5月12日(土)は『ロボット』の初日だけではありません。Sintok シンガポール映画祭のオープニングでもあります。詳細をお知らせするのが大変遅くなりましたが、事務局からいただいた情報を元に、楽しみな作品等のご紹介をちょっと。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
Sintok シンガポール映画祭 5月12日~20日@シネマート六本木
Sintok Singapore Film Festival Tokyo
<Sintokよりのご案内>
Sintok シンガポール映画祭が開催されます。
なかなか日本で紹介される機会のないシンガポール映画ですが、Sintok 2012ではキラッと光る個性を持った監督たちによるホロッとさせる名作、シンガポールならではのネタで笑わせてくれるコメディ、一歩踏み込んでシンガポールのあまり知られていない過去を紹介するドキュメンタリーなど多くの作品を上映します。あなたにとって懐かしさを感じるシンガポール、そして新たなシンガポールを発見する作品を見つけて下さい。
<上映作品>
1.ロイストン・タン監督特集
『12 Lotus』 (2008/シンガポール/原題:12 Lotus/12蓮華)~オープニング作品
出演:チー・ユーウー、リュウ・リンリン、ミンディ・オン、ステファニー・スン
『881 歌え!パパイヤ』 (2007/シンガポール/原題:881 )
~日本公開済み
出演:ミンディ・オン、ヤオ・ヤンヤン、チー・ユーウー、リュウ・リンリン
『4:30(フォーサーティ)』 (2005/シンガポール、日本/原題:4:30)
~NHKアジア・フィルム・フェスティバルで上映済み
出演:シャオ・リユアン、キム・ヨンジュン
『15: The Movie』 (2004/シンガポール/原題:15: The Movie)
出演:ショーン・タン、メルヴィン・チェン、ヴィン・ソー、エリック・チュン
「ロイストン・タン短編集 」
2.長編作品
『Sandcastle』 (2010/シンガポール/原題:Sandcastle/沙城)~クロージング作品
監督:ブー・ジュンフォン
出演:ジョシュア・タン、エレナ・チア、ボビー・チェン、ン・ジンジン
『HERE』 (2009/シンガポール/原題:HERE)
監督:ホー・ツーニェン
出演:ジョン・ロウ、ジョー・タン、ヘーマング・ヤーダウ、アンディ・ヒルヤード
『アーミー・デイズ』 (1996/シンガポール/原題:Army Daze)
監督:オン・ケンセン
出演:エドワード・ヨン、シェイク・ハイカル、ケルヴィン・マーク・ヴァルギス
『青い館』 (2009/シンガポール、マレーシア/原題:The Blue Mansion)
~東京国際映画祭で上映済み
監督:グレン・ゴーイ
出演:パトリック・テオ、ルイーザ・チャン、リム・ケイ・シュー
『素晴らしき大世界』 (2010/シンガポール/原題:It's A Great Great World/大世界)
~アジアフォーカス・福岡国際映画祭で上映済み
監督:ケルビン・トン
出演:オリビア・オン、チェウ・チョーメン、シャン・ユン、イボンヌ・リム、
ジョアンヌ・ペー、ナンシー・シッ
『海南、潮州と白いブラ』 (2010/シンガポール/原題:When Hainan Meets Teochew/当海南遇到潮州)
~アジアンクィア映画祭で上映済み
監督:ハン・ユークアン
出演:リー・チョウミン、タン・ホンチェ、ヤオ・ヤンヤン
3.中・短編作品
「エリック・クー・ セレクション」
「インヴィジブル・シティ」
「シンガポール短編映画の十年」
「Sintok2012近作短編傑作選」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
【開催期間】2012年5月12日(土)より20日(日)まで
【会場】シネマート六本木(映画館)
【チケット】当日券@1,300円。
3回券@3,600円(劇場窓口とちけっとぽーとにて限定枚数販売中)
*3回券では、オープニング・プレミアとクロージング上映にはご入場いただけません。
「オープニング」と「クロージング」チケットを劇場とちけっとぽーと店頭にて前売販売中。ちけっとぽーとでは、チケット代金+送料をお振り込み後の配送、最寄り店舗でのお取り置きも可能です。
ちけっとぽーと 総合問合せ 03-5561-7714(平日のみ10:00~18:00)
シネマート六本木 03-5413-7711
<スペシャル・イベント>
5月12日(土)16:00-20:30
ロイストン・タン監督を迎えてオープニング作品『12Lotus』上映+スペシャル・イベント+シンガポール料理ディナー付きオープニング・レセプションを開催!チケット@3,500円。
*国や地域問わず民族衣装を着て楽しもう!がテーマです。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
cinetamaのオススメはまず『Sandcastle』。18歳の阿恩が徴兵に行くまでの期間を描いたもので、祖父母と暮らすうちに直面する老人問題を始め、ガンで亡くなった父の足跡を辿ることで見えてくるシンガポールの歴史など、様々な要素が盛り込まれています。特に、昔の映像を使った1960年代当時の青年たちの思想運動描写は、あまり知られていなかったシンガポール現代史を垣間見させてくれます。
それからもちろん、『歌え!パパイヤ』の続編『12 Lotus』ですね。そして、『素晴らしき大世界』もシンガポール映画界のスターがいっぱい出ていて面白いです。あ、香港のベテラン女優薛家燕(シッ・カーイン/ナンシー・シッ)も出ていますよ。
未見でどうしても見たいのは、ロイストン・タン監督の『15: The Movie』 と、シンガポール映画が復活を遂げてすぐの作品『アーミー・デイズ』。上映スケジュールを睨みながら、がんばって仕事を片づけているんですが、さて....。
「アーミー・デイズ」もスペシャルゲストの登壇にある意味衝撃を受けました。
「15: The Movie」は明日見に行きたいと思っているものの、地獄のようなこの3日間だったので、もうヨレヨレ状態。明日の昼頃までに回復するといいんですが。
来週も月~水が無間道じゃない、無間地獄状態なので、その準備にこの土・日も厳しそうな状況です。え~ん、Sintokさんゴメンナサイ。皆さんはせっせと見に行ってあげて下さいね。