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アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

本日より開催「グル・ダットの全貌」@アテネ・フランセ文化センター

2012-04-11 | インド映画

再度のお知らせが遅くなってしまいましたが、インド映画の伝説的監督グル・ダットの作品を一挙上映する「グル・ダットの全貌」が本日から始まりました。

 

特集 グル・ダットの全貌  公式サイト
Guru Dutt Retrospective
2012年4月11日(水)ー4月21日(土)(日曜休館/10日間)

インド映画の奇跡、グル・ダットを特集。映画史上屈指の名作と称される『渇き』『紙の花』を含む監督作、出演作など計10作品を上映します。お見逃しなく。

■上映作品
『賭け』 (原題:Baazi/1951/モノクロ/137分)~私の字幕です。11日(水)15:40-/18日(水)18:30-
  監督:グル・ダット
  主演:デーウ・アーナンド、ギーター・バーリー

『網』 (原題:Jaal/1952/モノクロ/133分)~11日(水)18:30-/19日(木)15:10-
  監督:グル・ダット
  主演:デーウ・アーナンド、ギーター・バーリー

『鷹』 (原題:Baaz/1953/モノクロ/150分)~12日(木)15:00-/19日(木)18:00-
  監督:グル・ダット
  主演:グル・ダット、ギーター・バーリー

『表か裏か』 (原題:Aar Paar/1954/モノクロ/140分)~12日(木)18:00-/20日(金)15:10-
  監督:グル・ダット
  主演:グル・ダット、シャーマー、ジョニー・ウォーカー

『55年夫妻』 (原題:Mr. & Mrs. 55/1955/モノクロ/152分)~13日(金)15:00-/20日(金)18:00-
  監督:グル・ダット
  主演:グル・ダット、マドゥバーラー、ジョニー・ウォーカー

『渇き』 (原題:Pyaasa/1957/モノクロ/145分)~13日(金)18:00-/21日(土)14:00-
  監督:グル・ダット
  主演:グル・ダット、ワヒーダー・ラフマーン、マーラー・シンハー、ジョニー・ウォーカー

『紙の花』 (原題:Kagaz Ke Phool/1959/モノクロ/148分)~14日(土)13:30-/21日(土)17:00-
  監督:グル・ダット
  主演:グル・ダット、ワヒーダー・ラフマーン、ジョニー・ウォーカー

『十四夜の月』 (原題:Choudhvin Ka Chand/1960/170分)~14日(土)16:30-/17日(火)14:40-
  監督:M.サーディク
  主演:グル・ダット、ワヒーダー・ラフマーン、ジョニー・ウォーカー

『旦那様と奥様と召使い』 (原題:Sahib Biwi Aur Ghulam/1962/モノクロ/157分)~16日(月)15:50-/17日(火)18:00-
  監督:アブラール・アルヴィー
  主演:グル・ダット、ミーナークマーリー、ワヒーダー・ラフマーン

『グル・ダットを探して』 (原題:In Search of Guru Dutt/1989/ドキュメンタリー/カラー/84分)~私の字幕です。16日(月)19:00-/18日(水)16:30-
  監督:ナスリーン・ムンニー・カビール

■全作品日本語字幕付き
■各回入れ替え制
■料金
一般=1回券1000円/3回券2700円
アテネ・フランセ文化センター会員=800円
※アテネ・フランセ文化センター会員入会をご希望の方は登録が必要になります(当日入会可)
登録料:一般1500円/アテネ・フランセ学生1000円(約1年間有効)
■会場&お問い合せ
アテネ・フランセ文化センター
東京都千代田区神田駿河台2-11 
アテネ・フランセ4F
03-3291-4339(13:00-20:00)
■主催
アテネ・フランセ文化センター
■フィルム・写真提供及び協力
国際交流基金

※上映開始時刻がまちまちですので、よく確かめてからお出かけ下さい。上の写真は2001年3月に行われた国際交流基金の「インド映画の奇跡 グル・ダットの全貌」のカタログ表紙ですが、こういう世界が堪能できます。全部の作品をご覧になったあとは、拙訳字幕のついたドキュメンタリー映画『グル・ダットを探して』をぜひどうぞ。彼の作品世界にさらに深く入り込むことができます。まさしく、「奇跡」のように存在した映画作家でした。

 


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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渇き (gorge)
2012-04-22 12:12:05
以前、土屋先生の授業でお会いした古賀です。「渇き」をやっと見てきました。素晴らしい映画でした。歌が画面からコケットリーを送ってくる…。こんなものを知らなかった自分をひどく責めたい気分です。
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gorge様 (cinetama)
2012-04-22 21:20:11
ご本名を出して下さって申し訳ありません。あの折にいただいた素敵なデザインのお名刺、よく憶えています。

「渇き」について書いて下さっている、”歌が画面からコケットリーを送ってくる”とは、何と美しい表現だろうとうっとりしてしまいました。でも、歌詞のナイフがこちらの胸を切り刻むような歌もあり、「渇き」は見るたびに心がざわめきます。
「紙の花」はご覧になりましたでしょうか? こちらも魂に触れてくる作品なので、また上映の機会がありましたらぜひ。
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