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だら日記

だらだらっと好きなものについて語ります

勝手に感想文!その11

2011-08-01 | 「ガラスの仮面」 勝手に感想文!
まだまだ続く勝手に感想文。文庫第11巻です。

あらすじのようなもの:
マヤは泥饅頭を食べて演劇への情熱が復活。
大都との契約破棄してつきかげに戻るが
まずは汚名を返上するよう月影先生に要求される。
学園祭で「女海賊ビアンカ」一人芝居上演、成功。
続いて「通り雨」の稽古。
一方亜弓さんも一人芝居「ジュリエット」のためにパントマイム特訓。

つっこみどころ:
そりゃあもう亜弓さんの「その場で走る」でしょう。

萌えどころ:
アクターズスタジオで偶然マヤとマスミン再会。
マヤが「その節はお世話になりました!」と挨拶すると、マスミン
「きみも泥まんじゅうを食べたわりにはかわりもなくなによりです」
かわええぇぇぇ。

月影先生の死にそうレベル:2
発作一回。でもマスミン相手に憎まれ口たたくくらいには元気。

マスミンの対マヤ余裕レベル:6
マヤ復活で浮上。
この巻では白目なし。ニコニコしてます。
「あのチビちゃんが大人になった姿なんて想像もつかないが…!」ははは
なんて余裕ぶっこいてます。
みてなさい、マスミン。あと5年(リアル20年くらい?)もしたら…。

ステキな水城さん:
「不思議な糸がみえる…」
「『紅天女』で結びついている人達の間の目に見えない糸が…」
他の人には見えていない糸が見えています。
もしや水城さんはいろんなものが見えすぎてしまうから
特殊能力を抑えるためにサングラスを常用しているのでしょうか。

アパートに送り届けたマスミンのやさしそうな笑顔にマヤ「どき」っとなってます。
これが意識した本当に最初だよね。おおー。記念すべき「どき」
そして月影先生の世話をマスミンにお願いする場面
「なぜおれに電話をかけてきた?」ときかれて
「速水さん以外他に誰も…!」と言った自分に驚く。
自問するマヤ。「どうして…!?」ってどうして?ねぇ、どうして?ニヤニヤ。
でもさ、こっからが長いのよね。
社務所まで気がつかないって長すぎるよ、マヤ。

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勝手に感想文!その10

2011-07-31 | 「ガラスの仮面」 勝手に感想文!
続いて第10巻。
マヤどん底へ、そして復活です!

あらすじのようなもの:
母親の死にショックを受けて落ち込むマヤ。
乙部のりえの罠にはまって舞台に穴を開ける。
マヤはマスミンが母を監禁していたことを知る。
マヤに取って代わるのりえ。
マヤは芸能界失脚、演技もまともにできなくなる。
亜弓さんは乙部のりえの策略を知り復讐。
絶望して雨に打たれ倒れたマヤをマスミンが屋敷に連れ帰る。
立ち直らせようとするがマヤの演劇に対する情熱は失われている。
大都芸能との契約解消前に最後の舞台に立つマヤ。
嫌がらせですりかえられた泥饅頭を食べて情熱を取り戻す。

つっこみどころ:
これといってなかったな。
だんだん昭和な雰囲気に慣れてきちゃったみたい。

萌えどころ:
マスコミを前にマヤを叱咤するマスミン。
「少しがまんしろ」バシーン(マヤをひっぱたく)
にしびれましたよ。ウヒャ~!
そして肺炎で倒れたマヤを前に自分の手でマヤを立ちなおさせる、と決意するところ。
マスミン、ずっと支えていこうと覚悟決めました。
薬チュー自体よりそっちのほうが萌えたわ。

月影先生の死にそうレベル:0
この巻でもお元気そうです。

マスミンの対マヤ余裕レベル:引き続き0
マヤ行方不明、演技ができない、雨に打たれて倒れる、で動揺しまくり。
そしてマヤに対する自分の気持ちをとうとうはっきり自覚しました。
「そうとも!今こそ認めよう…!おれはおまえを愛している!マヤ…!」
認めちゃったよ。もうダメだよ。

ステキな水城さん:
落ち込むマヤを元気付けるために食事を用意してあげる。
水城さんお料理も上手なのね。

亜弓さんが乙部のりえをやっつける「カーミラの肖像」。
大好きで昔この部分を何回も読み返してました。
あくまでもフェアにマヤと戦いたい亜弓さん。
ステキだわー。
もう「紅天女」も亜弓さんで…

