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千歳山研究所

ふるさとの名山、千歳山に思いをはせる野鳥写真初心者

スピッツさん 「スパイダー」

2012年01月07日 | スピッツ

「スパイダー」は1994年10月に発売されたシングル。B面は「恋は夕暮れ」です。

アルバムは「空の飛び方」に収録されています。

 

Wikiによると、ライブの盛り上げ役として定番化しているとのこと。

早速You Tubeで「スパイダー」のライブを見ましたが……

まずまずの盛り上がりっていうところでしょうか。

草野さんのギターはマーティンD-45でしょうか。すさまじくいい音で鳴ってましたね。

ちなみにお値段は、マーティンのHPによると120万円だそうです。

  

 

この歌は、分類すればラブソングということになるのでしょうが、

かなり屈折しているように思います。

 

君はとても可愛くて、ピアノも弾けて、清潔さの漂う聡明な子。

僕はずっとひとりぼっちで、だけどいつか自分にも恋人が

 できたらいいなって思ってた。

 

そんな僕は、君の何気ない言葉とかしぐさで一遍に君のことを好きになってしまった。

君は僕の心にハート型のライターで恋の炎をつけてしまったけれど、

もちろん君にはまったくそんなつもりはなかったし、僕の気持ちを知るよしもない。

 

僕にしてみれば、それはないんじゃないのと、ひとの心に火をつけておいて、

あとはまったく僕のことなんか眼中にないなんて。

 

そこで僕は一念発起、君に猛アタック。

あることないこと、ウソもマコトも織り交ぜて君に接近、

ついに君の心を自分に向けさせることができた。

ブラウスを汚す、とっておきの嘘をふりまくとは、

こういったことを指すのではないでしょうか。

 

「こがね色の坂道」はアニメ「きまぐれオレンジ☆ロード」で使われた曲に

同名のものがあります。

歌詞の内容は、片思いの女の子がこがね色の坂道を好きな人と歩きながら、

私の思いを感じて、お願い、何か話してよ――という切ない恋心を歌ったものです。

 

いや、もちろんこのアニメの曲と関係があるかどうかはわかりません。

しかし、スパイダーの歌詞の流れとしては合うのかなという気がします。

 

最初に片思いしていたのは僕のほうだけど、その恋心を隠して君に近づき、

やっとの思いで今度は君を片思いにすることができた……ということでしょうか。

 

恋の坂道で加速したら二度と戻れない。

さあ、ふたりでこの坂道を駆け下りよう。もっともっと愛を深めよう。

 

「君を奪って逃げる」というのは、実際に駆け落ちして

  ふたりで逃避行を続けるということではなくて、

君の気持ちをもっともっと僕にくぎづけにしてみせる、ということではないでしょうか。

 

「力尽きたときは そのときで笑い飛ばしてよ」って、聞いてるこっちも

脱力感で半笑いになりましたけど。

 

 

いまだにマニュアル車に乗っているので、登りの途中で前が詰まらないことを祈ります。

おしまい

 



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