Yack you! Kenicky.

独居大学生kantiの好きなモノや日々のいろいろについて書き留めておきたい日記。現在非常事態宣言発令中。

【皇国の守護者 1巻】佐藤大輔、伊藤悠

2006-03-16 00:19:54 | ほん・まんが
めちゃくちゃおもしろい。

ずっと前から気になってはいたんだ。雪の中で伏せながらサーベルタイガーの頭を抱える軍人(今思えば新城と千早)の絵を見てからコレはおもしろそうかも、って思ってたんだ!

しかしながらkantiは新しくシリーズ物に手を出すときは、まず大抵中古で探して様子を見てからにする。けどこのシリーズは文庫も漫画化されたほうもいっこうに出てこなかったんだよね。まあだからこそやっぱり人気あるのかなーおもしろいんかなーとは思ったけど。

で、今回漫画版の1巻を発見しました(´v`*)
原作があるやつはまずそっちから、っていう自分ルールもあったんだけどもういいや……(えええ)


すっごいおもしろかった!
こりゃー明日2巻を定価で買うな(笑)。

話も絵もすごい好みだ。もともと戦争モノは(ちょっと抵抗もありつつ)中国モノブームと相まって最近好きだったんだけど。こういう智略戦の話は燃えるわー。

[↓以下、一応反転↓]
※携帯だと反転されないらしい。知らなかったよごめんなさい。
書いてみたらたいしたネタバレはしてなかったけど……絶対されたくない人向けだ。


サーベルタイガー(剣牙虎)がかわいいしかっこいい。絵が上手いからなおさら!人間をあまり信じてないふうな主人公(新城)が剣牙虎だけは心底信じてるってのもまた、なんか過去があるっぽくて楽しみなんだなー。
つーかここまで冷徹というか戦いを楽しむ人物を主人公に持ってくるっていうのはなかなか意外だったけどハマってるし。何より美形じゃないのがいい(笑)。
おっさんキャラがいい味出してるのも好きなポイントだ(´v`*)猪口曹長……死なないでくれよ……

『銀英伝』みたく「衆愚政治か賢帝による専制政治か」みたいなテーマではないけどやっぱり無能な軍人 有能な軍人、それぞれいろんなタイプがいて飽きない。有能な下士官が無能な上司に手こずらされる展開はよくあるけど、好きなんだよなぁ……おもしろいんだ。

敵軍の将が女、てのもまた新城と絡んできそうだし(*´∀`*)彼はヤンと違って上昇志向もありそうだから(てっぺんにはなりたくないかもしれないが)、ガンガンいってほしいものですね。

あと若い士官(西田少尉とか漆原少尉)とか登場人物の顔がたまに手塚治虫みたく見える。まあどうでもいいですが……。西田少尉の話のあたりではやっぱり、なあ……(ノД`)゜ 。色街のエピソードとか。ああいうの弱い。
剣虎兵にはそれぞれペアで剣牙虎がついてるって、またあざとい設定だよ。うん。こういうのにもよわいよ(笑)。

新城もだんだんと指揮する兵が多くなってきました。次の巻では千早とのエピソードがあるといいなー!いいなー!

[↑ここまで↑]

そんなわけで『皇国の守護者』、オススメです。

今日の戦果

2006-01-31 22:30:57 | ほん・まんが
kantiの近所(とはいえ2㎞はあるかな)にある古本屋、「古本市場」とかいう名前なんですが、そこから正月にお年玉クーポンはがきが来ました。

額面なんと500円。

けっこうな額じゃないすか……!
使用期限は今年の1月いっぱい。そう、今日までだったんでした。
そんなわけで試験期間もものともせずに、古本屋へ出向いたkanti。500円つったら大変なことですよ。少なくともジャンプとかあの辺のサイズの単行本なら確実に一冊は買えるわけですよ。
で、今回買ったのがこちら。

・『ツナミックス』海野つなみ
・『ツナミックス2』海野つなみ
・『オゾン』麻生みこと

これだけ買って548円。クーポンと、ポイントが少しあったから払った額は実に18円!!(笑)
イヤな客だなぁ……

海野つなみさんが好きなのは昔から。確か『Telescope Diaries』から入って、『kissの事情』ですっかりやられた覚えが……
モノローグというか、登場人物の物事の感じかたがすごく好み。雰囲気は軽いんだけど、暗い部分もきっちり描かれたりしてるからおもしろい。
これはいままで単行本に収録されてなかった短編集でして、よくある恋愛モノ(なかよしに載ったんだからさもありなん、て感じ)から卵子の売買なんて重い(?)話まで盛りだくさんでしたー。(個人的に好きなのは『リフォーム父さん』)

