アジア映画巡礼

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「ベトナム映画の新星  ファム・ティエン・アン 監督特集」

2024-06-10 | 東南アジア映画

昨年の第24回東京フィルメックスで、『黄色い繭の殻の中』(2023)が最優秀作品賞を獲得したベトナムのファム・ティエン・アン監督。彼の監督作である『黄色い繭の殻の中』と2本の短編を上映し、その後でトークが繰り広げられるイベントが6月29日(土)に行われます。フィルメックスで見逃した方、さらに深くファム・ティエン・アン監督の世界を知りたい方は、ぜひお運び下さい。なお、これは日本映像学会アジア映画研究会と映画美学校の共催となるので、アジア映画研究会のメンバーの方は無料となります。

 

ベトナム映画の新星  ファム・ティエン・アン 監督特集
A New Star in Vietnamese Cinema: A Special Screening of Films by PHAM Thien An
 
 
 会期:2024年6月29日(土) 
 会場:アテネ・フランセ文化センター アクセス
 料金:1プログラム:一般=1500円 学生/シニア=1300円 アテネ・フランセ文化センター会員=1000円
    2プログラム:一般・シニア・学生・会員共通=2000円
 主催:アテネ・フランセ文化センター 公式サイト
 共催:日本映像学会アジア映画研究会、映画美学校
 協力:福岡市総合図書館、東京フィルメックス、ムービー・アクト・プロジェクト
 作品提供:JK Film、CERCAMON
 
 
【概要】
近年活況を呈しているベトナム映画の新星ファム・ティエン・アン(1989年生)は、これまでに2本の短編映画と1本の長編映画を監督している。長編第一作『黄色い繭の殻の中』は、昨2023年のカンヌ国際映画祭でカメラドール(新人監督賞)を受賞。独学で到達したと言われるその個性的な映画言語は、アンドレ・バザン賞を受賞するなど世界的な注目を集めている。今回の特集ではファム・ティエン・アン監督の全作品3本を上映するとともに、トークを実施し、同監督の現在と未来の可能性について考えることとする。  
 
 
【タイムテーブル】
 作品上映
  14:00~『黄色い繭の殻の中』(178分/DCP/日本語字幕)*下は英語字幕版予告編
  17:30 ~『静黙』(15分/DCP/日本語字幕)+『常に備えよ』(14分/DCP/日本語字幕)
 トーク:四方田 犬彦(映画研究者、比較文化研究者)
     石坂 健治(日本映像学会アジア映画研究会代表)
 
 
INSIDE THE YELLOW COCOON SHELL trailer | BFI London Film Festival 2023
 

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