えんじゃけん

尊敬していた方の死

今日、郵便受けを見ると喪中のお知らせの葉書が入っていました。
一体誰からかな?と思って見ると、なんと、年賀状を出した相手が亡くなったという知らせの葉書でした。
初めは信じられなくて、何度も見返してしまいましたが、やはり、本人が亡くなったとのことでした。
その方とは普段付き合いがある訳ではないのですが、ずっと昔、10年ほど前に日本画教室でお世話になった先生でした。まだ、若い方だったのですが、志がとてもいいなと思う方だったんです。その方自体、若手の日本画家として活躍されている傍ら、日本画を広めようと、かなり良心的な価格で教室を開かれていたんですよね。
私は毎週行くのが苦になりやめてしまいましたが、その先生はずっと続けられていました。付き合いはないものの、応援したい方だったので、年賀はがきはずっと出していたんです。もしかしたら、また、お世話になるかもという気持ちもありました。
しかし、それも叶わなくなってしまいました。
一体、どうして亡くなられたのかはわかりませんが、人っていうのは、本当にいつ、命がなくなるのか分からないものだなと思わされました。
今更ながら、もっとお話したかったなと思ってしまいました。
もう、会えないのかと思うと、本当に残念に思えて仕方ありません。

今という時。
今だからできるという時。
それを逃すとこの先できるっていう保証はないのだなと思いました。
自分の命だって、一体いつまでかなんてわからない。
突然の事故で失うことだってある。
死はいやだけど、どの人にも起こり得ること。
今は自分の死はあまり実感は湧かないものの、それでも、徐々に変化していく体に自分もいつか終わるんだろうなという思いが横切る。
後残りの命で何ができるのだろう。
自分の命をどこまで生かすことができるのだろう。
そして、どこまで、世のため人のために活かせるのだろう。
いつも毎日、仕事だけで精一杯な自分。
家に帰るとほとんど何も出来ずに寝てしまうほど疲れてしまう自分。
ただただ時間に流されている自分。
もっと、タフな自分になりたいものです。

今、このブログを打っているとももが近くに来て、「にゃ〜」と鳴き、膝上に乗ってきました。励ましてくれているのか?
今日は、素敵な生き方をしていた方、尊敬していた方の死にショックでしたが、その方のように、志を高く持って生きていきたいなと改めて思います。
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