えんじゃけん

屋久島の旅(その2)~1日目~

■一日目(2008年8月23日(土))
「屋久島一周ドライブ」

■08:05発JAL 羽田空港→鹿児島空港(09:50着)
■10:20発JAC 鹿児島空港→屋久島空港(10:50着)


JALからJACに乗り換えの場合は荷物をそのまま空港会社の方で
移動してくれるので楽です。
座席は2列が両サイドにあるタイプで小さい飛行機です。

レンタカーを借りる。

空港の駐車場付近にある観光案内所でバスの往復権を買う。
何のバスかというと、夏休みの期間中(8月1日~31日)に、
縄文杉荒川登山口は一般車両乗り入れ規制がかかるからです。

<規制区間 町観一荒川線入口(荒川三叉路)~荒川登山道>

ですので、一般車で行く場合は、屋久杉自然観前駐車場まで
車で行き、そこに駐車して、バスに乗って登山口まで行きます。

<屋久杉自然観前駐車場~荒川登山口>
往復で1,500円(3才~小学生800円)
片道で800円(3才~小学生400円)

バス乗り場で買うことも出来ますが、ここであらかじめ買って
おくこともできます。
また、ここで、屋久島についてのいろいろ便利な資料をくださったり、
屋久島の情報を教えてくださったりするので、初めての場合は
まず寄ることおすすめ。
バスの時刻表もくれます。


屋久島観光案内所

空港より島を海沿いに時計と反対周りに一周することにしました。

■12:00 宮之浦にて昼食

昼食のあと、しばらくしてからものすごい雨が降ってきました。
雨で視界が見えなくなるくらいの激しい雨です。
打ち付ける雨!といった感じでした。



■13:00 うみがめ館

亀の赤ちゃんが保護されて育てられていました。
その他に、海がめについての資料や標本などが飾られていました。
この海がめ館の近くに「永田いなか浜」という浜があるのですが、
ここが海がめの産卵地として有名なんだそうです。
7月くらいが産卵の季節のようです。
8月がその卵が孵る時期なんだそうですが、赤ちゃんは夜中に、
砂の中から出てくるらしく、なかなか観ることはできなんだそうです。
資料を読んでいて知ったことなのですが、亀の赤ちゃんは、
明かりのあるほうへと寄っていく習性があるらしく、近くで薪を
していると火の中に飛び込んだり、民家の明かりがあると、海のほうへ
いかずに、民家の方へ行ってしまったりするんだそうです。
それで車にひかれる亀もいるそうですよ。
この浜には、赤海がめと青海がめが産卵に訪れるらしく、
赤海かめの方が沢山くるんだそうです。
今は大切に保護されている亀なのですが、昔は、その亀の卵を食べたり、
売ったりして、生活の支えになっていたそうです。

うみがめ館を見ている間に少し雨が弱まったので、車に戻り、
次へと移動しました。



■14:00 屋久島灯台

次に屋久島灯台に行きました。
灯台につくと、雨が丁度やみました。
残念ながら、灯台には上がれませんが、灯台の周りから見る
風景がとてもよかったですよ。


灯台付近からの眺め1


灯台付近からの眺め2
海の上に何もありません。

灯台を見終えると、またパラパラと雨が降り始めました。
慌てて車に戻り、次へと向かいます。



■西部林道

道が一車線になります。
木に囲まれ、とても気持ちのいい道です。
対向車がくると、少したいへんではありますが。
ここでは、沢山の鹿やサルが見れました。
あとで知ったのですが、ここは、世界遺産に登録されている地域だそうです。
島の中で唯一、車で通れる世界遺産地域なんだそうですよ。
一応、屋久島の鹿やサルは名称があります。
鹿は屋久鹿
サルは屋久サル
本土のものよりも小柄なんだそうです。
鹿は毛質が本土のものよりも黒く、
サルは手足が黒なんだそうです。
そして本土のサルよりも毛深いのだとか。
あと、両者ともとってもおっとりしています。
車が通ろうが、人が近寄ろうが慌てて逃げるなんてことはありません。
ゆっくりゆっくり離れていくか、
あるいは、まったく逃げないものもいます。
道路の真ん中にいることもあるので、運転は要注意です。



■15:00 大川(おおこ)の滝

ここの滝は、これまた後で知ったのですが、滝のふもとまで近寄っても
OKな場所なんだそうです。
道が一応あるので、そこから出なかったのですが
どうやら、岩をつたって滝の付近まで行っていいそうで。
私たちが見に行ったときは誰も道から出る気配がなかったので、
出なかったのですが、これから行かれる方は足元に気をつけて是非。



■15:40 湯泊温泉

雨がやみました。
屋久島の中で唯一水着を着て入っていい、海岸沿いの温泉です。
ほかは裸で入らないといけないんですよね。
入口のところに箱が合って、そこに100円を入れるようになっています。
一応、入口手前に更衣室あります。
お店屋さんもあります(海の家のようなお店)。
足湯もありました。
私たちは足湯の方だけ入りました。
足湯は温めでした。
お風呂の方はいい湯加減でした。
誰も入っていませんでした。
お風呂は男女同じ風呂で、真ん中に低い敷居があって、それで
男女を分けているだけでした。




■16:30 千尋の滝

とても大きな滝です。
これは展望台から観るようになっています。
水しぶきが水が落ちる上のところまで上がっていました。
岩のくぼみを落ちる滝なんですが、
この岩、花崗岩という岩で一枚岩なんですよ。
おおきさは400m×200mあるそうです。
大きいですよね。

また、この滝の展望台の付近からモッチョム岳の登山口があります。
この登山口から頂上まで3kmなのに、210分もかかると
書いてあり、・・・つまりはそれだけハードな登山道って
ことなんですけどね。


これは下の道路からみたモッチョム岳です。
写真右側の細く飛び出た山がそうです。
見るからに険しそうですよね。
モッチョム岳・・・名前が惹かれます。
かわいい名前ですよね。



■18:00 宿到着(ペンション シーフォレスト・・・宮之浦付近)

晩御飯は飛魚のフライでした!
羽や頭の部分も食べても大丈夫だよと宿の人に言われました。
「羽の部分が特に美味しいから」
食べてみると、確かにパリパリしていて美味しかったです。
この宿では宿泊一日目のお客さんには飛魚を出しているようです。
島の代表的な食べ物なんでしょうね。



■21:00 就寝


屋久島の旅(その3)~2日目~につづく

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