竹心の魚族に乾杯

Have you ever seen mythos?
登場する団体名、河川名は実在のものとは一切関係ございません。

ソフトグラス2号 (2)

2007年01月09日 12時37分24秒 | 番外編「湖」
その後、名人クラスの人からちょっとしたアドバイスがあり、餌付けを工夫したところ急にアタリが出るようになった。工夫というのは餌をつける際にはさみでカットせずに、指先でちぎるというものだ。そしてなるべく小さくつけるのだ。はさみでカットすると餌に鉄分の匂いが残るようで、この方法は効果てきめんだった。餌を小さく付けるのは、よく分からないが、何度も何度も餌を打っていると水の中が濁ってくる。水の透明度をなるべく維持した方が魚が餌をより早く見つけることができるような気がする。今日は比較的水が濁っていたのかもしれない。話によると、透明度が高ければ、ワカサギは降りてくる餌を途中ですでに見ていて、目の前に来るとすぐに近付いてくるそうだ。
餌付けの工夫によって、それまで30秒ぐらい掛かっていたのが、仕掛けを降ろしてから20秒ぐらいでアタリが出始めるようになった。一般的には餌を大きくした方がアピールするのだが、今日は逆だった。どんな釣りでもそうだが、何事も盲点というものがあるなと感じた。
そして魚を釣っても釣ってもアタリが途絶えるということがなくなり、ポツポツと数を伸ばしていった。やがて周りの人たちが徐々に帰り始めた頃、急に活発に当たるようになった。明らかに大きな群れが来たと感じたので、今度はわざと激しく餌を揺すって活性の高い魚から掛けていく作戦をとった。これが作戦成功、入れ食いモードに突入した。途中ダブルもあったが、だんだん釣れてくる魚が小さくなり最後にはメダカサイズとなって終了となった。竿も硬く針も大きかったので、回遊してくる魚のサイズがもうちょっと大きければと悔やまれた。

帰りにちょっとしたアクシデントがあり、吹雪の中、たいしたことないと帽子を被らずに作業していたのだが、その後で猛烈な頭痛と吐き気に襲われた。以前にも1度そういうことがあったのだが、脳卒中や脳溢血はこういう時になるんじゃないかという気がして恐ろしかった。骨折ぐらいなら笑い話でも済むが、脳の病気は生死に関わるし、仕事を続ける上でも差し支えが出てくる。最悪「釣り禁止令」が出てもおかしくない。北風が強い日の屋外での作業には、帽子は絶対に被るようにして欲しい。竹心の周囲にも実際に病院に救急車で運ばれ、治癒したが障害が残ってしまった人がいる。

解禁間もない穴釣りでもっと簡単に釣れると思ったが、意外と難しかった。魚はキュウリの匂いがして食味の方も抜群だった。
ワカサギ24尾。自作ソフトグラス60cm、アンタレス+夢屋スプール、PE 0.3号、船宿オリジナル仕掛け、紅サシ。

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