Yack you! Kenicky.

独居大学生kantiの好きなモノや日々のいろいろについて書き留めておきたい日記。現在非常事態宣言発令中。

今日の戦果

2006-01-31 22:30:57 | ほん・まんが
kantiの近所(とはいえ2㎞はあるかな)にある古本屋、「古本市場」とかいう名前なんですが、そこから正月にお年玉クーポンはがきが来ました。

額面なんと500円。

けっこうな額じゃないすか……!
使用期限は今年の1月いっぱい。そう、今日までだったんでした。
そんなわけで試験期間もものともせずに、古本屋へ出向いたkanti。500円つったら大変なことですよ。少なくともジャンプとかあの辺のサイズの単行本なら確実に一冊は買えるわけですよ。
で、今回買ったのがこちら。

・『ツナミックス』海野つなみ
・『ツナミックス2』海野つなみ
・『オゾン』麻生みこと

これだけ買って548円。クーポンと、ポイントが少しあったから払った額は実に18円!!(笑)
イヤな客だなぁ……

海野つなみさんが好きなのは昔から。確か『Telescope Diaries』から入って、『kissの事情』ですっかりやられた覚えが……
モノローグというか、登場人物の物事の感じかたがすごく好み。雰囲気は軽いんだけど、暗い部分もきっちり描かれたりしてるからおもしろい。
これはいままで単行本に収録されてなかった短編集でして、よくある恋愛モノ(なかよしに載ったんだからさもありなん、て感じ)から卵子の売買なんて重い(?)話まで盛りだくさんでしたー。(個人的に好きなのは『リフォーム父さん』)

これは前からいつか買おうと思ってたものだから今回みつけられてかなり嬉しかった(´v`*)まーそれがさらにほとんどタダだなんて嬉しくもなるわなー。


で、最近ちょっとおもしろいな、と思いだしたのがこの麻生みことさんの漫画であります。
えーと、確かLaLaDXに載ってた「ことのは」っていう話がおもしろかったんだわ。中国に書道留学(?)した先輩に後輩の女の子が習字で手紙を送る話だった。返事は朱墨で添削された自分の手紙で、先輩は隅のほうにちょっとだけ近況を書いてるだけなんだけど、女の子は墨の手紙と一緒に紅葉や銀杏の葉っぱ、使い捨てカイロなんかをいれて送り続けるの。

で、そのあとも「ことのは」っていうシリーズになって、毎回「言葉」に関係する話が何話か連載されてて。こういうオムニバス形式(って言うのか?)の話って大好きなんです。しかもどれも粒ぞろいで飽きなかった!

この『オゾン』は音楽モノ……?っていうの?バンドをやってる男の子2人がボーカルを探してて、通りすがりのパン屋(ロバのパン屋みたいな……あれ?これって全国共通?)の歌の声に一目惚れ(一耳惚れ)して、なんとかバンドに引き込もうとする。

これもおもしろかったけど、本編とは関係ない読み切りも良かった。男の人が実は普通にダメダメで(笑)。セオリー通りいかない、期待を裏切ってくれる話を書くひとですね。そういうの好きだわー。

でもってこのひとの話っていろんな雑誌で掲載されてるのね。
LaLaよりもっと上の年代向けの雑誌にも載ってたりして、話に幅がある感じ。最初は何となく苦手だった絵柄も、読んでるうちに慣れちゃったし。
これからほかのもたくさん読んでみたいひとであります。

まだ読んでないおもしろそうな本があるって、いいなぁ……しあわせな状態だ。

浅田次郎『蒼穹の昴』

2006-01-30 22:58:38 | ほん・まんが
ブックオフで100円文庫が大幅に品替えされてたときに買ったもの。そのうち読もうと思ってたんだ!
高校のころの友達が読んでて「おもしろい」って言っていたものです。その友達はおなごっさんなんですが非常に男らしく格好良かったのですよ……!(抵抗のある言葉だが単なる形容詞としてね。イメージとしてはターミネーター2のシュワ様。マッチョではなかったですよ。うん)
いまでも頻繁に連絡を取り合うほどに仲良くはないですが、妙に好きだったなぁ。格好良かった!



