12月17日、風もなく暖かい日になりました。
カンムリカイツブリの捕食の撮影にチャレンジした前回は空振りだったので、リベンジのためにレイクタウンのレイクを訪れました。
カンムリカイツブリは、日本最大にして最も首が長いカイツブリです。
すっとして、様子がいい。カイツブリの仲間は、カンムリカイツブリに限らず、私は何となく引かれます。
強風の前回と打って変わって水面も穏やかで、やってくれそうな予感がします。
※これ以降、お魚さんにはかわいそうな写真ばかりが続きます。ご容赦ください。
パクリとくわえて浮上してきました。
エラやヒレが引っかからないように頭から飲み込みます。
どっこいしょ。
もうひと息。
ごっくん。いただきました。
この後、カンムリカイツブリもかなりテンションが上がってました!
この日は運よくもう1羽の捕食現場も撮ることができました。
こちらはかなり大きい魚で、捕らえてはみたものの相当難儀しておりました。
魚はボラの仲間でしょうか。
最初のカンムリカイツブリとは別の個体ですが、魚の重みで体全体が沈んでいるのが見てとれます。
魚も必死で抵抗します。
この後、一度逃げられて、慌てて潜水して再度捕らえてきたのにはビックリしました。
魚が大分弱ってきたところを飲み込みにかかりますが、あごが外れているように見えます。
まるでペリカン。
飲み込むほうも必死で、かなり動き回っており、こちらから徐々に遠ざかっていきます。
そ~れっ。
あ、よいしょ、もうひと息。
大物を食してからしばらくの間は荒ぶる心が見てとれましたが、落ち着いた後は羽づくろいをしながらのんびり水面を漂っていました。
魚には残酷なシーンばかりでしたが、これも自然に生きるものたちの姿だと思います。