アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

『マダム・イン・ニューヨーク』まであと10日

2014-06-18 | インド映画

これまで何度かご紹介してきた『マダム・イン・ニューヨーク』、いよいよ10日後の6月28日(土)から公開です。宣伝も熱を帯びてきて、公式FBを見ると、「6月20日(金)8時~「あさイチ」内コーナー「特選!エンタ」にて、”インド映画に見る オンナの生き方”と題して『マダム・イン・ニューヨーク』をご紹介いただきます!!」というお知らせが踊っていたり(あいや~、特別編成のため「特選!エンタ」は休止になったそうです、残念!)、サラーム海上さんが「映画.com」に書かれた紹介文の紹介があったり。そうそう、「ミセス」にガウリ・シンデー監督のインタビューが載っていることもここで知り、先日本屋で立ち読みしました。さすがカラーページ、ゴウリ・シンデー監督のポートレートがとってもきれいで、おまけにきさらぎ尚さんのインタビューも読み応えがあります。サイフが風邪を引いていた(^^)ので、買えなくて残念&ごめんなさい、です。

(C)Eros International Ltd

ところでサラーム海上さんの文の中に、「シャシがニューヨークの街で纏う様々なサリーの色合い、美しさにも目が奪われる。中産階級という設定なのにシックすぎるのはこの際黙っておこう(笑)」とあったのですが、このサリーの謎をインタビューした時にシュリデヴィが語ってくれました。私も、あのサリーは趣味がよすぎる&素敵すぎる、ひょっとして、シュリデヴィが自分でお気に入りを指定したのかしら? とちょっと疑問に思ったので、質問したのでした。字数の関係で短い受け答えになっていますが、6月20日出る『キネマ旬報』7月上旬号でご覧になってみて下さい。(と、ちゃっかりこちらも宣伝) この号には、熊坂多恵さんによるガウリ・シンデー監督のインタビューも掲載されています。

(C)Eros International Ltd

さて、本日は、あと10日間の間に楽しんでいただきたい素材として、ラスト近くの結婚式の準備シーンで流れる歌、「Navrai Majhi」の歌詞をお届けしようと思います。映像はこちらです。歌詞は下に書いてありますが、音と合わせられる歌詞はこちらをどうぞ。

1番というか、最初のひとまとまり(&最後のリフレイン)はマラーティー語で、あとはヒンディー語になっています。マラーティー語の歌詞の読み方や意味については、大阪大学でマラーティー語のe-ラーニングを担当したりしている小磯千尋さんに教えてもらいました。では、歌ってみましょう!

 

(C)Eros International Ltd

ナヴラーイー・マージー・ラーラチー・ラーラチー・ガー
Navrai majhi laadachi ladachi ga
花嫁は 私の お気に入り (私の可愛い花嫁さん)
アヴラ・ヒラー・チャンドラチー・チャンドラチー・ガー
Avad hila chandrachi chandrachi ga
彼女は お気に入り お月様の (彼女はお月様が(の?)お気に入り)
ナヴラーイー・マージー・ラーラチー・ラーラチー・ガー
Navrai majhi laadachi ladachi ga
花嫁は 私の お気に入り (私の可愛い花嫁さん)
アヴラ・ヒラー・チャンドラチー・チャンドラチー・ガー
Avad hila chandrachi chandrachi ga
彼女は お気に入り お月様の (彼女はお月様が(の?)お気に入り)
ナヴラーイー・マージー・ナヴサーチー・ナヴサーチー・ガー
Navrai majhi navsaachee navsaachee ga
花嫁は 私の 神の授かり物 (私の花嫁は願掛けのおかげで手に入った)
アプサラー・ジャシー・インドラチー・インドラチー・ガー
Apsara jashi indrachi indrachi ga
アプサラ みたい インドラ神の (インドラ神の天女みたい)

 