これは前からいつか買おうと思ってたものだから今回みつけられてかなり嬉しかった(´v`*)まーそれがさらにほとんどタダだなんて嬉しくもなるわなー。


で、最近ちょっとおもしろいな、と思いだしたのがこの麻生みことさんの漫画であります。
えーと、確かLaLaDXに載ってた「ことのは」っていう話がおもしろかったんだわ。中国に書道留学(?)した先輩に後輩の女の子が習字で手紙を送る話だった。返事は朱墨で添削された自分の手紙で、先輩は隅のほうにちょっとだけ近況を書いてるだけなんだけど、女の子は墨の手紙と一緒に紅葉や銀杏の葉っぱ、使い捨てカイロなんかをいれて送り続けるの。

で、そのあとも「ことのは」っていうシリーズになって、毎回「言葉」に関係する話が何話か連載されてて。こういうオムニバス形式(って言うのか?)の話って大好きなんです。しかもどれも粒ぞろいで飽きなかった!

この『オゾン』は音楽モノ……?っていうの?バンドをやってる男の子2人がボーカルを探してて、通りすがりのパン屋(ロバのパン屋みたいな……あれ?これって全国共通?)の歌の声に一目惚れ(一耳惚れ)して、なんとかバンドに引き込もうとする。

これもおもしろかったけど、本編とは関係ない読み切りも良かった。男の人が実は普通にダメダメで(笑)。セオリー通りいかない、期待を裏切ってくれる話を書くひとですね。そういうの好きだわー。

でもってこのひとの話っていろんな雑誌で掲載されてるのね。
LaLaよりもっと上の年代向けの雑誌にも載ってたりして、話に幅がある感じ。最初は何となく苦手だった絵柄も、読んでるうちに慣れちゃったし。
これからほかのもたくさん読んでみたいひとであります。

まだ読んでないおもしろそうな本があるって、いいなぁ……しあわせな状態だ。

浅田次郎『蒼穹の昴』

2006-01-30 22:58:38 | ほん・まんが
ブックオフで100円文庫が大幅に品替えされてたときに買ったもの。そのうち読もうと思ってたんだ!
高校のころの友達が読んでて「おもしろい」って言っていたものです。その友達はおなごっさんなんですが非常に男らしく格好良かったのですよ……!(抵抗のある言葉だが単なる形容詞としてね。イメージとしてはターミネーター2のシュワ様。マッチョではなかったですよ。うん)
いまでも頻繁に連絡を取り合うほどに仲良くはないですが、妙に好きだったなぁ。格好良かった!



で、そんな『蒼穹の昴』であります。

浅田次郎は朝日新聞で『椿山課長の七日間』を読んだだけでした。ぽっぽやすら読んでないよ!映画も観てないし。
これがねー最近の中国歴史物ブームにハマって、すごくおもしろかったんでした!(´▽`)ノ



中国モノと言えば田中芳樹さんとこれくらいしか読んでないのに中国モノについて語るのもおこがましいんですが。
まず思想がおもしろいと思うのだよね。天命とか、日本よりもずっと先例が重要視されてるところとか。家臣の忠義とかな。日本の歴史モノでもそういうものは確かにあるのに、どうして中国モノのほうが好きなんだろう。時とあらば上司でも反論したり、いさめようとしたりするところでしょうか。で、天子様とかでも意外と受け入れちゃうのね。漢文でもそういうのよくやったな。

科挙みたいに能力があれば身分は問わなかったり、天子様だろうが何だろうが暴君は暴君としてきちんと後世に伝えられるところなんかも好きです。煬帝とかな。すごいおくりなだよな。

あとは宦官というオソロシイ制度があるところとかね。科挙とかもそうだな。中国四千年の歴史!ってよく言うけど(よく使われすぎてて今では逆に胡散臭かったりするけど)、やっぱり四千年て伊達じゃないよ。それだけの先達の上に成り立ってるものなわけだからね。
科挙制度や役職なんかも、細かく見ていくとそれだけでけっこうおもしろかったりするわけなのさ。



