千歳山研究所

ふるさとの名山、千歳山に思いをはせる野鳥写真初心者

遠征先の田んぼにて

2017年05月24日 | 野鳥

 ネット情報を頼りに田んぼ遠征に行ってきた。

実を申し上げれば、私は十数年前までこの近くに住んでいて、自転車でサイクリングロードをよく走ったものでした。なので土地カンはあって、大きな田んぼが広がっていることは知っていたのです。しかしながら当時は野鳥には全く興味がなく、今考えればもったいないことをしたなと思わずにはいられません。

 

まずはアカガシラサギ。

初めて見ました。ゴイサギより一回り小さいくらいでしょうか。

サギ類の特徴である悠然とした飛び方です。

大きなカエルを捕まえました。樹上でお召し上がりになったようです。

食後、竹林でお休み。凜としています。

 

 

 

こちらはネズミを握りしめて飛ぶチョウゲンボウ。巣に運び込むのでしょうか。

いつなもがら猛禽は気がついたら通り過ぎているパターンで、いいお姿をおさめられません。

 

 

次はタマシギ。こちらも初めてお目にかかりました。

とはいえ、距離がある上に羽色が土に溶け込んでいて、見つけるのが非常に困難です。

真ん中をドーンと拡大してみると・・・。

これがタマシギのオスです。どうやら抱卵中らしいと、近くにいたおじさんが教えてくれました。

オスが抱卵する珍しい鳥ですが、メスに比べて格段に地味なのはそのためというわけですな。

正面から見ると宇宙人。

 

こちらがタマシギのメスです。オスの写真と同様に遠くて絵になっていませんが、また次に期待しましょう。

それにしてもけったいなお姿をしております。ヘタウマな鳥の絵のような、マンガ的とでも言えばいいでしょうか。

 

 

 

これはウズラシギと思われます。単独でのんびりと食べ物を探していました。

 

 

 

最後はカッコウ。

喉をふくらませて、よく通る声で鳴いています。

図鑑にはカッコウ、ホトトギス、ツツドリの見分け方が2ページを割いて描いてありましたが、こちらは「カッコウ、カッコウ」鳴いてましたので間違えようがありません。

 

 

田んぼは私有地であり、農作業をされている方の迷惑にならないように最大限の注意を払って撮影しなければなりません。

それを肝に銘じて、また近々訪れてみたいと思います。


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