「過労とストレスですね。
職場環境要因はもちろんありますが…
お父さん、娘さんは真面目で手がかからない、いい子だったでしょう?
親御さんはじめ、まわりのの期待に応えよう応えようとここまで無理してきた側面があると思いますよ。」
診察室で主治医の先生が
当時20代前半のわたしの肩越しの
父親に向かってこう言った。
わたしが入院すると聞いて
急いで上京した父。
どんな表情でこの言葉を彼は聞いたのだろう。
こう思えるようになったのは
自分も親となり、40代半ばを過ぎ、
当時の父の年齢を超えたからということも
関係しているかもしれない。
(10年前もヒーリングのクラスのなかでも
同じ場面を思い出したことがあったが、この目線では見れていなかった。
映画に例えるとカメラワークが変わったような感覚にちかいかも…)
そして
20代当時のわたしはというと、
「先生、よくぞ言ってくれました…
ほんとうに、そうだったかも…」
って力なく目線を足元に落としながら
ちょっぴり
「ザマアミロ」
と思ってしまった自分に驚いていたのだ。
診察を終え病室に戻り、
父親と向き合って座る。
はじめてそこでわたしは父の涙を見た。
(つづく)
…なぜか唐突に始まった小説風味の記事ですが!また続きは後ほど更新しますね😊
なんだろこの流れは?まあいっか。
ではではまたー✨
さら
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