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だら日記

だらだらっと好きなものについて語ります

勝手に感想文!その6

2011-07-28 | 「ガラスの仮面」 勝手に感想文!
疲れてきたけど第6巻。

あらすじのようなもの:
間違った台本を覚えて代役を務めるマヤ。
亜弓さんの絶妙なリードで無事舞台は終了。
マヤ高校入学。
「奇跡の人」ヘレン役のオーディションに誘われる。
紫のバラの人がマヤを別荘に招待。
目隠しと耳栓をしてヘレン役の稽古する。
様子を見に行ったマスミン、マヤと接触、自分の気持ちに気づき始める。
最後にヘレン役のオーディション。マヤと亜弓さんが有力候補。

つっこみどころ:
金谷さんの鬼婆。そして彼女は17歳。ヒエエ~。
マヤは前巻では必死で母を探していたのにもうすっかり忘れている様子。
月影先生に破門を言い渡され動揺してる場合じゃないのかもしれないけど。

萌えどころ:
マヤをリードする亜弓さんのかっこいいことったらないわ!
もう「紅天女」も亜弓さんでいいじゃん。
ってまだ6巻か…。先は長いな。

月影先生の死にそうレベル:2
発作一回。すぐ回復。

マスミンの対マヤ余裕レベル:急降下で6
のっけから取り乱し中のマスミン。
マヤの学校を訪れた際、車の中に残された紫のバラを発見される。
ばれる…?ドキドキ。うまいこと乗り切った。
別荘を訪れた際、抱きついてきたマヤを思わず抱きしめてしまう。
自分の行動にショックを受けるマスミン。
これから何度も聞くことになる台詞(脳内)が登場。
「相手は10いくつも年下の少女だぞ」
「おれともあろう者が…!」
そうだ、その調子だマスミン。

水城さん:
「夢宴桜」舞台袖で取り乱すマスミンを諌める。
「あの子は千絵として呼ばれたから出て行っただけ!」
すごい洞察力。マヤのことよくわかってる。
そして!紫のバラについてもなぜか知ってる。
水城さんやっぱりエスパー。スゲー。

今までのところ、マスミンがマヤと話しているとき一人称は「ぼく」なのね。
いつから「おれ」に変わるんだろう。

その7へ

勝手に感想文!その5

2011-07-27 | 「ガラスの仮面」 勝手に感想文!
夏です。暑いです。関係ないけど感想文。文庫第5巻。
大好きな水城さんコーナー作ってみました。たいしたことないけど。

あらすじみたいなもの:
「嵐が丘」の稽古、本番。
マヤは情熱的な演技で注目を集める。
桜小路はマヤが自分を見てくれないとモヤモヤ。
月影先生「紅天女」後継者候補はマヤともう一人いると明かす。
つきかげと一角獣で「石の微笑」やる。
マヤは自分を殺す演技を学ぶために人形役に。
紫のバラの人から高校進学の援助の申し出がある。
マヤの母、結核療養のためサナトリウムへ入る。娘の活躍を知る。
「嵐が丘」での相手役がマヤに告白するが振られる。
マヤ母が行方不明になっていることを知り動揺して舞台で失敗。
亜弓出演の舞台「夢宴桜」で急に代役を務めることになる。

つっこみどころ:
月影先生が手術後、4日間の昏睡の後意識を取り戻すところで
後ろに控えてた医者が注射器片手に「これは助かるぞ!奇跡だ!」なんて盛り上がってる。
これくらいで「奇跡」なんて言ったら先生に怒られますよ。
まだまだ先は長いんですから。これからバンバン奇跡を起こしていきますよ!
それと細かいけど、P144病院の屋上での月影先生が「物干し竿…」とつぶやくコマ。
たまらん。
このコマなしですぐに「いらないのだったらゆずっていただけません?」でもよさそうだけど
このコマで月影先生何か思いついたらしい、何だろう!と読者に期待させる。
やっぱりうまいな~!
でも「物干し竿…」
たまらん。

萌えどころ:
人形養成ギプスを装着したマヤが転倒、
マスミンが助け起こそうとするがギプスの竹が折れて流血。
「どうしたんだ服を脱いでみろ!」
「いやがってる場合じゃないだろ!」
マスミン、あっという間にマヤの服脱がしちゃったよ!!!
キャーキャーキャーキャーキャーキャーキャーキャー
これをさ、今やれっつーの。
この強引さはどこへ行っちゃったのよ。
それにしてもマスミンの脱がせテク、スゲーよ。
あの速さなら10秒もあればすっぽんぽんも可能なはず。
伊豆でぜひ披露していただきたいものだわ。