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スニヨージー・イスコー、ラキヨー・ジャタン・セー
Sunyoji isko, Rakhyo jatan se
お聞き 彼女を 遇して 大事に (いいかい、彼女を大事にするんだよ)
オー・バリー・ナーズク・ハイン・ナーズク・ハイン・ナーズク
O Badi naazuk hain naazuk hain naazuk
とても 繊細なのだ 繊細なのだ 繊細な (とっても繊細なんだから)
カリー・ハイ・アンモール、カリー・ハイ・アンモール
kali hai anmol.... kali hai anmol...
つぼみ だよ 貴重な つぼみ だよ 貴重な (大事なつぼみなんだから)
アーオー・ジー・アーオー、トゥムカー・ラガーオー
Aaoji aao... thumkha lagaoon...
おいで おいで 押し合いしよう (さあおいで、押し合いっこしよう)
ザラー・ベヘコー・ジー・ベヘコー・ジー・ベヘコー
Zara behako ji behako ji behako
ちょっと ゆらゆらしよう (お互いに体を揺らそう)
クシヨーン・ケー・バージェー・ドール
Khushiyon ke baaje dhol
喜び の 鳴る 太鼓が (喜びの太鼓が鳴る)
クシヨーン・ケー・バージェー・ドール
Khushiyon ke baaje dhol
喜び の 鳴る 太鼓が (喜びの太鼓が鳴る)

 

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アーンコーン・メーン・イスケー・イシャーレー
Aankhon mein iske (ho ho) ishaare (ho ho..)
眼  には 彼女の そぶりが (思わせぶりな彼女の眼差し)
バレー・ナクリーレー・ナクリーレー・ナクリーレー
Bade nakhreele nakhreele nakhreele
とても 色っぽく 気取っている (とても色っぽい)
サプノー・ケー・ラーコー・ナザーレー
Sapno ke lakho (ho ho) nazaare (ho ho..)
夢 の たくさんの 眼差し (夢見るようなその眼)
サーレー・ランギーレー・ランギーレー・ランギーレー
Saare rangeele rangeele rangeele
すべてが 華やかで キラキラ (すべてがキラキラしてる)

 

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ナヴラーイー・チャリー・シャルマーティー・ガブラーティー・ウォー
Navrai chali sharmaati ghabraati woh
花嫁は 歩む 恥ずかしげに 躊躇しながら 彼女は (花嫁は恥ずかしげにためらいながら歩んで行く)
ピヤー・ケー・ガル・イトラーティー・バルカーティー・ウォー
Piya ke ghar ithlaati balkhaati woh,
夫 の 家で すまして 浮き立って 彼女は (婚家で内心浮き立ちながらしとやかにしている彼女)
スルマーイー・ナイナー・チャヵーティー・チャヵーティー・ウォー
Surmai naina chalkaati chalkaati woh,
アイシャドウを付けた眼を 輝かせて 彼女は (彼女はアイシャドウが彩る眼を輝かせる)
ピヤー・ケー・ガル・バルマーティー・サクチャーティー・ウォー
Piya ke ghar bharmaati, sakuchati woh!
夫 の 家で 戸惑って 身を縮ませて 彼女は (婚家で戸惑いながら下を向く彼女)

 

(C)Eros International Ltd

ナヴラーイー・マージー・ラーラチー・ラーラチー・ガー
Navrai majhi laadachi ladachi ga
花嫁は 私の お気に入り (私の可愛い花嫁さん)
アヴラ・ヒラー・チャンドラチー・チャンドラチー・ガー
Avad hila chandrachi chandrachi ga
彼女は お気に入り お月様の (彼女はお月様が(の?)お気に入り)
ナヴラーイー・マージー・ナヴサーチー・ナヴサーチー・ガー
Navrai majhi navsaachee navsaachee ga
花嫁は 私の 神の授かり物 (私の花嫁は願掛けのおかげで手に入った)
アプサラー・ジャシー・インドラチー・インドラチー・ガー
Apsara jashi indrachi indrachi ga
アプサラ みたい インドラ神の (インドラ神の天女みたい)

(C)Eros International Ltd

最後の「ガー」だけでも、劇場でみんな一緒に歌えるといいですね。では、マダムと会えるまであと10日、カウントダウン開始です!

 

 


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