ちまいずむ

私の乳がんの闘病日記

休養

2007年12月09日 | Weblog
テレビで乳ガンをを題材にした連続ドラマを観る。

主人公の気持ちが判るだけに涙が止まらなくなった。

術後、主人公が鏡の前に立って傷を確認する場面があった。
私も主人公と同じように鏡の前に立った時の感情が蘇って辛くなる。

はぁ~…もう頑張ると言っていたそばからへたり気味。
来週の予告で再発を匂わせるシーンが有ったから。

私も完治ではないから人事ではない。

麻酔で意識が無かった時ってやはり寝ている事になるのかな。

手術中、私は夢を視た。
どんな夢だかは忘れたけれど、夢の中で呼ばれ目を開けたら手術が終わって後片付けをしている最中だった。
私を呼んだ看護士さんに第一声に
「ありがとうございます」
と言った後
「麻酔かかってても夢を視るんですよ」と言った覚えがある。

痛いとかじゃなくて初めて知った発見が嬉しくて言いたかったんだけど…。
能天気さがそんな時でも炸裂して今思い出すと恥ずかしい。
その後また眠りについて親に呼ばれて再覚醒した。
術中喉にチューブが入っていたらしく声を出すと喉が痛く、声がハスキーになっていたのに気付いてこの時ビックリした。

時間が経つとドンドン記憶が鮮明になるんだよね。
他に考える事がないからかな。
思い出してもあまり面白くないんだけど…。