月影先生の死にそうレベル:いきなりアップの8
容態悪化、手術、4日間昏睡。
でも大丈夫。奇跡は起こりました。

マスミンの対マヤ余裕レベル:据え置き8.5
「まだあの子は本当の恋など知らない…」
余裕ですねー。
大都に入らないかとマヤを誘うがはっきり拒絶されてがっかり。
マヤをヘレン役の候補に入れたときの笑顔!うれしそうったらない。
そして台詞を知らないまま「夢宴桜」の舞台に出て行くマヤにあせりまくり。
だんだんとマヤに振り回され始めてきました。ワクワク。

水城さん:
「嵐が丘」観劇後のマスミンを迎えに来たときの台詞。
「ちょいとドライブとしゃれてきました」
ステキだー。
 
よく話題に上るけど、「嵐が丘」でのマスミンと桜小路のやりとりは傑作。
好きだからみていられない、という桜小路に対して
愛しているなら最後までみてやれ、というマスミン。
カコイイ!
そして水城さんの問いかけに「最後までみていく」というのは意味深。
まだマヤへの気持ちは自覚してないけど、特別な感情があるって読者にはわかる。
そして、ギプス事件の後強引にマヤをアパートまで送る車中で
大都に誘って「死んでもいやだ」と拒絶されて寂しそうなマスミン。
それでも高校進学の援助をしちゃう彼の懐の深さに改めて惚れた。
ムッハー。



勝手に感想文!その4

2011-07-26 | 「ガラスの仮面」 勝手に感想文!
続きましてガラスの仮面文庫第4巻、勝手に感想文。

マヤ映画にエキストラとして出演、注目を浴びる。
演技ができる場を求めて学校の演劇部のお芝居に出たり
栄進座「おんな河」で子守役をやり、舞台荒らしと恐れられる。
演劇サークルの手伝いでも同じく疎ましく思われる。
オーディションに呼ばれて「嵐が丘」のキャサリン役を得る。
亜弓さんも「紅天女」に興味を持っていろいろな役をこなそうと
これまでとは違った役に挑戦。
マヤの母、春が体調不良。

突っ込みどころ:
それはもう亜弓さんのアレでしょう。
「美女と野獣」野獣の手下役を演じたときの写真…。
マヤでなくても額に青筋が入るってもんです。
「紅天女」を演じるためにはどんな役でもこなせなくては、と意気込んでアレ。
アレがあったからこそ今があると思いたい。

萌えどころ:
月影先生の看病をするマスミンの腕まくり。ムフ。
パリッとしたシャツの袖から覗く腕時計も好きよ~。
ネット上ではピタピタパンツが注目を浴びているようだけど
私はどっちかっていうと襟元、袖口あたりが萌えポイントみたいだ。
それと、ショートカットの亜弓さん!可愛いじゃないの。
いつものグリングリン巻き髪より好きよ。

月影先生の死にそうレベル:2
発作起こして入院。

マスミンの対マヤ余裕レベル:8.5
マヤを傷つけるような言動をして自分が傷ついてる。
パーティで亜弓さんと原田菊子がマヤのことを話しているとマスミン敏感に察知。
マヤレーダー快調に作動しております。
入院中の月影先生と会話中、外にマヤと桜小路を発見。
思わずカーテンを閉めるマスミン。
罪悪感か、嫉妬か。後ろめたい気持ちが表現されてます。
マスミンの心中は複雑よね…。

ところで。
マヤが麗のバイト先でがぶ飲みする場面を初めて読んだ時
「カフェ・オーレ」なる飲み物が一体何なのか知らなかった。
なんだかえらくオサレでおいしそうな飲み物だなぁと小さな胸を高鳴らせたものです。
ああ、何も知らなかったあの頃。
あんなことやこんなことも知らなかったあの頃…。
懐かしいわ。




勝手に感想文!その3

2011-07-26 | 「ガラスの仮面」 勝手に感想文!
さてさて今度は「ガラスの仮面」文庫第3巻についてです。

「たけくらべ」つきかげの番。
マヤの個性的な美登利が注目を集める。
オンディーヌと一位を分け合う。
演劇コンクール全国大会に進むがつきかげは妨害にあって
「ジーナと5つの青いつぼ」マヤ一人で演じる。
観客には受け入れられるが受賞できず
つきかげは潰れる。みんなで貧乏生活を始める。
マヤは紫のバラの人にチケットもらってマヤ「リア王」を観る。
その会場で水城さんが初登場。
マヤ「紅天女」に興味を持つ。
小野寺とマスミン、桜小路を操ってマヤをオンディーヌに誘うが失敗。
マヤはお金に困って映画のエキストラに。
足の不自由な役の練習を始めたところで終わります。

突っ込みどころ:
妨害を企てるつきかげの脇役男二人と小野寺が喫茶店で密会。
小野寺がコーヒーを飲み下す擬音が「グビリ」
音までもが悪い!
もう素で悪代官やれそう。
小野寺って本当に演出家?
悪巧みばっかりしてて演出いつやってんだよ、っていつも思う。