で、そんな『蒼穹の昴』であります。

浅田次郎は朝日新聞で『椿山課長の七日間』を読んだだけでした。ぽっぽやすら読んでないよ!映画も観てないし。
これがねー最近の中国歴史物ブームにハマって、すごくおもしろかったんでした!(´▽`)ノ



中国モノと言えば田中芳樹さんとこれくらいしか読んでないのに中国モノについて語るのもおこがましいんですが。
まず思想がおもしろいと思うのだよね。天命とか、日本よりもずっと先例が重要視されてるところとか。家臣の忠義とかな。日本の歴史モノでもそういうものは確かにあるのに、どうして中国モノのほうが好きなんだろう。時とあらば上司でも反論したり、いさめようとしたりするところでしょうか。で、天子様とかでも意外と受け入れちゃうのね。漢文でもそういうのよくやったな。

科挙みたいに能力があれば身分は問わなかったり、天子様だろうが何だろうが暴君は暴君としてきちんと後世に伝えられるところなんかも好きです。煬帝とかな。すごいおくりなだよな。

あとは宦官というオソロシイ制度があるところとかね。科挙とかもそうだな。中国四千年の歴史!ってよく言うけど(よく使われすぎてて今では逆に胡散臭かったりするけど)、やっぱり四千年て伊達じゃないよ。それだけの先達の上に成り立ってるものなわけだからね。
科挙制度や役職なんかも、細かく見ていくとそれだけでけっこうおもしろかったりするわけなのさ。



で、実際の『蒼穹の昴』中身の話。時は清朝末期、貧しい糞拾いの少年・春児(チュンル)が、近所の落ちぶれた占い師の予言を信じて都へ上り、そこで出世を目指す話……かな。
春児の亡き兄の義兄弟で科挙試験に挑む文秀や、無能な皇帝に代わって政を行う西太后とか、とにかく周りの登場人物もおもしろい。
特にこの西太后、老仏爺の本性がわかるあたりがなーすごくいいんだ!料理に虫が入っていたくらいでコックの足を折っちゃうような人なのに、中身はすっごいかわいかった……

[たいしたことないねたばれですけど、一応↓]
個人的に好きだったのは、やっぱり春児が宦官としての修行を積むあたりですね。老公胡同っていう病気になったり棒で打たれて体が不自由になった宦官たちが行き着くところがあるんですが、春児はそこで、様々な分野の有名だった宦官たちにありとあらゆることを教え込まれるんです。
[↑ここまでー]

そのあたりが一番好きだったな。昔は並ぶもののいなかった京劇の役者、黒牡丹とかね!師弟愛とかな……弱いんだよなぁ。京劇の荒事なんかは、その説明を聞いてるだけでおもしろいもんです。
昔は随一の料理人だった周先生が、今でも街の料亭でたまにその技を見せてやってたりとかね。で、代わりに食材を分けてもらうわけです。

中国歴史物ってなんか難しそうだけど、これはだいぶ読みやすいんじゃないかなーと思うのです。ある意味、田中芳樹さんのそれよりも読みやすいかも。
それにもう100円で手にはいるしね……(ノ∀`)゛

保険証をなくしました。追記

2006-01-30 15:53:18 | 日記
ふと今日冷静になって昨日の記事を見返してみたら。


すごいてきとうですね。(はよ気づけ)


そしてこれではどうすごかったのかがあまりに伝わらないと気づきました。
部屋で見つかったかもしれないじゃん。

そうじゃないんだよ!

もっと劇的だったんだよ!

そんなわけで、かなりのいまさら感・蛇足感をしたたらせながらちょっとだけ追記。





保険証はね……

コンビニで見つかりました。

「落し物」っていう箱の中からね。

忘れたと思われるのは2ヶ月前ですよ。しかも一度目に聞いたときには「ありませんね」って言われたんですよ。もう絶望ですよ。
それがなぜちゃんと手元に戻ってきたのか……! というかなり劇的な展開だったわけです。




よし。

マンゾク(´v`*)

保険証を無くしました。其の弐

2006-01-29 19:25:30 | 日記
みつかったけどね!

さて、なぜ「2」なのかというと……
見つかった興奮にまかせて記事書いてたら、なんかもうそれだけでスッキリしちゃってアップする気がなくなったからです。

無くしたことに気づく段階からみつけるまでの詳細な流れも全部書いたんですけど。
スッキリしちゃったからもういいや……(*´∀`)b
おそらく永久に「草稿中」のままだと思われます。

こういうことってたまにあります。
急にガーッとなにか書きたくなって、書き終わったらスッキリしてどうでもよくなっちゃう。

……排便と一緒?

