズミ。速度を挙げる屋台骨をしてくれるので4。

・ステップチュリス
実はブレカードだけど、中盤に一打点SAが欲しい場面が多かったこと、それと打点生成の速度を上げるため2コストでクリーチャーを絶対に出したいので、ジェフトより優先して採用。

・ブレイズクロー
唯一2手目から殴っていけるカード。今回の環境は何に対しても打点を安定してすぐ入れていかなければならないため、ステップチュリスと合わせて2打点...のホップチュリスより、2手目チュチュリスやダチッコチュリス...でも1点を入れられるこちらを優先して採用。1なので、4コストで罰怒ブランドと投げられるのも強み。


不採用カード(過去の候補カード)
・勇愛の天秤
序盤のボードも取れるし、ヘモグロに強く出れるし有効トリガーにもなりうる...って思ってたけど、キープする場面も手打ちする場面も無かったしシュトルムでいっかって言って抜けました。ケア勇愛。

・ラウドNVZノイジー
手札補充出来るとはいえ、盾減らすとまずい対面が存在しているため不採用。代わりにバクゲットー。

・ジェフト
SA+高打点は筑前煮的にポイント高い。ただコストの地味な重さと枠の無さにつき不採用。SAが足りないと感じたら採用するのもアリかも知れません。

・ボマー、スパイク7k
並べるとキラードンに殺される。盾から変なもん踏むと並べるプランも取れなくなる。重いしブレカード。よし不採用。

・クロック
赤単マナで1枚ずつ使うことも少なくないので違う色のカードは極力採用したくない... 積めても中途半端な枚数じゃないかな。

・ホップチュリス
コスト1の五枚目以降が欲しい時は無くないけど、今のところこれでも問題ないかな


こんなところです。細かい対面のとり方は考え尽くしましたが、引けるカードでそれが出来るとは限らないのでその場で計算してください。イメージは上の通りです。

現状のプールではどうしょうもなく詰まされることもありますが、常に丸い行動を取っていけば相手を詰みまで持っていくのに1番早いデッキだと自分は思います。皆さんの研究の一考になれることを願っています。質問等は筑前煮のアカウントにて受け付けます(@ataihabakajanai)。ここまで読んでいただいてありがとうございました。

とりあえず11月まで生きる意味が出来た...