月影先生の死にそうレベル:0
この巻ではとてもお元気そう。ちょっと咳き込んだだけ。

マスミンの対マヤ余裕レベル:9
順調に下がってきております。
マヤがスカウトされそうになって妨害。
「あの少女はおれが… 大都芸能がいただく…!」なんて熱くなってます。
うっかり本心が…↑

マスミンこの頃はまだ元気そうでしょっちゅう笑ってる。
マヤへの気持ちを自覚するまでは明るかったのかな。
そんな余裕のマスミンもいいけど、なにか物足りない。
私は暗~い鬱々マスミン、嫉妬メラメラマスミンが好物なのですよ。うふ。

そして水城さん初登場。
最初から飛ばしてる。
もうすでにマスミンのマヤに対する気持ちを見抜いちゃってますよ!!スゲー。
エスパー並みの勘の持ち主だわね。
私はほんと、水城さん大好きです。

源造さんが月影先生に自分が働くから生活の心配はするな
と言っている回想シーンがあるんだけど、いったいどこで何をしているのかしら。
気になるう。
これでもかって尽くしてる源造さんにもっとスポットライトを当ててあげてよ!
後に梅の谷で一真役をやって感無量って感じだったけどあれだけでいいの?
無欲すぎる!これぞ無償の愛。くぅ~!
イルカペンダント野郎に爪の垢煎じて飲ませたいぜ。

その4へ



勝手に感想文!その2

2011-07-24 | 「ガラスの仮面」 勝手に感想文!
さあて今日は文庫第2巻について勝手に感想文。

「若草物語」でマヤがベス役のためなりきり稽古をしているところから始まる。
ベスを演じるため雨に打たれて高熱を出す。
無理をして舞台に立つマヤに感動してマスミンが初めて紫のバラを贈る。
桜小路とマヤ公園デート。
劇団「つきかげ」の運命がかかった演劇コンクールに出場することになり
マヤが「たけくらべ」の美登利役に。
美登利をつかむために月影先生に物置に閉じ込められる。
物置で5日間の特訓。
演劇コンクールで同じ美登利を亜弓が演じて
マヤの番が始まるところで終わってます。

この巻では主にマヤの演劇に対する情熱が描かれています。
雨に打たれたり物置で特訓を受けたり。
それと月影先生のとんでも行動。
マヤのこと叩いたり水ぶっ掛けたり。
しまいには物置に監禁。
昔読んだときはこういうところばかり印象に残ってたんですよね。


萌えどころ:
これはやっぱり記念すべき紫のバラ第一回目、でしょう!
思わず贈ってしまった紫のバラ。そう、ここから始まるのよね~。
そして細かいけどマスミンが「マヤちゃん」言ってるシーン発見!!
コンクールでオンディーヌの「たけくらべ」が終わって
つきかげとオンディーヌの面々がはちあわせしたところ。
こんなんあったのね。
桜小路がマヤちゃんマヤちゃん言ってるとウザーなんだけど
マスミンが言うとムッハー。

くだらないけどさ、本でも漫画でも読んでるとき
登場人物の声ってみんなそれぞれ設定があると思う。
私の脳内マスミンの声は体がごつくないから
そんなに低くなくて艶のある声なの。
でもって話し方ははっきりしているけど柔らかい。
そんな声で「マヤちゃん」再生してみたらなかなかいい具合よ。
ムッハー。

突っ込みどころ:
オンディーヌの長吉役がすごい!
この顔と髪型じゃやれる役がとてつもなく狭いのでは。
彼だけ異次元から来たみたいだ。

月影先生死にそうレベル:0.5
発作を起こしてましたがすぐ回復。
夜も眠らずに雪の中マヤに稽古をつけてる。
スゲーよ先生スゲーよ。
そんなことしたら持病なくても倒れるって。
心臓以外はとても丈夫なのでは?

マスミンの対マヤ余裕レベル:9.5
紫のバラをマヤに初めて贈った後
一人バーで飲みながら
「あの少女もいつか恋する女を演ずるようになるのだろうか…?」
なーんて余裕ぶっこいてる。
そうよ、マスミン。数年後を楽しみにね!と言ってやりたい。
でも。月影先生を妨害しているところをマヤに見られて動揺。
なのでマイナス0.5しておきました。
 
桜小路とマヤはいい雰囲気なんだけど
マヤは「いい人」だから「好き」
桜小路は「芝居に夢中になるほどには僕を思ってくれない」とご不満。
今も昔も変わってないのねー。
前回も書いたけど、マヤの演劇に対する情熱に惹かれるマスミンと対照的。

その3へ