アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

シンガポールはインド映画が目白押し

2023-09-03 | インド映画

バンコクを発って、シンガポールに来ています。今回は、バンコク⇒シンガポールのキャセイ便が見つからず、タイ航空にものすごく久しぶりに乗ったのですが、さすがタイ航空(どこが?)、出発が2時間半遅れ、その間何の説明のアナウンスもなし。マイペンライのタイ航空、と30年ぐらい前に言っていた旅仲間を思い出します。出来上がった時は斬新なデザインできれいだったスワンナプーム空港も、ちょっとくたびれてきましたね。そうそう、今回初めて気がついたのですが、スワンナプームはローマナイズではSuvarnabhumiと綴るので、これも元はサンスクリット語、「スワルナ(天国)+ブーミ(土地)」なんですね。「天空の地」とでも訳しましょうか。そう言われてみると、デザインもそんな感じです。あんまり上手に撮れてませんが、左側、丸い瓜を一部剥いたような建物が並んでいるのがスワンナプーム空港の建物です。

朝すごく早起きしたのに、結局夕方に着いた4年ぶりのシンガポールですが、1シンガポールドル=107.95円というとんでもないレートの時に当たってしまいました。昔はせいぜい89円ぐらいだったのに、どうしてこんなことにOMG。日本経済の弱体化をしみじみと感じます。シンガポールは景気がいいようで、街のあちこちで大きなビルが建設中。有名なホテル、マリーナベイサンズもタクシーで来る途中に見ましたが、1泊いくらするのか、聞いてみるのがコワいです。

で、私が泊まっているのは、前から一度泊まりたかったアルバート・コート・ホテル。リトル・インディアと大通りを隔てた所にあって、ずっと以前にインタビューしたインド人のマレー映画の元監督が、「戦時中アルバート・コート・ホテルで働いていたことがある」と言っていたので、どんなホテルかなあ、と思っていたのでした。到着したのはもう暗くなりかけだったので外の写真は撮らなかったのですが、大通りに面した7階建てぐらいの建物と、その裏にあるアネックスの2階建ての建物とがあります。私はその2階建ての2階に泊まっているのですが、すごく広い部屋で、寝室の隣に仕切られて書斎がある、という面白い設計です。今、パソコンをいじっているのですが、すごく落ち着く~。左側の壁龕みたいな場所に資料も置けるし、便利です。

 

1泊が14,000円と、私にしては大奮発。たっぷり滞在を楽しみましょう....と思ったんですが、近くの、と言っても徒歩15分ぐらいにある、G.V.(ゴールデン・ヴィレッジ)シティスクエアという映画館では、いっぱいインド映画をやっているのです。それも、日替わり、時間替わりでの上映なので、どうやれば全部見られるのか、計画するだけで頭が痛い。こんな順番で見ようかな、と思っているんですが、はてさて、うまくいきますかどうか。

 

 

シャー・ルク・カーンの『Jawan』のブッキングはまだ始まっていない様子。明日、劇場に行って聞いてこようと思います。みんなネットで取るだろうから、その方法も聞いてこないと。本当に見られるのかしら、ドキドキ....♡。

<おまけのぼやき>シンガポールがこの間から、「電子入国カード(SG Arrival Card)」を導入しましたが、これもわけがわからない制度でした。入国時に見せないといけないのだ、と思って、スマホの画面に呼び出しておいたのに、一度もチェックされずじまい。案内係の男性職員と女性職員がわちゃっといたので、「このSG Arrival Cardですが、ちゃんとメールアドレスを書いたし、そのアドレスに連絡も全部来ているのに、この欄にはまったくデタラメなメールアドレスが書いてあるんですよ。訂正してもらうにはどうしたらいいんですか?」と聞いてみたら、「あー、いいんですよ、それは」とまるで取り合ってくれません。しかも、その書類を見せるシーンもまったくなく、何のために作らせたの? 手数料稼ぎのため? と勘ぐりたくなりました。一体いくら取られるのか、クレジットカードの請求を怒りを込めて待っていましょう。

Immigration & Checkpoints Authority

それと、私の指紋はほとんど消えかかっているので、指紋認証ではもう10年ぐらい前からいつもはねられます。女性職員の人が「もう一度最初からやりなおして」というので、「いつもひっかかるんです」と訴えても「やり直せ」と言うばかりで、案の定2回目に最初からやり直してもダメ。またやり直せと言われたので、ここで朝からの辛抱がブチ切れてしまい、「10回やろうが20回やろうが、指紋がうすくなってるからスキャンできないのよ!」と大声を出してしまいました。すると男性職員が来てくれて、「こちらの有人のカウンターでやりますから」と連れていってくれました。結局係官との対面でやっても指紋が出てこなかったようで、頭をひねる係官。最終的には、「いいから行って」という感じで手を振ってパスポートを返してくれ、無事放免に。あの自動認証機、どうにかしてほしいです。他のお年を召した方は、指紋が薄くなる、なんてことはないのかしら? 瞳認証だけでいいってことにしてくれると、助かるんですけどね~。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« バンコクで香港映画を見る&... | トップ | シンガポール映画三昧(上) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

インド映画」カテゴリの最新記事