まそんなわけで。
明日からはとうとう試験期間の最後の一週間です。
気張ろう。(しつこく排便ネタか)

いや、洗剤替えただけっスよ

2006-01-27 22:39:08 | 日記
木曜日に提出したレポートで、とりあえず一息つけます……

いままで試験とレポートが1日おき2日おきにぽつぽつとあったもんだからココロの休まる暇が無いったら。拷問でしたね。蛇の生殺し。

そんなわけで今日は一日めいっぱい遊んでやる!と意気込んでいたんですが……




結局部屋の掃除と溜まった洗濯で一日が終わりました。




せつないね。
(こんな漫画あったな)

ワンダとアグロと少女と巨像16体目

2006-01-26 22:37:45 | 日記
てなわけで、クリアしました!

おまえ試験期間中だろとかそういうツッコミはもっともなんですがね ええでもちゃんと勉強はしてますよ)


もはやねたばれしかない↓

あ、アグロが生きてたよう!

嬉しすぎる……エンディングがあれでも少しだけ救われるってものだよ……!始終足を引きずってたのが痛々しくって、それでもワンダを探そうとしているのがもうかわいくて仕方がないよ……
アグロがワンダを向こう岸へ放り投げて崖から落ちるところは何度見ても泣けてくる。

で、エンディングな。

・やっぱりドルミンはワンダを騙してた
・神官(らしき奴)とワンダ、顔見知り?
・ワンダはやっぱり顔色が悪い(ちょっとARMSを思いだした)
・巨神兵?!
・あれ?ICOと似てるなぁ
・少女とアグロは顔見知りだよねたぶん
あ、赤ん坊……?!

ICOとつながりそうなところがこんなにあるなんてびっくり。
えーと、つまりあれか?
ワンダに角が生えたのは「僕イケニエなんだ、角が生えたから」ってことか?
神官(らしき奴)が「生きてたらいいこともあるかもよ」みたいに言ったっていうのにはやっぱりICOにつながる布石ってことなのか。

てことは生き返った少女イコール霧の城にいた女王様、ヨルダの母親なのかーとかいろいろあるけれど、こういうつながりかたは個人的にすごくおもしろいなーと思う。
でもやっぱり生き返った少女と少しでもちゃんと対面して欲しかった。青年のワンダがね。
でもアグロが生きてて良かっ(以下略)


↑ここまで。

ICOのエンディングと同じ、カンペキに謎解きはされないけど、想像の余地を残したきれいな終わりでした。
いいゲームだ……!
2週目も色々楽しめそうだし、やっぱり自分でも絶対買うな。

貸してくれた友人には改めて感謝です(´v`*)

あーおもしろかったっ。

【映画】リトル・ダンサー

2006-01-24 23:10:52 | 映画
新春のなんとやらでやっていたのを録画しました。
ずっと観たかったんだ!

観ようと思ったきっかけは金城一紀さんの「SPEED」です。
このひとの本はものすごくて、読んだぶんだけじゃなくて、もっとたくさんのものが詰まっている。伝えたいことがありすぎて隙間からこぼれ落ちてるよーな。そんな勢いを持ってる本です。読み終わると走りたくなる!

で、現在出ているゾンビーズ・シリーズはどれも大好きなのよ。
このひとの作中にはものすごくたくさんの映画やジャズや本の名前が出てきて、そのうち観てみようと思っていた中のひとつが、この「リトル・ダンサー」なわけです。




炭坑で働く父と兄を持つ少年ビリーは、日々の習い事としてボクシングをやっていた。炭坑で働く人々は賃金や待遇の改善を巡って連日ストを行っている。
ある日、同じく習い事でクラッシックバレエの教室を見かけてから、ビリーはバレエに興味を持ち始める。



好きなシーンは、やっぱりビリーが踊ってるところ。特に
[以下反転→]怒ったまま道をずーっとずーっと踊っていくシーンや、お父さんの前でぶつけるみたいに踊るところ。お父さんの前で足を振り上げるところ!
あとは、ゲイの友達がビリーの手をジャンパーに入れるところとか。ビリーがその友達にチュチュをすすめるところとか。

[←ここまでー]

途中でまばたきしたくない。そんな映画でした。
録画しておいて良かった!きっとまた観るんだろうな。
以下その「SPEED」より、アギーのセリフ。一部抜粋。



「その主人公の男の子が初めから終わりまでやたらとぴょんぴょん飛び跳ねるんだよどうしてだか、わかるか?」


「跳躍は、自分がいる場所から出て行きたいって象徴なんだよ。伝統とか因習とか慣習とか、そんな自分達を縛りつけてるもんを重力に見立てて、バレエダンサーがそれに逆らってどれだけ高く飛べるかを観て観客は感動してたんだ  

ワンダと……あぁあぁああぁあ!!……巨像15体目

2006-01-24 22:34:09 | 日記
今までで一番苦労した巨像かもしれません。

なんっかいやり直したことか……だからプレイ時間には残らない。

先に進めないのはアプローチの仕方が悪いのか、それともアクションゲームが下手なせいか。
その辺の見極めが難しいので一度ドツボにはまるとなかなか抜け出せないんだよね。




次はとうとう最後の巨像だ……!