で、実際の『蒼穹の昴』中身の話。時は清朝末期、貧しい糞拾いの少年・春児(チュンル)が、近所の落ちぶれた占い師の予言を信じて都へ上り、そこで出世を目指す話……かな。
春児の亡き兄の義兄弟で科挙試験に挑む文秀や、無能な皇帝に代わって政を行う西太后とか、とにかく周りの登場人物もおもしろい。
特にこの西太后、老仏爺の本性がわかるあたりがなーすごくいいんだ!料理に虫が入っていたくらいでコックの足を折っちゃうような人なのに、中身はすっごいかわいかった……

[たいしたことないねたばれですけど、一応↓]
個人的に好きだったのは、やっぱり春児が宦官としての修行を積むあたりですね。老公胡同っていう病気になったり棒で打たれて体が不自由になった宦官たちが行き着くところがあるんですが、春児はそこで、様々な分野の有名だった宦官たちにありとあらゆることを教え込まれるんです。
[↑ここまでー]

そのあたりが一番好きだったな。昔は並ぶもののいなかった京劇の役者、黒牡丹とかね!師弟愛とかな……弱いんだよなぁ。京劇の荒事なんかは、その説明を聞いてるだけでおもしろいもんです。
昔は随一の料理人だった周先生が、今でも街の料亭でたまにその技を見せてやってたりとかね。で、代わりに食材を分けてもらうわけです。

中国歴史物ってなんか難しそうだけど、これはだいぶ読みやすいんじゃないかなーと思うのです。ある意味、田中芳樹さんのそれよりも読みやすいかも。
それにもう100円で手にはいるしね……(ノ∀`)゛

ARMSの

2005-12-08 22:57:56 | ほん・まんが
アルと隼人の掛け合いが好きだったんだなぁ……とふと気づいた。




大人になって大学教授なアルが、隼人の技を習得して(笑)生徒の頭をこづいてたのがもう!嬉しいんだよな!
本編でいつもさりげなくそのへんにいるアルでしたが、ARMSのなかではみょーに好きなヤツでした。

最近ジャンプよりサンデーのほうがおもしろいと思ってしまうkantiでした。

なるしまゆりさん原画展

2005-11-29 19:32:24 | ほん・まんが
行ってきたぜぃ!

kantiにとってなるしまさんは1、2を争うほどに好きな漫画家さんです。
(ちなみに争ってるのは藤田和日郎さんです)
kantiはまんが大好きですが、「この作者さんの漫画ならどれでも胸を張って好きだと言えるぜ」っていうほどの漫画家さんは滅多にいません。だからなるしまさんはわたしにとってかなり貴重なかたなのでした。

そして。

高田馬場でありましたよ原画展。
関東に住んでて良かった……っっ。
と珍しく思いました。
そのへんのことは公式サイトさまで知ったんですけどね。日記がいつもおもろいんです。

今回の原画展は、このたび2巻が発売された『鉄壱智』です。
しかも、原画展と一緒にサイン本も販売!

ウワーたのしいよー効果音は紙を貼ってたんだ!とか、あの効果はこんなふうにして描いてたんだ、とかもうたのっしい!

原画展大満足でした。

問題は。

サイン本だよ……

そりゃね、欲しかったさ。
けど………



1巻と2巻の2冊セットじゃ買う気にならないのさ。



これひどくない?
kantiはちょっと納得いかなかったよ……

なるしまさん大好きな人は、1巻も既に発売と同時に定価で買ってるわけで。
2巻が出たのもすごく嬉しくてさ。
喜び勇んで買いに行ったのに……

1巻はもう持ってるんだ。
さすがにもう1冊定価では買えないよ……

そんで「なにこのまんがー。サイン本だってー。セットになってるけどちょうどいいやー買っちゃえ☆」みたいな人にとっては好都合かも知れないが。
ファンにとってはちょっと……な仕打ちではないかと思ったんだ……
まあ本屋さんがしたのかなるしまさんがしたのか出版社がしたのかはわからないけれども。
ちょっと、配慮に欠けるんじゃないかと思ったんだよ。


それはそうと12/3には『少年魔法士』13巻が登場です。
こちらもサイン本を同じところで販売するみたい。
………。

まさか13冊セットなんてこたぁあるまいな。

まさかね。

楽しみです。

まさかね。

『おおきく振りかぶって』 第5巻!

