この間からカロライナジャスミンばかり取り上げていますが
この花は毒があって口にしたらとんでもないらしい。
だからか蜂が2匹ほど🐝飛んでいたけれど、これだけ満開だというのに
あれから見かけません。
生き物はよく知っているのですね。
2階の窓から撮ってみました。
他所さんのブログには、ご自宅のお庭で育てていらっしゃる
いろんな可愛いお花の鉢植えや、ご近所の珍しいお花を揚げていらっしゃる方も。
我が家のバラの鉢植えでは、蕾が膨らんでいるのもあって
そろそろ開花するのでしょう。
これは「ひなげし」?
どこからか種がとんできたのか、門の前に咲いていたこともあり
今朝は木瓜の花のそばで咲いている「ポピー」?
「ポピー」は「ケシ」の仲間らしく、この一重のお花は「ひなげし」?
昨年の今頃、どういうわけか牡丹が、蕾もつかず開花もありませんでした。
でも今年は3輪も開き出しています。
以前は白いのもあったのに、いつの間にかこの薄紫だけになってしまいました。
寒い冬から解放されると、可愛いお花が開き出し、小さな声で
そして大きな大輪のお花も歌い出し「春の歌」があちこちから聞こえます。
今こうして記事を書いている私のすぐ鼻先に、カロライナジャスミンの
爽快感のある香りが漂ってきます。
今朝は「寒の戻り」の肌寒い風が吹いていますが
もう少し早い季節を詠っている与謝野晶子の「初春(はつはる)」という詩を
思い出しました。
林光さんが曲にされていて歌ったことがありました。
そのフレーズが面白いです。
ひよどりが枝に留まって積もっている雪を揺りこぼして、枝枝で甲高く啼く。
木陰にはすでに鶯もきて、雪みずの小さな流れに、反り返る自分の姿を映し
「ちちっ ちちっ」と啼く。
この鳴き声を「はるですわね はるですわね はるですわね」と言い表していて
なんと上品なこと!と思った与謝野晶子の詩。
「初春(はつはる)」(与謝野晶子 詩)
ひがむ きみじかなひよどりは
こずえのゆきをゆりこぼし
えだからえだへかんだかに
いてつくふゆのふえをふく
それをきく
わたしのこころもはりさけるよに
それでもこかげのしずえには
あれ もうあいらしいうぐいすが
ゆきげのみずのこながれに
かるくそりうつ みをうつし
ちちとなく ちちとなく
そのささなきはひくくても
はるですわね はるですわね はるですわね
こずえのゆきをゆりこぼし
えだからえだへかんだかに
いてつくふゆのふえをふく
それをきく
わたしのこころもはりさけるよに
それでもこかげのしずえには
あれ もうあいらしいうぐいすが
ゆきげのみずのこながれに
かるくそりうつ みをうつし
ちちとなく ちちとなく
そのささなきはひくくても
はるですわね はるですわね はるですわね