アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

インド映画は秋も大作・見応え大あり作が目白押し

2019-07-31 | インド映画

ツインさんから、『カリーボーイ』のカッコいいチラシをいただきました。まずは、皆様にお目にかけましょう。表面、裏面ともどうぞ。

ここにもあるように、キーワードは「スラム」と「ラップ」。ランヴィール・シンが自ら歌う魂のラップが、こちらの心をガンガン打ってきます。あと、注目は、↑この人、シッダーント・チャトゥルヴェーディー。これまでドラマに出ていた彼を「発見」した、ゾーヤー・アクタル監督の慧眼に脱帽です。アーリアー・バットはちょっとヘンな女子医大生を余裕で演じ、これまたすっごく魅力的。後日詳しくご紹介しますが、公式ツイッターはこちらです。予告編もご覧になれます。


そして続くは、10月25日(金)公開の『ロボット2.0』。先日もちょこっとご紹介しましたが、試写状が届きましたので、今回はそのヴィジュアルで。

これも荒唐無稽なお話ながら、その大迫力でぐいぐい押してくる超快作&怪作です。完成予定からベタ遅れでやっと出来上がり、公開したら見事2018年ナンバーワンの大ヒットとなったわけですが、2018年3月にチェンナイでタミル語版配給業者の方に会った時、「まだできないんですか?」と聞いたら、「あいつらなあ、CG製作に凝りに凝ってるんだよ。いつ完成するのか、全然わからん」と憮然とした表情で答えて下さったことを思い出します。しかし、その「凝りに凝った」映像は素晴らしく、見る者の度肝を抜いてくれます。ラジニカーントとアクシャイ・クマールの熱演にも、拍手パチパチ。ラジニ様、『ペッタ!』(Netflixで見られます)でもそう思ったんですが、年々お若くなっておられるような...。こちらも後日また、がっちりとご紹介します。

 

そして昨日情報公開されたのが、SPACEBOXさんがまたまた公開するヒンディー語映画『盲目のメロディ ♫インド式殺人協奏曲♫』。以前このブログでもちょろっとご紹介した、『Andhadhun』です。公式サイトはこちらで(まだ工事中の模様)、11月15日(金)から公開とのことです。下の画像は、インド版DVDのカヴァーから取ったものです。

これも極上のサスペンス劇で、視覚障害者役のアーユシュマーン・クラーナーが、殺人犯との対決で手に汗握る名演技を見せてくれます。タッブーは貫禄十分ですし、そこにやはり演技のうまいラーディカー・アープテーも加わって、インドでも話題になりました。


ということで、秋も楽しみですね。まずは夏の上映作品を制覇してから秋をお待ちいただきたいですが、日経新聞や毎日新聞日曜版でも大きく取り上げられた『あなたの名前を呼べたなら』が、8月2日(金)よりBunkamuraル・シネマで公開となります。公式サイトはこちらです。8月4日(日)には私もトークでお邪魔しますので、その折にお目にかかりましょう! トークの時間等は、こちらでご確認下さい。予告編をつけておきます。

映画「あなたの名前を呼べたなら」予告編

<追記>『あなたの名前を呼べたなら』は、各新聞社のネット版でもいろいろ取り上げられています。山陽新聞時事通信(ロヘナ・ゲラ監督インタビュー)と、まだまだ増えそうな気配です。



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