アジア映画巡礼

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インド映画自主上映会:カンナダ語『James』&ヒンディー語『Bachchhan Paande』

2022-03-13 | インド映画

インドでは順調に大作映画が続けて公開されていますが、それに負けじと日本でも、在日インド人向けの上映会が活発化しつつあります。今回も、Periploさんからお知らせをいただきました。カンナダ語映画とヒンディー語映画、2本の上映会です。

James (2022 film) poster.png

『James(ジェームス)』
 2022年/カンナダ語/149分/英語字幕
 監督:チェータン・クマール 
 出演:プニート・ラージクマール、プリヤー・アーナンドほか

■日時:2022年3月20日(日)12:45~16:00ごろ
■会場:埼玉県川口市、SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ   
■料金:大人1,500円
■主催:東京カンナダ人会(Tokyo Kannada Balaga)
■予約ページはこちら

James - Official Teaser (Kannada) Puneeth Rajkumar | Chethan Kumar | Kishore Pathikonda | Charan Raj

Periploさんからのご連絡によると、「昨年10月29日に心臓発作により46歳の若さで急逝したプニート・ラージクマール(1975 – 2021)の遺作です。プニートは、不世出の名優ラージクマールの三男として生まれ、父の主演作の子役を経て順調にヒーロー俳優になった人で、長兄のシヴァラージクマールと共に映画ファミリーの中核となっていました。スディープ、ダルシャン、ヤシュと並ぶカンナダ語映画界の四大ヒーローの1人だっただけに、熱烈なファンではなかった人の間にも衝撃が走りました。そのため、東京カンナダ人会の行事としては2年ぶりに上映会が開かれることになりました。現地公開は3月17日で、プニートの役どころは軍の特殊部隊の戦闘員のようです。設定は異なりますが、ティーザーからは『サーホー』味が感じられます」とのことです。確かに昨年のプニート・ラージクマールの逝去は、大きな衝撃を与えましたね。

こんな笑顔がステキなお兄さんでした。亡くなった時いろんな追悼動画がYouTubeにアップされたのですが、その中の1本を付けておきます。父親の亡きラージクマールの写真が登場するシーンや、子役時代のワンシーンも出て来ます。これでちょっと、生前のプニートクマールや彼の人気ぶりを予習してからいらして下さいね。

A Tribute Video To Punith RajKumar From Teju Music

 

Bachchhan Paandey poster.jpg

『Bachchhan Paandey(バッチャン・パーンデー)』
 2022年/ヒンディー語/149分/英語字幕
 監督:ファルハード・サームジー
 出演:アクシャイ・クマール、クリティ・サーノーン、ジャクリーン・フェルナンデスほか

■日時:①2022年3月19日(土)午後 4:25~7:25ごろ
      ②2022年3月20日(日)午後 4:25~7:25ごろ
■会場:キネカ大森 
■料金:大人2,500円、子供1,000円
■主催:スペースボックス HP(予約はこちらへ)

Bachchhan Paandey | Official Trailer | Akshay Kriti Jacqueline Arshad | Sajid N |Farhad S|18th March

Periploさん情報によりますと、「こちらはIMW上映作品『ジガルタンダ』(2014)のリメイクだそうです。タミル語のオリジナルでシッダールトが演じた新進映画監督の役を、ヒンディー語版では女性に変えたというのが新機軸のようです」とのこと。上の予告編を見てみると、ボリウッド映画ファンの方にはお馴染みの面々がたくさん出ていますね。『ムンナー・バーイー』シリーズの相棒アルシャド・ワールシーに、『ムンナー・マイケル』(2017)にもチョイ役で出ていましたが、一時期は脇にこの人がいないとボリウッド映画じゃない、というぐらいに出まくっていたパンカジ・トリパーティー、そしてクセ者じいさんサンジャイ・ミシュラ。さらによーく見てみると、『きっと、またあえる』(2019)のラギー役プラティーク・バッバルに、へべれけ役のサハルシュ・クマール・シュクラまでいますねー。ボリウッド映画ファンは必見ですが、元のタミル語映画『ジガルタンダ』(こちらのインディアン・ムービー・オンラインでご覧になれます)と見比べてご覧になるのも一興でしょう。本作、インドでは何度か公開予定が変更されてのやっとの上映となりますが、それを示すポスターをいくつか付けておきます。そんな苦労にも思いを馳せながら、楽しんで下さいね。


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