本当に冤罪ですか? 高知バス×白バイ衝突死亡事故について考えるBLOG

偶然たどりつた掲示板で「あれ?!」と思った事故について。高知の今を考えるBLOGです。

バイク乗りの意見 冤罪じゃない!

2008-05-19 11:00:23 | 冤罪ではない!
高知バス×白バイ衝突死事故に対する一般のバイク乗りさん達の意見

○あの視認しやすい白バイですら「バイクは全然見えていなかった」と言う運転手は、一般のバイク・ドライバーにとっても潜在的な脅威
白バイ乗りにはお悔やみを。

○俺も昔こういう感じで事故ったことがある。
60Kくらいで一般道(50K制限)を走ってたら、路地からワンボックスに道をふさがれ、対向車もいたため、転倒しながらわき腹につっこんだ。

○亡くなった白バイ警官って、技能大会の上位なんだって?
一般的ライダーよりも確実に腕はあったはずなのにねえ。
バイクって乗り物の危険性を改めて思い知らされた感じがして切ない。

○俺も車に突っ込んだ事あるな。
右直事故。
直進しようとしたら、対向車線で右折待ちしてた車が急に動き出して道を塞ぎやがった。
運転手「見えてませんでした」だと許せん。

現行の道交法上では
わき道から出てきた車と優先道路を走行していた車が事故やった場合は、わき道から出てきた車が悪い
それは、車と歩行者とが事故やると問答無用で車が悪い事になるのと同じ。
まして、この事故では、わき道から出てきて右折しようと優先車両を塞ぐ大型車両のバスと直進のバイク。

この死亡事故(人身事故)で、バスの運転手が冤罪(無罪)を叫ぶなんて間違えている
一般のバイク乗りさん達の意見は、こんな感じでした。
私もその通りだと思います。

なのに、ネットで白バイで検索をかけたら、
バス運転手本人と支援者がいたるところに「バス運転手は冤罪(まったく罪がない、無罪)」と主張しています。
あなたは、どう思いますか?

*このバスは1年半で2件の死亡事故に関わっているそうです。
また、バス運転手は、平成12年12月以降に交通違反を2回犯しています。

亡くなった警察官は、ひたちなか市で開かれた全国白バイ安全運転競技会の団体2部で全国優勝を果たしたメンバーの一人だったそうです。

あなたは、どう思いますか?
「冤罪(無罪)」をネットで街中で叫び続けるバス運転手側をどう思いますか?
・・・私は、絶対に冤罪じゃないと思います!

バス運転手には交通違反歴が・・・

2008-05-19 00:37:53 | 白バイ隊員と運転手
高知バス×白バイ衝突死亡事故について調べていて

バス運転手には交通違反暦があることがわかりました。
ネットで見つけた裁判の記録にはこうあります。

被告(バス運転手)は、平成12年12月以降、交通違反暦2回を有しており交通法規に対する遵法精神が希薄である

加えて、被告人は、不合理な弁解をして責任を免れようとしており、真摯な反省の情に欠けている。


そして、いま、バス運転手側は、その高松高等裁判所の判決に不服とし
ネットで「冤罪(自分にはまったく罪がない)」と声高に主張しています。

一市民として、こういう死亡事故の、まして大型車両のハンドルをにぎっていた人が「自分は冤罪(まったく罪がない)」というコトにすごく違和感を感じました。

そんな違和感から、ネットでいろいろ調べているうちに裁判の記録にたどり着き頷きながら読みました。

また、これもネットで調べてわかったのですが。
このバスは1年半で2件の死亡事故に関わっているそうです。

高知バス×白バイ衝突死亡事故とは?

2008-05-19 00:19:33 | 高知バス×白バイ衝突死亡事故とは?
2006年03月04日 高新より

3日午後2時半ごろ、吾川郡春野町弘岡中の国道56号で、県警交通機動隊の巡査長(26)=が運転する白バイが道路左側のレストラン駐車場から出てきたバスと衝突。
巡査長は胸を強く打ち、高知市内の病院に運ばれたが胸部大動脈破裂で約1時間後に死亡した。

バスに乗っていた乗客にはけがはなかった。
土佐署はバス運転手を業務上過失傷害で現行犯逮捕。
業務上過失致死容疑に切り替えて調べている。
同容疑者は「バイクは全然見えていなかった」と言っているという。

現場は荒倉トンネルの南約300メートルの片側2車線の見通しの良い直線。
巡査長の白バイは高知市方面に向け通常走行していたとみられる。
バスは土佐市方面へ向かうためレストラン駐車場から対向車線へ入ろうとしていたという。

白バイはバスの右前部に衝突しており、巡査長はバスをよけようと右側にハンドルを切ったが、よけ切れなかったのではないかとみられ、同署が詳しい事故状況を調べている。

巡査長はこの日午前8時半ごろから高知市や周辺市町村をパトロール中だった。

県警によると、同巡査長は県内の高校を卒業後、11年4月に巡査として採用され、13年4月から交通機動隊白バイ隊員として勤務。
昨年10月に茨城県ひたちなか市で開かれた全国白バイ安全運転競技会の団体2部で全国優勝を果たしたメンバーの一人だった。


※一高知市民としての私の考え
この事故について、運転手支援者は「冤罪」を主張しています。
私には、その感覚がわかりません。
冤罪とは、罪がないのに、疑われたり罰を受けたりすること。無実の罪。ぬれぎぬ。
「―をこうむる」と辞書にあります。
周防正行監督の映画「それでもボクはやってない」のようなケースが冤罪なのです。
この事故に、冤罪と言う言葉をつかうのはおかしいと私は思います。

例えば、この事故で、あなたの大切な人が、この亡くなった警察官だったらどうでしょう?
この事故を、運転手側に「冤罪だ」と言い立てられたらどうでしょう
冤罪、えんざい。
運転手にはまったく罪がない。無実。ぬれぎぬ、だと思いますか?

その理屈で行くと、周辺市町村をパトロール中に殉職した白バイ隊員が100%悪いということになりませんか。
国道の優先車線を大型車で塞ぎ、「右側を見ていなかった」運転手に過失はないのでしょうか?
まして、白バイ隊員はバスの下に巻き込まれるような形で死亡しています。
なのに、白バイ隊員だけが悪いというなんておかし過ぎです。

例えば、この事故で、あなたの大切な人が、この亡くなった警察官だったらどうでしょう。
私はまったく関係ない第三者ですが。
もし、この亡くなった警察官が私の家族だったらと置き換えて考えただけで・・・ぞっとします。

亡くなった人の名誉を酷く傷つけられているようで、とても悲しいだろうと思います。
軽々しく使われる冤罪という言葉は、亡くなった人を傷つけ、残された家族をも傷つける刃物のような言葉だと私は思います。

この事件については、運転手側が一方的に流布していることも、私には信じられません。
なぜなら、そこにはがあるからです。
バス運転手は、「バイクは全然見えていなかった」といっていたのに。
声高に叫んでいた警察の捏造説の旗色が悪くなると白バイ高速で訓練中説に切り替え?
「白いバイが時速120kmでバスに突っ込んできたのを見た」と裁判で主張していたそうです。
自分の都合だけで「見てない」を「見た」に変えような人を私は信用できないです。