そして(そこへ向かう途中に)大変なことが。

どっどうしよう……!(半泣)

ひとりゆきあそび

2006-01-22 13:38:12 | 日記
サミシイ響きやわ………

それはそうとやってる本人は実に楽しんでたんですけど。
今回は頑張って写真のアップロードに取り組んでみました。
なーんだ、意外と簡単じゃん。(←食わず嫌いとかするタイプ)

朝起きてまだ雪が残ってはいましたが、そこら中からポタポタと溶ける音がするため、むしろ強迫観念をもって遊びました。
はよせな……! はよせな溶けてまうで!

そんなわけで、アパートのベランダで独り雪遊び。
使える雪の量は限られている。そんな限界状況の中で何をするか……!

まずビフォー。



まさにカマボコ(業務用)やね!
昨日の夜はもっともっさり感あふれていました。

で、手始めにカマボコ(業務用)に手刀を叩き込んでみたところ、冷たすぎて即「じょうたい:しもやけ」になりそうでした。
あーこりゃ困ったな。
ということで、


kanti は みずしごとよう の ゴムてぶくろ を 装備した!


これなら大丈夫です。なぜならこの水仕事用のゴム手袋(厚さ・中程度)には「しもやけ」状態を防止する特殊効果があるからです。

えーそんなわけでアフター一発目、作品ナンバー001は……



ゆきだるさんです!!

まずは基本でね。
迷ったときはまず基本から!だよね。

kantiが今まで経験したことのないフワフワ感を持つこの雪は、なでればツルツルになってくれます。うどんの国でよく降るギシギシもさもさ雪とは違うんですね!
雪って質の差がこんなにあったのか………と妙に感動。

で二発目、作品ナンバー002は、



うさこです!
葉っぱや南天の実なんて洒落たものはないので、すべてを雪で代用しました。
この冬の新しいスタイルです。
シンプルな美しさで、殿方を魅了しましょう。


そして、作品ナンバー003、最後の作品です……!












カマボコ。(一般販売用)

妙に ソ ッ ク リ です。

作った本人もビックリの、まさに自然が起こした奇跡。




と、ここまで作ったところでもはやだいぶ雪は尽きてしまいました……
名残は尽きませんが、朝ごはんも食べずに雪に挑んでいたkantiはおなかがすきました。そろそろ切り上げることにします。

では最後に。



夢の競演。

ダブル・キャスト………!!
(『ガラスの仮面』知ってますかみなさん)



以上、kantiのひとりゆきあそびでした(ノ∀`)゛
午前中はkantiの部屋のベランダは日陰なのでちょいと画像が暗いですが。
「野球犬日記」初の画像日記、お楽しみいただけたでしょうか。

なお、今回の日記を書くに当たって大変お世話になったとりさまには、そのうちなんらかの形でお礼させていただきます。

……カマボコとか?

もっさり雪

2006-01-21 21:56:02 | 日記
さてさて、デリバリー奥さん欲しいとか寝惚けたことを言っていたらですね、なんと今日既にテストの終わった友人がごはん作ってきてくれました(´∀`*)

パプリカがたっぷり入ったオムライスだよ……!

感動しました。

それなのにkantiは、



「てっきりカレーとか作ってくれるのかと思ったのに」



とかいう恩を仇で返すどころかナックルで返すような発言をしたわけで。

友人はちゃんとカレーを作ってくれたわけで。

そのくせ自分はその間ずっとレポートを書いていたわけで。



……なんかもうほんとすいませんでした。

kantiは幸せ者です(´v`*)






追記

カレーの材料を買いに行く途中ですらボスボス降っていた雪。kantiが自分で体験した中では最も厚く積もりました!(゜▽゜)ノスッゲー!!
10㎝は確実にあったなー。15㎝くらいかな?
スーパーの横の雪原で友人と二人遊びまくったよ!
浮かれて写真を撮りまくったけどいまだにどうやったらアップできるのかよくわからないよ!

今日はセンター試験の1日目でもあったんですよね。
受験生の皆様(というか主にkantiが心配しているあの人)は無事に試験を受けられたんでしょうか。
できれば、暖房が熱すぎないといい、と思います。