2005-11-22 21:03:10 | ほん・まんが
でたよー!

ほんとは10/24に出るはずだったのに……先月それだけを(ちょっと嘘だが)楽しみにしてたkantiとしては失意の日だったわけよ。
そして今日だ!

あああやっぱりわたしこのまんが大好きだ!

kantiは高校野球大好きなんで、1巻が出てすぐの時に賭けで買っちまいました。
もちろん結果は充分すぎるくらいだったんだけどな!

このまんがは高校野球見ててどきどきしたり「ぐわー」って気持ちになったりするのはもちろんのこと、実際に野球を見ているのとは違うおもしろさがあると思う。

ぶっちゃけkantiは高校球児がこんなにいろんなこと考えながら野球やってるとは思ってなかったもんね。

相手のデータを取るとか。
ひとりひとりにけっこうジンクスがあるとか。
配球とか、リードとかキャッチャー理論とか。
スライディングしなくていいときに声かけることとか。

そういうおもしろさをキッチリ丁寧に書いてあるから、今までの高校野球まんがとは違う感じがする。

んで、本編には入りきらないくらいの細かい設定とか、だからこそにじみ出る世界観のしっかりした感じとか容量の多さとかが好きな人は、絶対気にいると思うんだ。

※てなわけで、以下5巻のネタバレです。
嫌な方はご注意!(反転しました)


阿部君が良かった………(笑
普段好きなのは?って聞かれたらそらもう花井キャプテン(坊主に眼鏡)なんですけど(非常にわかりやすい)、今回は阿部君だなー!
彼は設定が設定ならもっとガラの悪い一匹狼なカンジのキャラだったんじゃないだろーか……(笑
でもこのメンバーでそれは無理なんだね、たぶん。
西浦にはなんかいいヤツしかいないっていう、ここだけはちょっとリアリティないなーと思ってしまうところでもあるんだけど……(まあ新入生が入れば違ってくるかも)
こんなメンバーに、特にあんなピッチャーに囲まれてたらそれも無理な話だろうね。

その阿部君がウッカリ泣きそうになったりするんだもん!
慌てて隠す阿部君がかわいいなぁとね……
(高校生をかわいいとか言ったりする時点で何かが壊れるような気がするのはわたしだけだろうか)
「感動してる場合じゃねぇ」ってかんどうしたのか阿部君……!(笑
こういう突っ張った性格のヤツのモノローグとかを放っとかないでしっかり書いてるのがイイ!たのしい!

あと、気のせいかなーなんかみんなたくましくなってる気がする。特に阿部君が。(今回そればっかりやな)
体付きっつーのか……意識して書いてるのかな。なんだか1巻の最初より身長も伸びてそうだ。
でも、たぶんきっと2年に上がって3年まで書いていくんだろうから、そのうち身長や体格の変化なんかは絶対変わっていくんだろうな。ここまで設定細かいまんがだもんな!
田島がどこまで背伸びるのか楽しみ。でも花井を追い越しちゃったらつまらないなぁ。とにかく花井君はチーム内で一番背が高い選手、でいて欲しい。
そして彼にはぜひHRを打てる強打者に成長して欲しいです。


で、肝心の試合。
ここ読んでるよーな人は知ってるだろうけど、埼玉県予選の初戦の相手は、去年甲子園に行った桐青高校です。もちろん普通なら新設校なんか相手になんないくらいの強豪だ。
でも、かなりいい感じに食らいついてる。
やっぱりデータの収集って大事なんだなー。あとはモモカンの的を射た練習メニューとか……?
モモカンといえばモモカンも謎の人だよな。
連載が長く続けば詳しく語られるんじゃないだろうか……そんなんも楽しみ!

