アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

<アジアフォーカス・福岡国際映画祭>出そろいました

2011-07-17 | アジア映画全般

 今年の<アジアフォーカス・福岡国際映画祭>のメインプログラム、公式招待作品が出そろいました。全部で21本ですが、そのうち日本映画を除くアジア映画20本のラインアップは次の通りです。ストーリー等、詳しくは映画祭のHPをご参照下さい。美しいスチール写真と予告編も見られます。写真がうまくダウンロードできなかったので、見た映画についてのコメントのみでごめんなさい。

1 『マジョリティ Majority』 2010 トルコ
  監督 セレン・ユジェ
  出演 バルトゥ・キュチュックチャーラヤン、セッタル・タンルオエン、エスメ・マドラ

2 『Nader and Simin, A Separation ( 原題)』 2011 イラン
  監督 アスガー・ファルハディ
  出演 レイラ・ハタミ、ペイマン・モアディ、シャハブ・ホセイニ、サレー・バヤト、サリナ・ファルハディ、キミア・ホセイニ

3 『ゲシェル~ぎりぎり日記 Gesher』 2010 イラン
  監督 ワヒド ワキリファー
  出演 ホセイン・ファルジンザデ、ゴバド・ラーマニナサブ、アブドルラスル・ダラヤペイマ

4 『カシミールの秋 Autumn』 2010 インド
  監督 アーミル・バシール
  出演 レザー・ナジー、シャフナワーズ・バット、シャミーム・バシュラト

5 『妻は、はるか日本に The Japanese Wife』 2010 インド
  監督 アパルナ・セーン
  出演 ラーフル・ボース、高久ちぐさ、ライマー・セーン、モウシュミー・チャテルジー

映画祭の常連と言っていい女性監督アパルナ・セーンが苦労して撮りあげた作品。日本ロケもあります。主人公の日本人妻役の女優さんを日本でいろいろ探したようで、「最後は頭を剃ってもらう、という条件だったのでお断りした」という某女優さんのお話も洩れ聞こえてきています。さて、日本の観客の反応は?

6 『僕はジダン Little Zizou』 2007 インド
  監督 スーニー・ターラープルワーラー
  出演 ボーマン・イーラーニー、ゼノビア・シュロフ、ジャハーン・バティーワーラー、イヤーナー・バティーワーラー、ソーフラーブ・アールデーシール、シェールナーズ・パテール、ディルシャード・パテール、ジョン・アブラハム

「ジズー」はサッカー選手ジダンの愛称ですね。ムンバイのパールシー(ゾロアスター教徒)コミュニティを舞台に、ジダン大好きの少年が垣間見る大人たちの争いを描きます。ボリウッド映画ファンには、ジョン・アブラハムのちょい役出演が嬉しいところ。アブちゃん、もうちょっと出番が多かったらよかったのに~。

7 『恋するリトル・コメディアン The Little Comedian』 2010 タイ
  監督 ウィッタヤー・トーンユーヨン、メート・タラトーン 
  出演 ポーラ・テイラー、チャトゥロン・ポンブーン

8 『レッド・イーグル The Red Eagle』 2010 タイ
  監督 ウイシット・サーサナティアン
  出演 アナンダ・エヴァリンハム、ヤリンダー・ブンナーク

うわ~、これは面白そう。ウィシット・サーサナティアン監督の仮面のヒーローものです。レッド・イーグルを演じるアナンダ・エヴァリンハムは、昨年の東京国際映画祭で上映されたタイ映画『ハイソ』 (2010)の主役です。愁いを帯びたハンサムな映画俳優役から、今度はたくましい正義の味方へ。『怪盗ブラック・タイガー』 (2000)のウィシット・サーサナティアン監督、今度はどんな奇抜なアイディアが飛び出すでしょう?

9 『タンロンの歌姫 The Fate of A Songstress in Thang Long』 2010 ベトナム
  監督 ダオ・バー・ソン
  出演 ニャット・キム・アイン、クァィック・ゴック・ゴアン

10 『すばらしき大世界 It's A Great, Great World』 2010 シンガポール(中国語)
  監督 ケルビン・トン
  出演 オリビア・オン、ナンシー・シッ、ヘンリー・ティア、チェウ・チョーメン、シアン・ユン

 かつてシンガポールにあったアミューズメント・パーク「大世界」を舞台に、人々の喜怒哀楽を描きます。今年の旧正月に公開され、シンガポールでは大ヒットとなった作品です。『メイド 冥土』 (2005)のケルビン・トン監督、大化けしました~。 

11 『趙夫人の地獄鍋 Claypot Curry Killers』 2011 マレーシア(中国語)
  監督 ジェームス・リー
  出演 デビー・ゴー、マンディ・チェン、オリビア・カン

こちらは『美しい洗濯機』 (2004)のジェームス・リー監督の最新作。あくまで予測ですが、彼も本作で化けたような気が.....。それにしても土鍋カレーって一体???

