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アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

『レオ ブラッディ・スウィート』特別先行上映&『拳銃/兵士の休暇』特別上映会

2025-05-28 | インド映画

突然ですが、配給会社SPACEBOXからタイトルのような特別上映プログラムのご案内が来ました。6月20日(金)からのヴィジャイ主演作『レオ ブラッディ・スウィート』(2023)の公開を記念して、一足早くファンの皆様方に見ていただこう、というものです。先日の5月22日(木)にも、配給会社ツインによる、<『ヴィクラム』スペシャルトークショー付 先行有料上映会@新宿ピカデリー>が行われたばかりですが、この先行上映、「一日でも早く作品を見たい♥」byインド映画ファン&「公開前に観客の反応を知りたい(+特別料金で興収増やしたい←多分^^)by配給会社」の両者の思惑が一致して、これからも増えそうです。特に今回は、『レオ』に続いてトークショーがあり、さらにその後、『レオ』の主演ヴィジャイの旧作『拳銃/兵士の休暇』(2012)の上映もあるという、1日で2本見られる絶好のプログラム。料金はそれぞれかかりますが、旧作の『拳銃』は通常の映画料金という、良心的な上映です。また、あらら、なのは、トークショーの登壇者が『ヴィクラム』も『レオ』もどちらも小尾淳先生(大東文化大)であることで、昨今のタミル語映画字幕監修者としての小尾さんのお仕事ぶりが如実に表れている連続登壇です。ではでは、その特別上映会の概要を整理して付けておきます。チケット発売は明日からですので、がんばってゲットして下さいね。

『レオ:ブラッディ・スウィート』特別先行上映会 & 『拳銃/兵士の休暇』特別上映会
 日時:6月7日(土) 
 プログラム:
   13:00 『レオ:ブラッディ・スウィート』 (本編:161分)
   15:55~16:25 トークショー  ゲスト:小尾淳 ※終演後客席入れ替え
   16:55 『拳銃/兵士の休暇』  (本編:170分/19:45終映予定)
 会場:SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ(埼玉県川口市上青木3-12-63)アクセス
 チケット代金: 『レオ:ブラッディ・スウィート』 2,500円(特別料金) 
          『拳銃/兵士の休暇』  2,000円
 チケット販売開始:5月29日(木) 正午12時
 チケット販売リンク:SPACEBOXオンライン・チケットブッキング

   

© Seven Screen Studio 

<作品概要>
『レオ:ブラッディ・スウィート』 公式サイト
 2023年/インド/タミル語/161分/原題:LEO/字幕:渡辺はな・監修:小尾淳
 監督:ローケーシュ・カナガラージ  
 脚本:ローケーシュ・カナガラージ、ラトナ・クマール、ディーラジ・ヴァイディ
 出演:ヴィジャイ、トリシャー・クリシュナン、サンジャイ・ダット、アルジュン・サルジャー
 配給:SPACEBOX
6月20日(金)より全国公開!
【ストーリー】
インド北部、ヒマーチャル・プラデーシュ州の町。カフェを経営し、動物保護活動家でもあるタミル人のパールティバン(ヴィジャイ)は、妻(トリシャー・クリシュナン)と2人の子供とともに平穏に暮らしていた。しかしある時、凶暴な強盗団が一帯を荒らしまわり、パールティバンのカフェにも侵入する。女性スタッフと自分の娘に危害が及びそうになり、思わず反撃に出たパールティバン。強盗団一味5人をあまりにも手際よく仕留めた彼に周囲の人々は驚くが、この事件が報道されると、インド各地で彼の写真を見た闇の勢力が動き始める。その中には、彼を“レオ”と呼んでつけ狙う謎の男たちもいた。“レオ”とはいったい何者なのか――?


© Seven Screen Studio

『拳銃/兵士の休暇』
 2012年/インド/タミル語/170分/原題:Thuppakki/字幕:中島可愛・監修:小尾淳
 監督:A・R・ムルガダース
 出演:ヴィジャイ、カージャル・アグルワール、ジャヤラーム、ヴィドゥユト・ジャームワール
 配給:SPACEBOX
【ストーリー】
ムンバイ在住のタミル人で、軍人としてカシミールで勤務しているジャガディーシュ(ヴィジャイ)は、帰省中にバスを狙った爆弾テロに遭遇する。独自に調査を進めた彼は、より大規模な同時多発テロ計画の糸口をつかむ。同僚たちと共にテロを未然に防ごうとする彼と敵の司令官との間での、息詰まる策略の応酬が繰り広げられる。

<『レオ:ブラッディ・スウィ―ト』トークショー>
ゲスト:小尾 淳
プロフィール:インド文化研究家/大東文化大学 国際関係学部 准教授
インド舞踊の実践者として活動後、南インドでの3年間の音楽留学を経て、大東文化大学大学院アジア地域研究科で博士号取得。主に南インドタミル地方をフィールドとし、現地の芸能や文芸と社会関係に着目して研究を続けている。著書に『近現代南インドのバラモンと賛歌』(青弓社、2020年)。大東文化大学国際関係学部で「アジアの舞踊と身体文化」「宗教文化論」の講義等を担当。タミル語講座や、タミル語映画の日本語字幕監修も手がける。ローケーシュ・カナガラージ監督が手掛けた、麻薬ギャングとの戦いを描く“ローケーシュ・シネマティック・ユニヴァース(LCU)”の3作品――『囚人ディリ』(2019)、『ヴィクラム』(2022)、本作『レオ:ブラッディ・スウィ―ト』(2023)すべての字幕監修も担当。

            

最後に、『レオ:ブラッディ・スウィート』『拳銃/兵士の休暇』の予告編を付けておきます。『拳銃』はインド版予告編ですが、ヴィジャイが若くて、かつボリウッド随一のアクションスター、ヴィドゥユト・ジャームワールもカッコよくて、見応え十分ですね。2本ともぜひ、た~っぷりとお楽しみ下さい。

2025年6月20日公開『レオ:ブラッディ・スウィート』予告編

 

THUPPAKKI - Official Theatrical Trailer HD

 

 


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