ただやっぱり桐青は弱小と思って油断してたから、今のリードはそのへんに負うところが大きい。ここからどんどん桐青が本領発揮してきそうで、後ろからどんどん追っかけてきそうで怖いんだー!
でも楽しみなんだー!

kantiがこのまんがを好きなのには、ひとつに超高校級能力が出てこない、ってとこもあります。呪いで腕が上がらないとか。悪球しか打てないとか。帰国中に飛行機がハイジャックされて試合に遅れるとか。グリップで球打つとかね。

もちろんそういうぶっ飛んだのでスキなまんがもあるんだけど。
(kantiは殿馬君が好きです)
だから、主人公であるチームとはいえ、まだ1年だし、「まんがなんだからたぶん勝っちゃうんだろーな」っていう安易な予測がたてられない。
先が読めない漫画は大好きです。



そんなわけで、続きが非常に楽しみであります。
特に本誌派じゃないしね……立ち読めないよアフタヌーンは。

次出るのはいつかなぁ。
早くて春だな、たぶん……

有名どころ

2005-10-31 18:30:28 | ほん・まんが
ってやつに抵抗感があります。昔から。
流行りに乗るよりも我が道を行きたいというか。

だからとても流行っているものには敢えて近づかなかったりするひねくれものです。
まあ流行っているということは、やっぱりそれなりにどれもおもしろいところはあるんだろうな……と最近はやや認める方向に傾きつつあったりしないこともないんですが。

何を言いたいのかというと。

……『フルーツバスケット』と『ハチミツとクローバー』という漫画を読みました!(メッチャ有名どころ)
ってことです。どっちもおもしろかった……(笑
かなり今更な感もありますけどね。特に前者。


あーでもおもしろかったんだよ!
……『フルーツバスケット』はこれからだんだんドロドロしてきそうで怖いんですけど。
あーなんかすごい笑ったな(笑
こういうシメるとこはシメるんだけど普段はものっそいギャグまんがっぽいノリは好きだなー。モゲタとかさー「モゲッ ター!」とかさ……
同じようなノリの『金色のガッシュ!』とかもkantiは大好きです(笑)。イタリアの英雄とか大好きですよ。「チチをもげ!」とかね、ほんと大好きですよ。

そしていきなり
>narumiん
『フルーツバスケット』についてこないだnarumiんが言ってたことがやっと理解できたよ。
確かにな……そんな感じだね。
でもアレは最初から決まってた設定……?なのでは。

でもすごいラストが気になるんですけど……これは大丈夫なの?!なんかドロドロのまま終わったりしないよね?!



そして後者『ハチミツとクローバー』もすてきでした……山田さんがすきだ。
で、いぬがメッチャかわいいの。(そこかよ)
タロウとかイソジンとか西園寺ミドリちゃんとか!丸っこくてふわふわしている。(ちょっと違うのも混じってるよ)

大学!ってかんじがする。貧乏独り暮らし!ってかんじで。
ここまでじゃないけどわかる!わかるよこういうノリ!(笑

少女漫画なのに、なんか甘いばっかじゃなくていいな。
普通の少女漫画に「ボッファー」とかいう効果音出ないよね!(爆笑

いま大学生だからこんなにおもしろく感じるのかな。わかるから。
高校生のころに読んでも同じ感想を持ったかしら。
こっちはまだ3巻までしか読んでません。

しかも深夜にアニメがやってたのを偶然見て気になりだして、でもそれが実は最終回だったんだよ!てなことになったりしてつくづく遅いですが(笑



どっちも、いいお話でした……!
ってどっちもまだ完結してないけどな(笑
気になるじゃんか……どうやって終わるのか。
おはなしにとって終わりかたは大事だよ、それまでの出来も左右されちゃうくらいにね。

どっちも、貸してくれた友人にそれぞれ感謝だ!


有名どころじゃない(とkantiは思う)大っっ好きな漫画っつったら、あれだなやっぱ。

幸村誠『プラネテス』(いまのところ全4巻?) モーニングKC

もっともっと読まれて欲しい本だと思う。
そしたらきっと世界はもうちょいマシになると思うんだ。



(あ、でもやっぱ有名になっちゃったらちょっと寂しいかも……)(どっちだよ)

大奥すげーおもしれー

2005-10-30 21:56:03 | ほん・まんが
華の乱じゃないほうね。(笑
(こっちもドロドロっぷりがおもしろいらしいのでいっぺん見てみたい気もする。小池栄子がスゴいらしい。どうすごいんだろうね)


よしながふみ『大奥』白泉社 第一巻

であります。
よしながふみさんの漫画はなんか好きで、見つけたら大抵読むようにしてます。『西洋骨董洋菓子店』から入って、『フラワーオブライフ』とか『愛すべき娘たち』とかね。なーんか好きなんだなぁ……
セリフもなんかところどころ気持ちいいし、話もありきたりじゃなくて先が読めないから嬉しい。