その11へ


勝手に感想文!その9

2011-07-31 | 「ガラスの仮面」 勝手に感想文!
「ガラスの仮面」文庫第9巻、勝手に感想文いきまーす。
またまた内容が濃いです。

あらすじのようなもの:
「天の輝き」放送始まる。
マヤいろんな妨害受けるが挫けない。
亜弓は演技のために嘘の恋愛を続ける。
マヤ、桜小路を振る。
乙部のりえ暗躍。
マヤの主演映画「白いジャングル」特別試写会で里美と初恋宣言(ぶっ)
マヤとつきかげの仲間とすれ違い。
春はマヤの活躍と自分が監禁されていることを知ってマヤに会うために病院を抜け出す。
途中事故に遭い「白いジャングル」を観ながら映画館で絶命。
マヤは母を失った悲しみに沈む。

つっこみどころ:
恋の演技のためとはいえ、亜弓さんってばビッチビッチビッチ!!
間進は天国から地獄へ真っ逆さま。
でもさ、天下の姫川亜弓相手に「100円玉いっぱいもってきたから」はねーだろ。
里見茂の親衛隊洋子の髪型!ヂリッヂリ。
それと親衛隊をやっつけた時のマスミンのキメポーズ。思わずフイタ。
昭和~な感じでいいんですが。

萌えどころ:
マスミン仕事で疲れて眠ってしまったマヤに毛布を掛けてあげる。
表立っては何もできないけれど大事に思っているのが伝わってくる場面。いいねぇ。
そして親衛隊事件後、マヤの顔を拭いてあげるマスミン。
もう本当はそのままチューしちゃいたかったんじゃないの?違う?
マヤここでは「真澄さん」って呼んでる。なぜなぜ??
里美君は嫌いじゃないけど明るすぎて全然萌えない。

月影先生の死にそうレベル:0
とってもお元気そうです。
梅の木しょって「ホッホッホホホ…」言ってます。

マスミンの対マヤ余裕レベル:一気に0
グラス握りつぶしキターーーーー!!!!
マヤと里美の初恋宣言(ぶっ)に嫉妬メラメラ~。
そしてマヤの母親への仕打ちに罪悪感。

ステキな水城さん:
取り乱すマヤに母親の亡骸を前で演技させる。
「あなたのおやりになったことの結果をよくごらんになってくださいまし!」と
マヤの悲しむ姿を見せてマスミンを責める。
一見ビジネスライクで淡々としている水城さんだけど
本当は思いやりに溢れているところが良いです。

ところで、マヤの母は亡くなってしまうのでかわいそうなのですが
今読んでみると彼女の行動もどうかと思ってしまう。
警察に届け出るなりなんなり他に方法があったと思うんだけど。
絶対にマヤとは会わせないってわけじゃなく
「指示があるまで待って」という会話も聞いていたのに。
結局のところ、いろんな不運が重なった結果ああなったと考えればいいのかな。
まあ、物語上ああなるべきだったんだろうけど悲しいエピソードです。

さてさて、マヤに振られた桜小路。
彼はこのままマヤのことすっぱりあきらめれば評価が高かったのに。
ついでにここで出番が終わってればウザキャラにならずに済んだのに。
「忙しいんだろうか…? ぼくのことを思い出すひまもないほど…」って
もうすでに結構ウザいか。
そして柱の影には舞…。こえぇぇぇ。

その10へ

勝手に感想文!その8

2011-07-29 | 「ガラスの仮面」 勝手に感想文!
続いて文庫第8巻。内容が濃くて大変!

