アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

”スペース・アーナンディ/インド映画連続講座「スターで辿るボリウッド映画史」<第3回>サルマーン・カーン”への再度のご案内

2017-05-12 | インド映画

「スターで辿るボリウッド映画史」も3人目、サルマーン・カーンの講座の1回目が近づいてきました。今回の講座の上半期は、アーミル・カーン、シャー・ルク・カーンと取り上げてきて、下半期はサルマーン・カーンのあとはアミターブ・バッチャンを取り上げる予定です。この4人の中で、サルマーン・カーンにだけはお目に掛かる機会がこれまでなく、とっても残念なのですが、自宅のあるマンションの下まで行った(!)というご縁を頼りに、あれこれお話してみようと思います。講座の予定は次の通りです。


スペース・アーナンディ/インド映画連続講座第Ⅰ期
「スターで辿るボリウッド映画史」
<第3回>サルマーン・カーン

 スペース・アーナンディでは、毎年1つのテーマで行う「インド映画連続講座」を開催中ですが、第Ⅰ期「スターで辿るボリウッド映画史」では4人のスターの足跡を辿りながら、その時々のボリウッド映画界を振り返っています。<第1回>のアーミル・カーン、<第2回>のシャー・ルク・カーンに続いて、<第3回>はサルマーン・カーンの登場です。これまでの2人と違い、何かとお騒がせの問題児でしたが、実は庶民の人気はダントツ1位。ここ2、3年は作品に恵まれ、ヒットメーカーとしても確固たる地位を築いています。サルマーンもお申し込みが多そうなので、2回に分けて開催することにしました。
 なお「スターで辿るボリウッド映画史」では、講座と抱き合わせで「映画で学ぶヒンディー語塾」も開講します。1年間聴いていただければ映画の2割がわかる!を目標に、30分の濃密な学習体験をどうぞ。

 日時:2017年5月20日(土) 15:00~17:30 ~残席1名様のみ
    2017年6月3日(土) 15:00~17:30 ~残席6名様
 場所:スペース・アーナンディ
    (東急田園都市線高津駅<渋谷から各停で18分>下車1分)
 定員:20名
 講座料:¥2,500(含む資料&テキスト代)
 講師:松岡 環(まつおか たまき)

今回の連続講座で取り上げる4人のうち、サルマーン・カーンだけは会ったことがないのですが、行ったことのある彼のお店「Being Human」の話などもまじえながら、彼の俳優としての魅力と人間像に迫ってみたいと思います。中国女優朱珠(Zhu Zhu)と共演したカビール・カーン監督作品『Tubelight(蛍光灯)』の話題もお伝えできればと思っています。それから、ここに画像を付けたような出演作ポスターのじゃんけんプレゼントも行う予定です。

ご予約は、スペース・アーナンディのHP「受講申し込み」からどうぞ。ご予約下さった方には、ご予約確認と共に、スペース・アーナンディの地図をメール送付致します。床におザブトンをひいて座っていただく形になりますので、楽な服装でお越し下さい(申し訳ないのですが、スペースの関係上イス席はご用意できません。悪しからずご了承下さい)。
皆様とお目にかかれるのを楽しみにしております。

[講師紹介]
1949年兵庫県生まれ。麗澤大学、国士舘大学非常勤講師。大阪外大(現大阪大)でヒンディー語を学び、1976年からインド映画の紹介と研究を開始。1980年代にインド映画祭を何度か開催したほか、様々なインド映画の上映に協力している。『ムトゥ踊るマハラジャ』『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』『きっと、うまくいく』『pk』など、インド映画の字幕も多数担当。著書に、「アジア・映画の都/香港~インド・ムービーロード」(めこん/1997)、「インド映画完全ガイド」(世界文化社/2015/監修)など。


そういえば、と思い出したのですが、サルマーン・カーンのアパレルのお店「Being Human」には取材に行ったのでした。2013年の3月のことで、「ボリウッド4」でサルマーン・カーン主演作『タイガー 伝説のスパイ』(2012)が上映されるのに合わせて、取材させてもらったものです。普通、こういったアパレル関係のお店は写真NGなのですが、何社かが合同で行ったこともあり、快くOKをいただいたのでした。

ムンバイにある「Being Human」。住所は、Anand Villa, Plot No.65, Linking Road, Santacruz (West), Mumbai 400054です。

「Being Human」はサルマーン・カーンが主宰する慈善団体「Being Human Foundation」の経営する店で、ちょうどユニクロのような品揃えでリーゾナブルな値段の衣料品を提供しており、インド全国に店舗を展開しています。

「Being Human」のロゴもオシャレですが、それをハートが囲んでいるマークは暖かいものを感じさせ、まさにグッド・デザインです。

店内は、サルマーン・カーンの店だということはほとんど強調してなくて、ふとした所にこんな控えめな感じで彼の写真が飾ってあったりする程度です。


また、2013年当時は『ダバング 大胆不敵』(2010)とコラボしたTシャツを販売していたのですが、その後2、3回行ってみたところ、そういう映画のイメージを使ったものはまったく見かけませんでした。あったら格好のおみやげになるのになあ、と毎回残念に思った次第です。

そんな慈善活動に熱心なサルマーン・カーン、養女である妹への愛情が深いことでも知られていますが、その一方で、お相手の女性がコロコロと変わり、51歳になる現在も花の独身。この先、サルマーン・カーンはどこへ行く? というようなことも含めて、いろいろお話できればと思っています。ご興味がおありの方は、ぜひお運び下さい。



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