で、今日ブックオフで見つけて買ったんですけどね。
すげーおもしろかったよ。
(なんかいつもこれしか言えないってどうよ……もうちょっとボキャブラリーがさぁ……もっとこう……さぁ……)


(※これ以降またしても軽いネタバレがあるやもしれませんので、嫌な方は読むのをお控え下さい)












なんつーかね、最初雑誌で見かけたときはボーズラブ(誤植ではない)かと思ったんですわ。だって大奥にいるのは全員男なんだもん……
よしながさんってそういうのも書いてるしね。まあそれでもいいやと思って買ったんだけど……ボーズラブは正直ちょっと勘弁してくれと思うほうなんだがよしながさんの漫画はそれでもおもしろいから、読む。
(kantiはお話がおもしろければボーズラブだろうがエロだろうがグロかろうが何でも読みます)

でも今回読んでみて、それが杞憂だったとわかりました。
普通に男女のラブストーリーだった……(ある意味)
そして あーそういうことね……男大奥が作られた理由ってのは。

で、まあ深くは説明しないけど将軍のほうが女な訳ね。
時は八代将軍吉宗の時代、質素倹約目安箱で知られた米将軍です。
女だけど。

で、またこの吉宗のきっぷのいい性格にやられちゃうし、身分は低いが将軍に絶大な信頼を寄せられている側仕え、とくればもう……
すごい好みな感じがにじみ出てるわけですよ(笑

いいねぇ、見事なお裁きだし、女の子の泣き顔の美人なこと!ええまんがやわ~。
さらにそれだけに終わらずに、そんな大奥が出来上がった成り立ちにもまたなにやら秘密がありそうだったりするのでした。

てなわけで、続きが楽しみなのでございますよ!
ええ買い物でした。

アルスラーン読みたい。でもない。(古本屋に)

田中芳樹さんブーム

2005-10-26 17:44:34 | ほん・まんが
到来中です。にわかに。

今日も既に読んだはずの『銀河英雄伝説』を大学の図書館で1時間ほど読んでましたよ……イゼルローン攻略あたりを読みたくなって。
うちの大学のうちの学部図書館にはこの『銀英伝』と、『アップフェルラント物語』(だけ)があります。

ちなみに昨日のタイトル、「Frisch,frei,frohlich!!」はその『アップフェルラント物語』からです。「フリッシュ、フライ、フレーリヒ!」
「元気、自由、快活!」というドイツ語。なんか音がいいのだー。
(くどいがkantiはドイツ語選択である。)

夏休みにもその流れで『風よ、万里を翔けよ』と『ラインの虜囚』(ミステリーランド)を読んだけど、おもしろかったでー。

いまは『アルスラーン戦記』がすっごくすっごく読みたい。
こないだ『英雄譚』という雑誌があって、「田中芳樹と藤田和日郎の対談!」という記事に魅せられて衝動買いしたんす。
(藤田さんはkantiの最も尊敬する漫画家のひとりだ)
それに『アルスラーン』の紹介がされててね。
すっげーおもしろそうだったー。

あと三鳥殿が「田中芳樹さんはやっぱ戦記物がイイ!」って言っていたのでにわかに気になりだした……!読みてー!
もう買おうかな……でも最近家計がな……



田中芳樹さんの本は覚えておきたくなるようなイイ言葉の宝庫で、しかも出てくるキャラがみんな魅力的なんだよな。

ふつうの世界では、いろんなな人格の人がいて当たり前だし、それぞれの人々が自分の思惑で好きに行動してる。
こんな考えたら当たり前のことは、本のなかの世界でももちろんそうであって、本には書かれなくても、本当はたくさんの人はがいろんなことを考えて、それぞれに動きまわってるはずだよね。
田中芳樹さんはその書き分けがすっごい上手くて、いっぱい出てくる登場人物の、その人格を一人一人丁寧に個性的に書くことができるわけさ。
同じ悪役でもそのタイプは様々で、読んでてほんと飽きないんだよね。

『銀河英雄伝説』も、いつか必ず揃えたい本であります。
今日晴れてたらチャリんこで図書館に行ったんだけどなー。