あらすじのようなもの:
アカデミー芸術祭助演女優賞を亜弓さんを抑えてマヤが獲得。
月影先生がその場で二人が「紅天女」候補であるとアナウンス。
マスミンとマヤ、ダンス。マヤが躓いてマスミンに抱きつく。
紫のバラの人と似ていることに気づくがバレない。
マヤの母は失明して長野の病院にいる。
マヤは大河ドラマ「天の輝き」出演決まり、稽古、収録始まる。
月影先生はマヤを大都芸能に入れる。仲間と引き離される。
水城さんは紫のバラ、マヤへの気持ちに気づいてマスミンを問い詰める。
マヤ里見茂に恋。演技がうまくできない。
一方亜弓さんは恋の演技のために間進と交際。
マスミン話題づくりのために北島春の居所を隠す。
マヤは里美のファンや他の女優などから恨みを買って妨害を受ける。

つっこみどころ:
授賞式におしゃれして出かけたマヤ。
でも靴下履いてる。なんで靴下。
お子ちゃまだから靴下?
同じく授賞式でベレー帽なしの小野寺発見。珍しい。
頭が無防備だからかなんだか悪オーラが弱い気がする。

萌えどころ:
マスミン、授賞式でマヤをダンスに誘う。
三つ揃え着て花背負って「一曲踊っていただけますか?」だよ。
周りの人たち「おおーう!」私も「おおーう!」

月影先生の死にそうレベル:0
退院してお元気そう。

マスミンの対マヤ余裕レベル:急降下して5
柱事件の後、せっかくマヤが素直にお礼を言っているというのに
大事な商品だから守った、なんて言っちゃうのは自分の気持ちを抑制するためだったのか。
水城さんに紫のバラを見抜かれ、問い詰められて
とうとうマヤへの気持ちに気づき始める。
そしてマヤが里美に恋していることを知って初白目。
いいよーその調子。その調子。

ステキな水城さん:
名台詞「あの子を愛してらっしゃるのね」
マスミンにひっぱたかれるほど動揺させちゃって。さすが。
誰も気が付かなくても水城さんには全てお見通し。

ところで、授賞式でのマスミンとマヤの場面を読んでいて
のちのシオリーとのやり取りを思い出した。
シオリーを惚れさせた例の悪名高いダンスシーン。
長いけど引用して比べてみようっと。

---8巻---
マヤ「あ あたし踊れません!」
真澄「大丈夫恥をかかせるようなことはしないよ」
マヤ「だ だって学校で習ったフォークダンスくらいしか…」
真澄「それで結構!(中略)ぼくについてくればいい」

---18巻---
紫織「踊れませんの。学生時代体育はいつも見学でしたのよ」
真澄「大丈夫ですよ 激しい運動ではないし ぼくについてくればいいですよ」

---8巻---
マヤ「みんながみてるわ…」
真澄「結構なことだ いい宣伝になる」

---18巻---
紫織「でもみんながみていますわ」
真澄「ではぼくだけをみていなさい」

よく似てますね。
作者様も読み返したりするのかしら。
マヤとシオリー逆だったらよかったのにねぇ。
47巻ではどんなやり取りがあったんだろう。
楽しみすぎる。

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勝手に感想文!その7

2011-07-29 | 「ガラスの仮面」 勝手に感想文!
「ガラスの仮面」文庫第7巻の勝手に感想文。

あらすじのようなもの:
「奇跡の人」オーディション結果発表、
マヤと亜弓さんヘレン役ダブルキャストに。
「奇跡の人」稽古、本番。
亜弓さんは安定した完璧なヘレンを演じ、
マヤは個性的な演技を見せて注目を浴びる。

つっこみどころ:
なんかこの巻はこれといってないわ。

萌えどころ:
マヤに挨拶ちゃんとしろ、と教えるマスミン。
マヤのためにビシッと言うところが好き。
「おれが嫌いならそれでかまわん しかし私情を表に出すな」
カ~ッカッコイイ。
厳しいことをいいつつ、たい焼き一緒に食べて極上スマイル見せたり
マヤの回に劇場に紫のバラをたっくさん贈ったり
あーもう惚れるなって言うのが無理でしょうううう!!

月影先生の死にそうレベル:0
すっかりお元気そうです。「奇跡の人」立ち見してます。

マスミンの対マヤ余裕レベル:8
案外この巻では落ち着いてますね。
一緒にたい焼き食べてるところはとっても楽しそう。
ヘレンを演じるマヤをハラハラドキドキしながら見てました。

ステキな水城さん:
今回は出番ちょびっと。次回に期待。

また亜弓さんがカッコイイことしてました。
小野寺がマヤに演技上のアドバイスをしないと意地悪したら
「わたくしにももうひとりのヘレンと同じアドバイスをお願いします」
とすかさずやり込めるた。唸る小野寺。亜弓さんに拍手!
もう「紅天女」も亜弓さんでいいじゃん。まだ7巻。