12 『車の影に Chassis』 2009 フィリピン
  監督 アドルフォ・ボリナガ・アリックスJr.
  出演 ジョディ・サンタ・マリア、キンベリー・フルガー、レミュエル・ペラヨ、アンジェリ・バヤニ、エベリン・バルガス

13 『鋼のピアノ The Piano in a Factory』 2010 中国
  監督 チャン・メン
  出演 ワン・チエンユエン、チャン・シニョン、チン・ハイルー

昨年の東京国際映画祭のコンペ部門で上映、主演のワン・チエンユエンが最優秀男優賞を獲りました。久々に見たチン・ハイルーが結構おばさんになっていて、『ドリアンドリアン』 (2000)からもう10年かあ、と思ったものです。ええっ、と思うような”鋼のピアノ”は一見の価値があります。

14 『遠い帰郷 Return Ticket』 2011 中国
  監督 ヨンシン・トン
  出演 チン・ハイルー、タン・チュン

こちらもチン・ハイルーの主演作品。旧正月で故郷に帰りたい人々に、オンボロバスを帰郷バスに仕立ててがっぽりひと儲けしようとする仲間の1人なのですが、ちょっと生活にくたびれた若い女性、という設定がよく似合っていました。やはり彼女、演技巧者ですね。

15 『陽に灼けた道 The Sun Beaten Path』 2010 中国(チベット語)
  監督 ソンタルジャ
  出演 Yeshe Lhadruk益西兰周、Lo kyi 罗后杰、Kalzang Rinchen尕藏仁青

今年の香港国際映画祭でも上映された作品。スチールはそちらからお借りしました。

16 『冬休みの情景 Winter Vacation』 2010 中国
  監督 リー・ホンチー
  出演 バイ・ジュンジエ、ジャン・ナーチー、バオ・ジンフェン、シエ・イン、ワン・フイ、バオ・レイ、バイ・シャオホン、ジー・フェン、ウー・グオション、ジアン・チャオ、シャオ・メイチー、ヤオ・ラン

昨年のNHKアジア・フィルム・フェスティバルで上映、中国の内モンゴル自治区を舞台にした作品です。奇妙なユーモアがあって、面白い味が出ています。

17 『ピノイ・サンデー Pinoy Sunday』 2009 台湾/ 日本/ フィリピン/仏(タガログ語)
  監督 ウィ・ディン・ホー
  出演 バヤニ・アグバヤニ、エピィ・キソン、メリル・ソリアーノ

こちらは一昨年、2009年のNHKアジア・フィルム・フェスティバルで上映。台湾で働くフィリピン人出稼ぎ者2人が主人公という、ハロハロ風味の映画です(ハロハロはあれこれ入ったフィリピンのデザート)。台湾映画好きの方には、あちこちにカメオ出演している台湾の俳優たちを見つけるのが楽しいことでしょう。

18 『台北カフェ・ストーリー Taipei Exchanges』 2010 台湾
  監督 シアオ・ヤーチュアン
  出演 グイ・ルンメイ、リン・チェンシー

昨年の東京国際映画祭で上映された作品です。チャーミングなグイ・ルンメイとリン・チェンシー、そして様々なケーキが見もの。

19 『浄土アニャン Anyang, Paradise City』 2010 韓国
  監督 パク・チャンギョン
  出演 ハン・イェリ、パク・ミニョン

20 『凍てつく夜に Bleak Night』 2010 韓国
  監督 ユン・ソンヒョン
  出演 イ・ジェフン、ソ・ジュニョン、パク・ジョンミン

 

今年の<アジアフォーカス・福岡国際映画祭>は9月17日(土)~25日(日)。秋の連休もありますし、ぜひ福岡でアジア映画とアジア・マンスを楽しんできて下さい。あ、福岡アジア美術館に寄るのもお忘れなく~。

  

 

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2 コメント

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なんと! (がむら)
2011-07-18 22:32:49
わーーーっ!
ジョンアブ出るんですかぁ!
うあーっ! 
その一瞬の為に行けるか?
なんで日本って小さいのに遠いんでしょうか?
がむら様 (cinetama)
2011-07-18 23:47:49
コメント、どうもです。

そうなんです、二瞬ぐらい出ます。台詞も結構あり、アブちゃんがニューッ、という笑えるシーンも。もちろん、ムキムキの筋肉も見られます~。がむらさん、あれを大画面で見たら刺激が強すぎるかも。

アブちゃん、一度実物を見てみたいですねー。

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